若造は 青きをつけば さからひて うそをてらひて 低きににげる
*前から言っているように、インスタグラムでは、本物の芸術家を探しています。時に気に入った作品があったりすると、歌をさしあげています。
反応は少ないが、結構気に入ってもらえているようだ。きれいに詠うとまたことのほか喜んでくれる人がいる。そういうことは、インスタグラムの写真を見ればわかるのです。
人の心をごまかすことはもうできない。
これはそのうちで、少々よろしくない芸術家にさしあげたものですね。最初に別の歌をさしあげたのだが、それに反応して返ってくる心がいけなかった。それでまたこう詠んでみたのです。
まあ意味はわかると思うので訳しませんが、まだ勉強のできていない若造は、よくこういうことをしますね。
若造というのは、この世界での実年齢を言うのではありません。霊魂の世界での魂の習熟度を言います。実際、この歌を差し上げた人は、わたしたちが共有しているこの存在よりはこの世での年齢が上らしいのだが、しかし心は子供のようだ。
子供と言っても、無垢とか無邪気だとかいう意味ではない。まるでわかってはいないという意味だ。それなのに実に高い芸術家として有名になっている。
自己活動はほとんど自分ではやっていません。ほかの霊がやってくれている人生に、本霊は乗っているだけです。なんとなくうまくいく自分の人生を、本霊はながめているだけなのです。それなのにずいぶんと偉そうな反応が返ってくるので、表題のような歌を詠ったのです。
本人に伝わったかどうかはわかりませんが、けっこうきついことを詠っているのに、表向きあまりきついことを返してこないところを見ると、どういうことかはわかっているようだ。
もうごまかしはきかない。嘘は通用しない。すべて見破られていく。
ずるいことで自分の人生を儲けていた馬鹿者たちは、これからどんどん正体を暴かれて、落ちていくでしょう。