Toshiが行く

日記や趣味、エッセイなどで描く日々

娘からのプレゼント

2023年06月18日 20時07分47秒 | エッセイ


18日の父の日。ちょっとしゃれた箱に入った菓子が届いた。
配達伝票を見ると、長女と次女の連名だった。
「言葉だけで良いのに……」とお礼を言いながらも
「プレゼントをしてくれるなんて」心中は相当に嬉しかった。
早速、妻にもおすそ分けして2人でいただいた。
もちろん、おいしいに決まっている。

       

2人の娘は、幾つになったろうか。
長女には一昨年社会人となった女の子と、
大学院に通っている男の子がいる。
次女の方には大学生3年生の一人娘だ。
孫の年齢をみれば、娘は何歳かと言わなくとも、
2人とも立派なおばちゃんである。

それほどの年齢だから、もうとっくに「親離れ」しており、
自分たちの世界を築いている。
対する親の方はなかなか「子離れ」できず、
そんな親心に任せて子どもの世界に迂闊に立ち入ろうものなら
鬱陶しがられ、時には冷たくあしらわれて寂しい思いをさせられる。

       

特に男親は哀れなもので、
そんな年齢になった娘に対する術を見つけきれないのが常だ。
2人とも福岡市内に在住しており、
車だと30、40分で行き来できるのだが、
格別な用事がなければ会うことはほとんどない。

長女は自宅でネット通販会社を営んでおり、
妹である次女がそれを手伝っている。
親にすると、姉妹が仲良く一緒に
仕事をしている姿を見るのは何よりのことである。

さらに2人の娘には感謝しなければならない。
言うまでもなく、合わせて3人の孫を
私たち祖父母に抱かせてくれたことである。
孫のかわいさは言うまでもない。
その成長を楽しみに余生を送る。
これこそ他に代えがたい最高のプレゼントである。

ありがとう。あなたたちも幸せに。



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