1978年にアジェンダを立ち上げて以来、バローロにクリュの概念をいち早く取り入れたのは、ルチアーノ・サンドローネその人なのだ。
そしてここのフラッグシップであるクリュ『カンヌビ・ボスキス』は、むしろバローロ全体のフラッグシップともいえる。
その香りと味わいは極めてブルゴーニュ的であり、その深みとバランスはともすればブルゴーニュのグランクリュをも連想させるのだ。
で、今回の『ラ・ヴィーニェ』であるが、このワインはクリュ至上とは打って変わって、異なる4つの畑のワインをブレンドさせて造るという、いわばバローロの伝統的なスタイルの醸造法といえるだろう。
標高、土壌、畑の向きなどが異なる4つの産地の相乗作用が、さてどんなあらたなサンドローネを造り上げるのか?
当方としても、このブレンド・ワインは初めてだったので、実に興味深く飲ませてもらった。
まずもって、精緻な味わいと豊かな香りに驚かされるが、エレガンスの中にも豊潤さと複雑性は見のがさず、もし同じヴィンテージであれば、ボスキスよりも今ならこちらの方が飲み頃だと思う。
それにしても、他のバローロには無い品格と東洋風のイナセな香りは健在で、青いエティケットならずも、サンドローネは感じ取れるのだ!
やはりこの造り手、傍らに取りおくべきワインではあると思う。
そしてここのフラッグシップであるクリュ『カンヌビ・ボスキス』は、むしろバローロ全体のフラッグシップともいえる。
その香りと味わいは極めてブルゴーニュ的であり、その深みとバランスはともすればブルゴーニュのグランクリュをも連想させるのだ。
で、今回の『ラ・ヴィーニェ』であるが、このワインはクリュ至上とは打って変わって、異なる4つの畑のワインをブレンドさせて造るという、いわばバローロの伝統的なスタイルの醸造法といえるだろう。
標高、土壌、畑の向きなどが異なる4つの産地の相乗作用が、さてどんなあらたなサンドローネを造り上げるのか?
当方としても、このブレンド・ワインは初めてだったので、実に興味深く飲ませてもらった。
まずもって、精緻な味わいと豊かな香りに驚かされるが、エレガンスの中にも豊潤さと複雑性は見のがさず、もし同じヴィンテージであれば、ボスキスよりも今ならこちらの方が飲み頃だと思う。
それにしても、他のバローロには無い品格と東洋風のイナセな香りは健在で、青いエティケットならずも、サンドローネは感じ取れるのだ!
やはりこの造り手、傍らに取りおくべきワインではあると思う。
Luciano Sandrone Barolo Le Vigne [2011] / ルチアーノ サンドローネ バローロ レ ヴィーニェ [IT][WA94][赤]価格:11340円(税込、送料別) (2017/6/24時点) |