ピエモンテを拠点とする『イタリアワインの帝王』アンジェロ・ガヤが、トスカーナのボルゲリに所有するアジェンダが『カ・マルカンダ』。
その醸造所で造られる赤ワインは3種で、それはプロミス、マガリ、そして表題のカ・マルカンダとなる。
説明するまでもなく、このカ・マルカンダこそ、このアジェンダの赤のフラッグシップ・ワインとのことなのだ。
ボルゲリだけに品種はメルロにカベルネ・フランなど。
しかしながら、そのワインのスタイルはボルドーを地で行く右倣えの代物ではない。
この地の、そうボルゲリの、凝縮性の中にも類稀なる芳しさと優しい味わいのエレガンスを感じるのだ。

2000年はややレストラン向きの年ではあるが、熟成にも耐え、美しい熟成曲線を描きつつ、この味わいに昇華したようだ。
白檀やオールスパイスに焙煎珈琲、フルーツはスタイリッシュで後腐れ無し。
そして有るところには充分に有る細マッチョぶり。
これはさすがにボルドーでは見つけることが出来ない、ボルゲリならではの味わいだと思う。
最近とみに思うのは、隠し置いたトスカーナの旨いことったら半端じゃないわけで、洋食で肉を食らうならば、ボルドー系よりもイタリアワインに目が向いてしまうのはワタクシだけなのだろうか?
その醸造所で造られる赤ワインは3種で、それはプロミス、マガリ、そして表題のカ・マルカンダとなる。
説明するまでもなく、このカ・マルカンダこそ、このアジェンダの赤のフラッグシップ・ワインとのことなのだ。
ボルゲリだけに品種はメルロにカベルネ・フランなど。
しかしながら、そのワインのスタイルはボルドーを地で行く右倣えの代物ではない。
この地の、そうボルゲリの、凝縮性の中にも類稀なる芳しさと優しい味わいのエレガンスを感じるのだ。

2000年はややレストラン向きの年ではあるが、熟成にも耐え、美しい熟成曲線を描きつつ、この味わいに昇華したようだ。
白檀やオールスパイスに焙煎珈琲、フルーツはスタイリッシュで後腐れ無し。
そして有るところには充分に有る細マッチョぶり。
これはさすがにボルドーでは見つけることが出来ない、ボルゲリならではの味わいだと思う。
最近とみに思うのは、隠し置いたトスカーナの旨いことったら半端じゃないわけで、洋食で肉を食らうならば、ボルドー系よりもイタリアワインに目が向いてしまうのはワタクシだけなのだろうか?