瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

■心を専一に

2004年12月07日 | 瞑想日記
いつも駅から職場までの間を自転車に乗っているときサティを心がけているが、充分できているとは言えない。今日はいつもよりも思考へのサティと感覚対象へのサティとをそれぞれはっきり自覚していた。ということは、思考にも確実にサティが入っていたということだ。

自転車に乗っているとき以外でも、他愛もない思考が起こっては消えていくのを眺めていることが多かった。その泡沫のような他愛もない思考の連続が「自我」の実体なのだろう。さらに少しでも多くの時間を「他愛もない思考」に気づいていこうと思う。

最近「うっかり」しての物忘れが多い。歳のせいもあるかも知れぬが、しかしそこに「気づき」の不足があるのは確かだ。日常的な些細な行為一つ一つを自覚的に「気づき」をもって行っていれば「うっかり」も少なくなるはずだ。「うっかり」何かを失敗してしまったら、そこに「気づき」がなかったことを確認しよう。

日々の仕事をするとき、それな何であれ心を専一に注いで「はっきりと目覚めて」行うこと。心が統制のきかない思考にのっとられずに、一つ一つの行為に自覚的な心を注ぐこと。
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