瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

ヴィパッサナー合宿アップ

2004年12月11日 | 瞑想日記
2004年★ヴィパッサナー瞑想合宿レポートⅠをアップすることができた。校正や割付をしながら、夏の合宿の静けさをしきりに思い出していた。夜が明ける直前、開け放った窓から注ぎ込まれる鳥の鳴き声とせみしぐれの合奏。その中でシーンと静まり行く座禅。その感覚が懐かしくよみがえってきた。
また、あの静けさのなかに入っていけることを、からだが待ち望んでいる。
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ヴィパッサナー瞑想合宿

2004年12月11日 | サイト更新管理
◆夏のヴィパッサナー瞑想合宿レポート
グリーンヒル瞑想研究所での夏の合宿のレポートは、旧ダイアリーの方に書きっぱなしで、サイトにアップしていないが、前半の部分は若干の整理をしてまとめたので、今日中にアップできるかも知れない。アップできたら、ここでもお知らせしたい。自分で書いた内容をある程度忘れたところで読み直して見ると、瞑想への「期待」感が強すぎて、そういう自分の状態にサティが入らず、「瞑想に拒否される」状態になっているところ、四苦八苦しながら徐々に妄想の団子状態から脱していくところなど、意外と面白かった。正直に書いているので、あの時の自分の状態がよみがえってくる。それを人様が読んで、どう感じるかは予想がつかないが。

後半は若干まとまりが悪く、分かりずらい部分があったと思う。かなりの整理が必要だろう。遅くとも、暮れからの合宿に参加するまでには、後半もアップしたい。

◆更新の予定
その他、サイト関係で更新したいと思っていることなど、いくつか書いて見る。

まず、「覚醒・至高体験の事例集」に事例を追加したいと思いつつ、なかなかできていない。予定しているのは、ケン・ウィリバーが『ワン・テイスト』の中で語っている自らの瞑想体験だ。

もう一つは、プロティノスの事例を他のいくつかの資料を参考にして改訂すること。また、高史明氏の事例を、もう少し引用を増やして充実させること。その他にも、いくつかやりたいと思っていることはあるのだが。
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期待する心に

2004年12月11日 | 瞑想日記
朝、40分どの瞑想、夕方25分の瞑想、それぞれに深まりを感じる。やはり朝の瞑想は条件が良いのか、静まりが深い。時々家族のものが出入りしたり、妻に話しかれられたりするのはいたしかたない。現実には、若干のいらつきや怒りはあるが、それはそれで、それに反応する自分の心をしっかりとサティすればよい。

ブッダのヴィパッサナー瞑想の「今日に一言」に次のようにあった。

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12/11(土) 「…どうしても妄想が止まらないんです」
 「止めようとしないで、『サティを入れても妄想が止まらない状態』とサティを入れてください。
 止まってもいいし、止まらなくてもいいのです。どちらもただの状態だから、そうなんだ、と確認を続けていくのです」
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こうして、あるがままの状態をサティしていくことは、ヴィパッサナー瞑想にとってもっとも大切なことなのだが、哀しいかな、人間は様々な期待をするようにできているので、期待した状態に至らない自分をついつい否定してしまう。その結果、何度も何度も同じ失敗を繰り返す。だから、こういう言葉を読むたびにハッとして、「そうだった」と思い直す。私も何度も、そんなことをやってきた。

平成16年12月25日~平成17年1月3日まで、八王子のグリーンヒル瞑想研究所でまた10日間の瞑想合宿に参加する予定である。正月はちょっといろいろな意味で厳しいかなと思っていたが、運よく参加できることになった。否が応でも、また期待が高まっている。そんな自分の気持ちも、またたんたんとサティしていこう。

妻が出勤だったので掃除をしたり、洗濯物を干したりもしたが、生活瞑想のほうは、ほとんどサティができていなかった。「サティができていない」とすらも。
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