瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

「いま」に責任をとる

2009年05月18日 | 瞑想日記
◆エックハルト・トール『Stillness Speaks: Whispers of Now』(訳書は、『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え』)より

Ultimately you are not taking responsibility for life until you take resuponsibility for this moment---Now. This is because Now is the only place where life can be found.(P42)

「結局のところ、この瞬間に――「いま」に責任をとらないかぎり、あなたは自分の人生に責任をとっていないのだ。「いま」こそが人生が発見される唯一の場だからだ。」

「いま」に責任をとるということは、「いま」に絶対的な重きを置くということだろう。たとえば、自分の命があと10時間しかないと知ったらなら、「いま」は絶対的な重さを持つ。「いま」が、かけがえのないものとなる。しかし、私たちの日常的な意識にとっては、「いま」は未来へと向かう手段に堕してしまう。

日常的な意識に生きる私たちにも可能なことはある。ハッとわれに返ることだ。思考に埋没している自分に、そのつど気づくことだ。そのつど気づき返すことによって「聖なるいま」を自覚することだ。

そして、もう一つは日常的な意識に埋没してしまう私を、一瞬でもわれに帰らせてくれる言葉に接することだ。
コメント (1)
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