瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

忘れかけていたことを再発見

2010年06月01日 | 瞑想日記
4月からは土日のほか、火曜と金曜は出勤しないので、原則として起床時に、30分から40分瞑想をしている。ここ数日、心随観を中心に行うようになった。もちろん腹の動きへの集中をベースにしてはいるのだが、雑念が沸いたら、それを「思考」とラべリングしてすぐに腹の動きに戻るのではなく、思考の性格を的確に表現するようなラべリングをするよう心がけている。たとえば、先日の飲み会のことを思い出していたことに気づいたら「楽しさ」とか「充実」とかラべリングする。そしてまた腹の動きに戻る。そこでのある会話に思考が向いたら、それについての気づきを「自己満足」などとラべリングする。

私は、自分の心の動きを観察するということは、瞑想を始める以前から、ずっと行ってきた。とくにそれを文章に表現することで確認し、気づきを深めるということが、いわば「得意分野」だった。だから瞑想の中でも、その得意なところでもっと瞑想を深めていきたいと思ったのだ。

そんなことは昔から分かっていたことなのだから、なぜ今頃という感じもしないではないが、瞑想をしていてあまり進展を感じないので、自分なりに工夫をしているうちに、忘れていたことを再発見したという感じだ。このブログにも、かつては、自分の心の動きを観察しての気づきを毎日のように書いていた。それは自分にとってとても大切なことだったはずだ。自分の深いところから出てくる欲求であったはずだ。だからこそ、瞑想そのものも心随観を中心にして、どれぐらい深まるか試みていきたい。

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