瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

「人はみんな役目をもって」

2008年12月12日 | 瞑想日記
◆宮崎駿のアニメ『千と千尋の神隠し』のエンディングに流れた曲『いつでも何度でも』は、メロディーも歌詞もとても美しく、好きな曲のひとつだ。この曲をバンドゥーラという民族楽器で演奏しながら歌う、ナターシャ・グジーという歌手をYouTubeで偶然見つけ、よく聴いていた。

Nataliya Gudziy -- itsumo nando demo


6歳のときにチェルノブイリで家族とともに被爆し村を捨てた体験を持つ。この人のサイトを見ていたら、たまたま私が住んでいるところのすぐ近く(歩いていける)のホールで、コンサートがあることを知り、予約した。それが今日だった。その歌声を2時間たっぷり楽しんできた。

◆昨日触れたKOKIAの代表的な曲は、『ありがとう』や『調和』、『 I believe ~海の底から~』などだろう。それぞれ、とてもスピリチュアルな曲だと思うが、ここでひとつだけリンクするとすれば、『歌う人』を選びたい。

『歌う人 KOKIA』

KOKIAのコンサートの様子、その歌う姿を、『歌う人』の歌詞と重ね合わせると、なぜその歌が、そして歌う姿が、人のこころに真直ぐに響いてくるのかが、わかる気がする。

「人はみんな役目をもって、誰かのためにここにいる」 もし自分の役目が分からなくとも、ひとつだけ誰にとってもはっきりとしている、意味がある。それは魂の成長ということ。少しでも深く目覚めること。その目覚めが誰かのためにとつながっている。

だからこそ、私ももっと一瞬一瞬の気づきに真剣であろう。それが私がここにいることの意味であり、役割だろうから。そして、わたしの自分の役割をなすのは、たぶん書くことを通してだろう。

人は、いろいろな役割を重ね合わせながら、生きている。私の苦しみの原因になっている人も、わたしを深く目覚めさせようとする、大切な役割をになっているのかも知れない。
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