◆朝、瞑想をしているとき、最初は今後の仕事での工夫のことや昨日会った人物のことを考えた。しかし、この思考は自分にとって大切なものと感じられたので、思考を自覚してもちょっとの間、そのままにしておいた。やがてその思考は終わった。「思考を否定するのではなく、自覚する」 そんなことが少しずつできるようになっているような気がする。
◆しっかりとした意識をもって生きていられるのはあと10年かもしれない。前後何年かの差はあっても、大きな違いはないだろう。そのわずかな期間を、この肉体と自我、財産や評判といったいずれ消えていくものにしがみついて生きるのか、それらはすべて打ち棄てて、本当に大切なことのために生きるのか。それが問われている。この問いを常に忘れずに、少しでも後者に徹することができるようにいきたい。
◆エックハルト・トール『Stillness Speaks: Whispers of Now』(訳書は、『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え』)より
When you receive whoever comes into the space of Now as noble guest, when you allow each person to be as they are, they begin to change.(p92)
「もし今という場にやってくる誰であろうと、その人を貴い客人として迎えるなら、そしてそれぞれの人が、あるがままのその人であることを認め許すなら、彼らは変わり始める。」
この本の中でいちばん好きな言葉のひとつだ。相手に対してこれができるということは、自分に対しても完璧にこれができているということだ。今の自分を深く受け入れて、未来に何も結果を求めていないときにこそ、相手をもあるがままに迎え入れることができるであろう。子どもを、何の未来の結果も期待せずに今のままで迎え入れることができるだろうか。それが問われているのだ。
こんな風に時々、この本から抜き出し、訳をつけてみたい。訳本の方ほどこなれていないだろうが、へたくそな直訳も面白い。
◆しっかりとした意識をもって生きていられるのはあと10年かもしれない。前後何年かの差はあっても、大きな違いはないだろう。そのわずかな期間を、この肉体と自我、財産や評判といったいずれ消えていくものにしがみついて生きるのか、それらはすべて打ち棄てて、本当に大切なことのために生きるのか。それが問われている。この問いを常に忘れずに、少しでも後者に徹することができるようにいきたい。
◆エックハルト・トール『Stillness Speaks: Whispers of Now』(訳書は、『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え』)より
When you receive whoever comes into the space of Now as noble guest, when you allow each person to be as they are, they begin to change.(p92)
「もし今という場にやってくる誰であろうと、その人を貴い客人として迎えるなら、そしてそれぞれの人が、あるがままのその人であることを認め許すなら、彼らは変わり始める。」
この本の中でいちばん好きな言葉のひとつだ。相手に対してこれができるということは、自分に対しても完璧にこれができているということだ。今の自分を深く受け入れて、未来に何も結果を求めていないときにこそ、相手をもあるがままに迎え入れることができるであろう。子どもを、何の未来の結果も期待せずに今のままで迎え入れることができるだろうか。それが問われているのだ。
こんな風に時々、この本から抜き出し、訳をつけてみたい。訳本の方ほどこなれていないだろうが、へたくそな直訳も面白い。