いつも寝床に入ってから少しは、腹の動きや様々な身体感覚や浮かんでは消える想念にサティを入れる。そのうちサティも曖昧になって寝入る。少し寝つきが悪く、サティもうやむやになって妄念を重ねることもある。
昨晩も寝つきが悪かったが、サティは続いていたような気がする。そのうちウトウトし始めたが眠りが浅かったようだ。それでもずっとサティが続いていたような印象だ。いや、そういう気がしていただけかも知れないが、少なくともサティをしようとする意志は持続していた。
ウトウトした状態でありながら、「完璧にサティが入り続けているなあ」と思った。「なんだ、できるじゃないか」と。これも寝ぼけて、そう「妄想」していただけかもしれないが。
いくつか夢を見た。浅い眠りの中の夢のようだった。そこでもサティが入り続けている感じがあった。少なくとも、「今、夢を見ている」という意識はあり、それにサティをするんだという意志は持続していた。夢の内容は朝の通勤電車の中では覚えていたが、今は忘れた。
驚いたことに朝、起きたときもサティが続いていた。起床してからの一連の動作のことごとくにすばやくラベリングが入っていく。階段を降りる足の歩み。トイレの電気のスイッチを入れる動作。トイレ内での放尿の音、ふとんをたたむ動作、ことごとくにサティが入っている。時折の想念にもクリアにサティが入っている。途中、「今日は燃えるゴミを出す日だろう云々」という妻とのやりとりにはサティが入らなかったが、ゴミ袋を出す手足の動きにもサティが入る。通勤電車に乗ったころから徐々にサティの持続度は落ちていって、職場についてからはいつもと変わらぬ状態に戻った。
地橋先生がよくいう「サティの自動化」という感じまではしなかったが、睡眠中のサティの持続感が、起床してもしばらくは続いていたような不思議な感覚であった。いとも簡単にサティが持続していく感覚が不思議であった。
☆サティ:気づき。現在の瞬間をとらえる心。
昨晩も寝つきが悪かったが、サティは続いていたような気がする。そのうちウトウトし始めたが眠りが浅かったようだ。それでもずっとサティが続いていたような印象だ。いや、そういう気がしていただけかも知れないが、少なくともサティをしようとする意志は持続していた。
ウトウトした状態でありながら、「完璧にサティが入り続けているなあ」と思った。「なんだ、できるじゃないか」と。これも寝ぼけて、そう「妄想」していただけかもしれないが。
いくつか夢を見た。浅い眠りの中の夢のようだった。そこでもサティが入り続けている感じがあった。少なくとも、「今、夢を見ている」という意識はあり、それにサティをするんだという意志は持続していた。夢の内容は朝の通勤電車の中では覚えていたが、今は忘れた。
驚いたことに朝、起きたときもサティが続いていた。起床してからの一連の動作のことごとくにすばやくラベリングが入っていく。階段を降りる足の歩み。トイレの電気のスイッチを入れる動作。トイレ内での放尿の音、ふとんをたたむ動作、ことごとくにサティが入っている。時折の想念にもクリアにサティが入っている。途中、「今日は燃えるゴミを出す日だろう云々」という妻とのやりとりにはサティが入らなかったが、ゴミ袋を出す手足の動きにもサティが入る。通勤電車に乗ったころから徐々にサティの持続度は落ちていって、職場についてからはいつもと変わらぬ状態に戻った。
地橋先生がよくいう「サティの自動化」という感じまではしなかったが、睡眠中のサティの持続感が、起床してもしばらくは続いていたような不思議な感覚であった。いとも簡単にサティが持続していく感覚が不思議であった。
☆サティ:気づき。現在の瞬間をとらえる心。