瞑想と精神世界

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軽い脳梗塞

2008年02月03日 | 瞑想日記
久しぶりの書き込みになってしまった。

瞑想合宿レポートの続きを書かないでいるうちに、現実の方が急速に動いており、その日その時に感じ、思ったこともリアルタイムで書き留めておきたいと、この数日感じている。

レポートの方で順を追って詳しく語ろうと思っていたのだが、とりあえず簡単に報告しておくと、合宿を途中下山せざるを得なかったのは、軽い脳梗塞の兆候が見えたからであった。1月2日に、先生のダンマトークをメモする字が乱れ、面接時に話す舌の動きが鈍く、歩行瞑想でもふらついた。

それで急遽、最寄の脳神経外科の病院に駆け込み、診断を受けた結果、やはり軽い脳梗塞であった。即その病院に入院となった。幸い、入院は5日間、麻痺はほとんどなく、無事に退院した。

この間にあったことはゆっくりレポートで語ることとし、今はこの一週間ほどのことを書いておきたい。

入院中から退院直後は、手足の麻痺はほとんどなかったが、字はゆっくり大きく書いて何とか形を保てる程度だった。言葉も、ほとんど人に気づかれない程度だったが、舌のキレが悪く、早口ではしゃべれなかった。パソコンのキーボードを打つスピードは3分の1になっていた。

しかし、退院後は順調に回復していた。小さな字も不ぞろいながら書けるようになってきた。パソコンの操作のスピードも半分くらいには回復しただろうか。話す方も少しづつよくなっていた。

ところがちょうど一週間前、急にまたろれつが回らなくなったのだ。回復するどころか明らかに後退している。少し、不安になった。また小さな脳梗塞が起っているのではないか。

一昨日、休みをとってかかりつけ病院にいった。医者の判断は、本人がまたしゃべりにくくなったと感じるなら、ほぼ確実に小さなな脳梗塞が起ったのだろう、とのことだった。しかし、入院するほどのことではないとのこと。結果を追認するだけのことだろうからと、MRIもとらなかった。

これで現実味を帯びてきたのは、小さな脳梗塞が波状的に繰り返される可能性が充分あるということだ。またいつ大きな脳梗塞があっても不思議ではないことだ。そういう現実に対して、不思議と不安は感じていない。痛みを感じるものではないから、あまり実感がわかないのかもしれない。

ただ、この数日は、いつ何が起ってもいいように毎日を生きていきたいと感じている。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
どちらにころんでも (Noboru)
2008-02-04 22:02:47
ミチルさん、コメントありがたく拝読しました。

そうですね、不思議と不安がないのは、どちらへころんでも、深い意味では悪いようにはならないという思いがどこかにあるからかもしれません。

とりあえず、家族との関係においては、このことがかなりプラスに作用しているようです。

どちらにせよ、今度のことは、私の求道にとって、意味のあることだとは思っています。
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御不調に際して (ミチル)
2008-02-04 18:30:29
拝見してご事情に驚きました。

ご心配なことですが、小さな梗塞のおかげで大きく
打撃的な梗塞の予防ができ、深刻な結果を回避できることになったということかもしれません。

私にはどうも、石井さんが「求道生活を重い麻痺の残る身体と共に送るという経験を計画している」という感じがしないのです。顕在意識での話ではありませんが。

もちろん石井さんほどの方ですから、いつ何が起こってもいいように毎日を生きる、という姿勢の実践のために今回の事態を利用するということは大いにあると思います。

不思議と不安は感じていない、とおっしゃるのは、石井さんの深いところが心配などしていないことを感じ取られるからかもしれません。


石井さんにはいつも自我を観る機会を与えていただいています。ありがとうございます。

一日も早く安定状態になられますようお祈り致します。お返事のご心配はいただきませんように。

血液サラサラにお願いしますよ。

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