久し振りに女房と葛飾シンフォニーヒルズのモールアルトホールで開催されたコンサートに行った。ジュピターのほか数曲が演奏され、アンコールはモーツアルトのオペラ「フィガローの結婚」であった。演奏家はすごいなといつも感心する。輝いているね。
OB会の幹事さんから先週開催されたラジオ会のスナップ写真が届いた。出席するようになってから今年で4年目になる。今年は4名の方が新たにメンバーに加わった。はるばる群馬県前橋から来られた機構設計(通称機械屋)のT先輩、同じく昨年12月に定年となったA先輩、リストラの嵐をまともに受けマレーシアで機構設計をしていたM先輩、テクノブレーンの回路設計(通称電気屋)S先輩、悩み多き20代の頃の記憶がよみがえってなつかしかった。
元ビクターラジオ事業部技術者が集う恒例のラジオ会が、今年も神田「ニュー本郷」で20日開催された。出席している先輩は、皆60歳を超えているが相変わらず元気だ。25歳の時、私は退職したから、35年ぶりに再会した人も今年いた。電気屋、機械屋と入り混じっての懇親会。思えば、昭和40年から50年にかけての頃は、みんな20代だったのだ。貧しかったけれど、一番良かった時期だったかも知れない。今年、この会の幹事をしていた先輩が、癌で一人亡くなった。でも集まる人は、毎年増えてきている。毎年、神田明神祭りの時期にこの会は開かれている。ビクターのVHSビデオ技術者が多数スカウトされ、ソニーのハンディカムに技術、デザインが移植されたことなど、一般には知られていない過去の裏話も聞けて楽しかった。来年は、どんな話しが聞けるか今から待ち遠しい。
<img src=http://www33.ocn.ne.jp/~popsanda/ts520x.jpg align=left>お昼すぎから雨の秋葉原を歩き回った。世の中はすでにデジタル家電の時代。その中にあって昔からのパーツ屋さんのお店は依然として活気を呈している。その一角にある中古品屋さん。いまだに、真空管のアンプやラジオはマニア向けに販売されている。ほんのりと赤く輝く真空管のアンプから流れてくる音色はなんともいえないやわらかさがある。デジタルオーディオ機器よりはるかに高い価格でマニアが購入している。
私が、30年間愛用している無線機(KENWOODの前身TRIO TS-520X)もアウトプット部分は真空管で動作している。
私が、30年間愛用している無線機(KENWOODの前身TRIO TS-520X)もアウトプット部分は真空管で動作している。
今年の再会を楽しみにしていた旧職場の先輩が昨日なくなった。明日の告別式で最後の別れをする。3月下旬に電話をかけてきてくれたのが、最後の声となってしまった。寂しい・・・。
政争の種となっている憲法9条には以下のように書かれている。
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
私が小学生の時に、理解できなかったのは、第2項の部分だけだった。
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
私が小学生の時に、理解できなかったのは、第2項の部分だけだった。