爽やかな秋空の今日(23日)、女房、娘と3人で柴又に出かけた。青砥駅の一つ先の高砂で乗り換えのためにホームに降りたら、帽子をかぶり、ブレザーにタボシャツ、腹巻スタイルで皮カバンもったそっくりさんがいる。寅さん祭りでモデルとしてきているタレントのようだった。年寄りのおじさん、おばさん相手に楽しそうに話している姿を見て、生前の渥美清さんがオーバーラップした。柴又では、寅さん記念館(大人500円)に入り、昭和30年代のミニュチュア町並みをみて、なつかしく思った。共演した女優さんも当時は若かった
昨日、家族4人で修善寺に出かけ遅い夏休みを楽しんだ。東京駅から伊豆の踊り子号で修善寺まで2時間ばかり電車旅。そこからタクシーで30分近く山の中に入ったところの温泉。旅館の横には清流がながれ、水音が聞こえてくる。朝になると、ロビーの窓際に「やまがら」が餌をもとめて集ってくる。飛び交う小鳥の鳴き声が朝の静寂の中にこだまする。幼き頃、故郷でいつも目にした光景だ。
毎朝、出勤前にテレビのニュースをみているが、なぜこれほどまでに殺人関係ニュースが多いのかと驚かされる。なんとなく過去と比べて事件が多くなっているとの印象を強く持たされる。統計的なデータを調べたわけでないので、本当に増えているのかどうかは定かでない。マスコミ、為政者の扇動でないとするならば、やはり世の中が狂い始めたことになる。セキュリティビジネスで金儲けをしようとする企業が注目される時代は正常な姿でない。
ここ数日、朝晩が涼しくなった。夕方6時を過ぎると日が落ち、赤ちょうちんが恋しくなる。朝も、以前は3時を過ぎると明るくなったが、いまは真っ暗だ。季節の変わり目は、朝起きるのが苦痛だ。