S & A

日常生活の中で思ったこと、感じたことを気の向くままに書き綴っています。

朝まで生テレビ

2006-07-29 22:44:00 | 日記
久し振りに最後まで見てしまった。日経新聞のスクープについて議論が戦わされていた。独自に「皇道派」「統制派」「平泉史観」と調べていくと、複雑に絡み合った当時の世情が戦後生まれの私にもわかってくる。最高裁長官石田和外が松平宮司と同じ福井県出身で懇意にしていたこと。一方、昭和9年、内閣総理大臣になった岡田啓介が同じ福井県出身で、開戦を止められず失脚し、謹慎の身になっていたが、終戦工作のため、東条内閣打倒運動に加わるなど、知らなかったことが色々とわかり興味が湧いてきた。

靖国神社

2006-07-23 21:47:00 | 日記
職場が靖国神社のすぐそばにあるだけに、昨今の合祀問題は気になるところだ。しかも、この問題を結果的に長引かせた人は、福井藩松平春嶽の末裔の松平永芳(福井県郷土博物館館長)宮司である。私も福井県出身だけに、福井県がこんなことで、有名になって欲しくなかった。私の実家にも、満州で戦死した人がいる。本来、戦地で戦死した人を祀るのが本筋ではなかろうか。終戦時、生き残った人を祀るのはおかしい。A級戦犯でない人で、戦後、復員してきてなくなった人は靖国神社に祀られているのだろうか。なぜ、A級戦犯が祀られなければならないのだろう。政教分離を隠れ蓑に、議論したとろで、永遠に解決はしない。民主主義の日本では、罪人の家族、子供が社会的に葬りさられ、また差別されることは、あってはならないことだが、張本人の責任者は罪に服し、歴史的にも戦争の正当性が認められるまで表舞台にでるべきでない。東京裁判の正当性の是非をもちこんで、混乱させるべきでもない。