地震予知 イタリア・ジュリアーニ氏の予知は正論

　イタリアで昨年４月に発生した大規模地震の予知情報をジュリアーニ氏（地震研究者・ＶＡＮ方式）が、数日前より警告していたにも関わらず「地震専門家」らは、「発震はありえない」とジュリアーニ氏に反論していた。
その「地震専門家」らは同氏を地震予知を出した事に市民らを混乱に陥れたと法廷闘争に持ち込む状況であった。
しかし、検察当局は反対に「地震専門家」らの捜査に着手した模様。

地震予知の失敗は過失致死！？　イタリア検察が捜査に着手　「共同通信」
2010.6.4 09:54
　３０８人が死亡した昨年４月のイタリア中部地震の最大被災地、同国中部ラ
クイラの検察当局は３日までに、地震の危険度を判定する国の委員会が中部地震
前、大地震の兆候がないと判断したことが被害拡大につながったとして、過失致
死の疑いで、地震専門家ら委員会メンバー７人の捜査を始めたと発表した。

　ＡＮＳＡ通信などが伝えた。非常に困難とされる地震予知の失敗で刑事責任が
問われるのは異例で、捜査開始の妥当性の議論も起きそうだ。

　同国防災庁付属の委員会は専門家や同庁幹部から構成され、群発地震が続いて
いた中部の状況を検討。昨年３月３１日、現地自治体などに対し、群発地震は大
地震発生に結び付くものではないと報告。しかし、その６日後、マグニチュード
（Ｍ）６・３の地震がラクイラなどを襲った。（共同）

　日本も「大震災法」の名目で年間１２０億円もの巨額な税金を投入しているが、「地震専門家」による正確な地震予知機能が、今だ不確定である。
この税金は、毎年何処え消えているのか？

　地震予知は可能なのである。
写真・記者会見のジュリアーニ氏