朝市 街の光景 サハリン便り

　サハリン州の各都市でも朝市が開かれています。
春から秋にかけて北海道と時差が二時間ありますから早朝と言っても北海道が午前５時の時点でサハリン州は午前７時になります。

　この時間には、すでに朝市は開かれています。
地方で採れた山菜・果物・野菜は、地元の人たちが夜行列車で朝にユジノサハリンスク市に到着します。
簡単な朝食をとり早速、市場に持参して売主に販売します。
又、一部の人たちは割り当てられた場所で直販を行います。

　地方の人たちにとっては、貴重な現金収入でもあります。
今の季節は、ブルーベリー・野イチゴ・ワラビ　などが主です。
とても新鮮で安い価格で販売されています。

本日のユジノサハリンスク・コルサコフ市は、晴れ・曇り　気温＋１4～１5℃

　サハリンマン
写真・街頭販売の風景

日本展覧会 最後の熱で

　現在、ユジノサハリンスク市　中央図書館で動作展覧会が開催されています。
サハリン州アカデミが集めた二十世紀初頭の日本のストーブ・食器・着物など数十点が展示されてます。
日本でも殆ど使われなった生活用品です。
懐かしい日本でも数少ない、日本文化にサハリン州民は、「熱い」思いで当時を再現しているようです。
主催スタッフは、特に「若い訪問者に捧げる」をテーマとしています。

　この動作展示会は、今月18日まで開催されています。
日・月は、閉館日です。
ユジノサハリンスク市を訪れる日本人も是非見てください。

本日のユジノサハリンスク市は、雨・曇り　気温＋１７～１８℃
変動為替相場　１００円＝３４．１９ルーブル　円高傾向

　提供・Sakhalin.info ・撮影　Юлия Тюрина.

朝市 港の光景 北海道便り

　毎年、春から秋にかけて厚田港では、朝市が開かれています。
新鮮な魚介類が直販されています。
販売は漁業者の奥さんの副業です。
値段も安く・新鮮で産直の味が美味しく味わえます。
　
　サハリン州各地でもこの様な朝市が開かれています。
海・山の旬なものが手に入ります。
この販売も主に生産者の奥さんの副業であります。

　北海道・サハリン州の生産者の生活方式は、そんなに違いがありません。
市民が、安心して食料確保する姿は、双方同じ環境とおもえます。
サハリンマン
写真・厚田港　朝市

日本海をカヌーが行く 北海道便り

　夏も本番で入ると海岸の風景も変わります。
日本海をゆったりとした空間をカヌーが移動しています。
晴天に恵まれた厚田海岸での光景です。

　海岸では、釣りを楽しむ人たちの姿も見られます。
青空には、サギ・かもめ・トンビも大空を滑空しています。

　サハリンマン
写真・厚田海岸　７月７日

樺太犬も海水浴を楽しみました 北海道便り

　樺太犬のセルは、今年初めての海水浴を厚田海岸で楽しみました。
昨年から一年ぶりの海水浴でした。
今年は、手・足(指)の調子が悪く例年の様に元気よく泳ぎませんでした。
それでも、海の薫りが懐かしいのか「明るい表情」で日光浴をしていました。

　北海道でも数少ない樺太犬!
元気に冬を迎えてほしいものです。　サハリンマン


　
　

アインス宗谷 快適な船旅

　北海道とサハリンを結んでいる国際定期航路「アインス宗谷」号には、免税店があります。
人形・絵葉書・酒類・タバコなど多種品目が、渡航客のために販売されています。
自動販売機のビールは、何と100円です。辛党には、「安くて飲み過ぎないよう」に注意して下さい。

　船内では、最新2009年度版のサハリン案内DVDも上映されています。
日本語案内・ナレーターは、ロシア人女性「サハリン州立大学・日本語科卒業」で判りやすい解説を交えています。

　楽しい・船旅をお約束いたします。
サハリンマン

　現在・サハリンマン7は取材のため「国後島・クリリスク島」に滞在しています。
現地の本日の天気は、晴れ曇りで気温は、12℃前後と少し肌寒い日です。
7日に来島する北海道からの「ビザ無し訪問団」を待っています。
　
写真・アインス宗谷　船内・売店

政治家・政治屋 日本とロシアの共通点 「人道支援」

　日本にもロシアにも「政治家」と「政治屋」が存在しています。
「政治を司る」　この意味合いは両国ともに国民にとっては、重要な意味合いがあります。
ここで、整理しますと「政治家」とは、国民の意思を尊重して自己をあるときは犠牲にしてまでも国民の総意を司ると言う事です。
又「政治屋」は、自己の保身術を巧に人材・金を動かして時には、官僚を司る事もあり、自己本位の利益政治を行いう事をいいます。

　この言語は、ロシアそして日本の国民も同じ考えです。
国民の為に、どれほど精神誠意　政治を司る手法をとれるかが、手腕でもあります。

　「政治屋」は、自己犠牲は皆無です。
自己と取り巻き人間そして利益「既得権益」のみを要求する事に身上を生きがいを求めているのです。＝金で（票）を買う
＝ポイント＝
　７日には、北海道から北方四島に「ビザ無し」渡航がおこなわれます。
その渡航と共に、日本から「人道支援物資」が、送られる予定です。

　この支援物資のロシア側相手先は、先日まで「地域個人宛（国後島）（択捉島）・地区長名」日本名で行われていました。
しかし、今回からは「地域名・例えば（南クリール地区）（中央クリル地区）」宛　ロシア名　に変更されました。
サハリン州税務関連当局及びサハリン州外務関連当局の行政府が、決定した「行革」でもあるようです。

　この渡航には、北海道を代表する（代議士）も現地に「人道支援物資」と共に同行するとの予定です。
申請書類で「相手先名」変更の行革があり、現地が受け取らない・受け取れない等の可能性も大いにあります。
支援物資は、島民には届かない可能性があります。
すでに時代は、（物資）から（心）へと変革しているのです。

　大半のサハリン州民は、「人道支援」は、過去の事であり日本から「支援」されなくても良いと考えている人が多い様です。
でも、「過去の支援には、感謝している」と語っているのが、現状です。

　日本でも衆議院の総選挙がやがて行われます。
投票前に、「政治家」「政治屋」の判断を有権者は、心して決めのべきと思います。
　両国民の幸せを願って・・・。
本日のユジノサハリンスク市は、曇り・晴れ　気温１６～１８℃


サハリンマン　
写真・クナシリ島　地熱発電所

後の祭り 地方分権制度

　「後の祭り」　色々な祭りが開催されいます。
しかし、この｛まつり｝とは、違う意味の言語が「後の祭り」になります。
言語説明
時期を失してからあれこれ言ったっりたりても、何の意味も、何の役にもたたない事。
　「事故が起きてから安全対策を論じあっても、後の祭りだ」

　この言葉何は、多角的な意味合いが含んでいます。

*子供の移植治療に関しても早くから法改正をしていたら・・・。
*町内の通学路で安全対策を講じていたら交通事故で子供が亡くならなかった・・・。
*年金の支払いが早く給付していればお年よりが亡くなる前に受け取れたのに・・・。
*人的ミスでの医療事故で早死にした患者・・・。

　等々、「後の祭りになる前に是非、前のまつりを検証して見ましょう」
それは、国の地方分権に移行する大きなケッダンと考えます。

いつも国民は、後のまつりの後始末をしているりです。
　霞ヶ関の官僚主義を撲滅する事が大切です。
サハリンマン

写真・後のまつりに咲いた福寿草