福島県民健康調査に関して、きょうの記事では簡潔に述べておきます。
甲状腺検査は、2巡目突入しています。
この2巡目は、12万人あまりが受診した状況です。全体該当者の3割程度です。
そして、15人が甲状腺がんや甲状腺がんの疑いと診断されました。
ポイントは、15人のうち14人が、1巡目では、異常なしと報告されていた群の中にいるということです。
エコー検査で問題がないとされたグループ。
そして、そのグループは事故当時は子供です。
こうした子供達が、最初の甲状腺検査からわずか二年ほどしか経過していないのに、14人も甲状腺がん(疑い含む)という診断が為されていることをどう考えるべきなのか。
きちんと行われている筈のスクリーニング検査が意味を為していないの?
子供の甲状腺がんはそもそも突如出現して、二年程度でがんと認められる状態になるのが当たり前とでも言うの?
福島は放射能由来ではない、甲状腺がん多発地域だったの?
今までの専門家達の説明では、合理的な解がない事態に突入していると僕は理解しています。
事態がこうなっているにも関わらず、マスコミの反応は低調です。この機能不全は理解できません。
こうした問題点に関してはまず、金曜日配信のメルマガで、三田医師や他の医師見解も含めて詳しくお伝えいたします。
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宮城、東京に次いで、福島県民健康調査の県外実施数が多い、新潟で、6/28(日)に三田医師と講演会を開催予定です。週内に詳しくご案内いたします。
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13:30開場、14時~16時すぎ
開催場所 九品仏地区会館(東京都世田谷区奥沢7丁目34番3号、東急大井町線九品仏駅徒歩1分)