国際競争力のランキングが、日本はまた落ちています。
スイスのIMDによるもの。米国が1位です。
そしてアジアの中では、香港2位、シンガポール3位、台湾11位、マレーシア14位、中国22位、韓国25位の後塵を日本は拝しているということです。
アベノミクスの円安効果によって、昨年は輸出的な競争力が回復したからと、3ポイント、ランキングをあげていましたが、その効果も一年もっていないことが、国際的にはっきりとわかる状況ということです。
国際競争力ランキング、日本は、去年は21位⇒今年27位にまで下げていますから。6ポイントも下がって、過去最低ランクです。
IMDの国際競争力評価で、日本は1990年代前半まで全世界で1位でしたから、どこまで落ちるのかが注目される感覚です。少なくとも、国際経済の中で、これから何かを競っていく場としての日本は、世界感覚から見たら、厳しい場所であるという認識が、はっきりとあることだけは間違いありません。
なお、2014年のデータは下記のリンク先で参照できます。
このランキングを付けているスイスのIMD(経営開発国際研究所)は、国際的にもトップレベルのビジネススクールです。こうした機関が定義づけする国際競争力は、グローバル企業による展開に関して、より適切な国がどこなのかを指し示す指標でもあるようです。しかし、それでも日本は昔はトップだったのですから。
http://www.imd.org/uupload/IMD.WebSite/wcc/WCYResults/1/scoreboard_2014.pdf
こうした国際競争力のデータは一喜一憂するものではありませんが、そうした目で我々の国が見られている現実を示していることだけは、間違いありません。
メトロポリタン東京が被曝している国家としては、本質的には厳しい状態が続く中で、実質的な改善が、現在の安倍政権で何もなされていない状況が、国際競争力という他国からの視点でも浮き彫りにされているということだと、僕には思えます。
しかし、これだとまたまた更なる円安という、日本切り売りに突き進むしかなくなるかもしれませんね。
ロンドン為替市場で、7年10ヶ月ぶりに、1ドル=123円に、"偶然"なりましたし。
====================================================
『チェルノブイリの犯罪』の一部内容も紹介した木下黄太メールマガジン最新号はこの内容!
【 福島で15人甲状腺がん(疑い含む)、このうち14人は一巡目検査で「問題なし」を専門家はどう考えるのか 】
【 放射能防御を考えるあなたの必読書籍、『チェルノブイリの犯罪』の衝撃 】
放射能関連重要情報はメルマガのみ配信
まずは購読してください。申込は⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/
================================================
30人限定【6/6(土) 木下黄太 世田谷ミーティング】
13:30開場、14時~16時すぎ
開催場所 九品仏地区会館(東京都世田谷区奥沢7丁目34番3号、東急大井町線九品仏駅徒歩1分)
================================================
いよいよ新潟でも開催します!
【6/28(日)三田茂医師&木下黄太講演会in新潟】
13時開場 13:30開演
場所:クロスパルにいがた映像ホール(150名収容)
新潟市中央区礎町通3ノ町2086
webサイトの申し込みフォームからお申込みください。
申込み&詳細⇒https://yobukainiigata.wordpress.com/
お問い合わせ先
yobukainiigata0628@gmail.com
08066076940(岸) お電話は午後以降夜までにお願いします。
==================================================