「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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「川内原発から黒煙や白煙」と騒ぐ反原発ネット住民の病。原発再稼動でも政権支持を強めた日本国民の無能。

2015-08-17 09:41:31 | 福島第一原発と放射能

川内原発の再稼動に関しては、想定外のことが起こる可能性は、当然に考えられると思います。

特に現況は徐々にペースをあげて確認しながらの運転ですが、一度軌道に乗ったと思った後で、思わぬ落とし穴があるケースは多いと思います。長期間停止していたわけですし。

そうした原発の再稼動をおこなうことは肯定される話ではありません。

しかも、50キロ離れているとはいえ、桜島は噴火への活動が、かなり活性化している状態です。

再稼動させる側は狂気の世界にいると思います。こうした原発に関して、我々は注視していかなくてはなりません。

しかし、注視することと、ある事象について、何も考えずに大騒ぎすることは、全く別の話です。

反原発ネット住民の一定数が、一般的な感覚からすれば、「頭がおかしい連中」と分類される状況がきのうおきていたようです。おかしいのは推進側だけでなく、反対側にも存在しているということを、読者の貴女は今一度、認識されてください。

下記まとめをご覧下さい。画像も多数掲載されていますから、それを確認してください。

http://togetter.com/li/861351

要は、川内原発で、きのう白煙や黒煙が上がっていると画像が上がっています。

それを大騒ぎして現地から動画中継もしていたらしいです。

そこに呼応する反原発ネット住民が一定数いる構図です。

僕は、その画像は見ましたが、原発敷地内でふつうに出ている水蒸気や焼却施設などで燃やしたことによる煙のどちらかにしか見えません。

黒煙という状態にも、あまり感じられません。

この画像で大騒ぎをしたとしたら、この人たちは頭は正常なのか?と疑問に思います。

すいませんが、放射能関連でおこる事象は、目に見えないことが多いです。

福島第一原発でも、大爆発とともに放射性物質が煙とともに大量に放出されたというよりも、みえない状態で、プルームが放出されたことが大きかったことを、この人たちは認識していないのでしょうか?

目に見えて認識できることしか異変と捉えない人々なのでしょうが、その人たちの目に映っていることが、本当に異変なのですか?

なんというか、こういう反原発ネット住民の一定数は、こういう事象すら、正確に捉える力が無いのではなかろうかと思います。

稼動している原発近くに行きながら、騒いでいる、この人たちはガイガーカウンターすら手にしているようではありませんし。

反原発というお題目を、現実感が無く、ネットで唱えている人々が、如何にずれているのかと思います。

原発関連のあるメーカー技術者にも、きのう深夜に画像を見てもらいました。川内原発の担当者ではありません。

 

「まず、蒸気の可能性も考えられますね。

原発が停止している期間が長かったでしょう。そこで、蒸気をながしてみないと設備の健全性がわからないです。

再稼動するときは、そういう手順をひとずつふんでいるのです。

しかも停止が長期間だから、今回は、炉の起動の手順をきちんと踏んでいる。

ただ単に何も無く、動かすだけなら2日もあれば十分なんですが、入念に対応はしているということ。

蒸気を流して試験した後、その蒸気は必要が無くなります。

加圧水型は、熱交換器と再循環するだけ、何も異常なければ、蒸気は汚染されずに外に出すことができるとこちらは考えます。

それに、熱がないところで、熱を出せば蒸気は上がりますから。蒸気ならあたりまえのこと。

 

また、川内原発は海側に、廃棄物の焼却炉があるはず。そこに煙突が二つあるはずです。

この画像を見ると、煙突から煙が上がっている上がり方に類似しているようにも見えます。

余熱を作っている時もありますし。

その白い煙も黒煙が本当に上がったというなら、トラブルが起きた可能性も完全には否定はできないですが、

画像を見てもそういう煙ではないように見えますし、施設構造から考えると、この画像で示されている現象は、トラブル可能性はかなり低いと思います。

通常の稼動に向う作業の一連の一つにしか過ぎないと思いますよ。

この段階で50%まで至っていますし。」


それから、原発周りで微量の放射能が出ていると騒いでいる人もいました。

しかし、これは、通常運転による放出レベルです。

そういう放出を僕は肯定する立場ではありません。しかし、そもそも原発は通常運転で近隣に悪い影響が出る存在と思います。

これらの画像に示されている事象も、そうした通常運転レベルのリスクは存在している可能性はあると思います。

そうした通常運転における原発リスクを、今回の再稼動によって異常がおきていると喧伝することは、一般的には、本質を見失わせる行為に他なりません。

反原発ネット住民が、本当に起こりうる危険をきちんと考えずに、こうしたことで大騒ぎするという状態は、他の人々から見たら、「反原発は頭のおかしい連中」と、分類するしかなくなるということです。

そして、被曝による健康被害を無視する反原発派が多数存在することと、こうした大騒ぎは、どこか根っこで繋がっている気が僕はしています。

こうしたことについては、木下黄太メールマガジンでも、更に考察したいと考えています。

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 共同通信のきのう出た世論調査です。http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015081501001618.html 

 

 内閣支持率は43.2%。7月の37.7%から5%以上も上昇したそうです。また、戦後70年の安倍談話を支持する人は、44%。そして、安保法制は、今国会成立反対62%になっています。

 川内原発を再稼動して、安保法制みたいな腰の据わらない話を推し進める安倍政権を、意味の無い談話一つで、また4割以上も支持するのかと思います。この日本国民は(こうした短期間で政権支持がこんなに変わることは本質的な状態ではありませんが)。

 安倍が悪いとか、政府が悪いとか、官僚が悪いとか、マスコミが悪いとか言うよりも、一定数の国民がサル以下の無能だから、どうにもならないだけという話でしょう。これは。

 こうした国民が一定数、しかも多く存在する現実を変える事は、至難の上にも至難ということになります。

 そして、異常が起きていないのに大騒ぎする反原発ネット住民の異様さと、一定数の国民の無能さも、根底で同じ話だろうと僕は思っています。

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富山講演は今週。こうした反原発運動と多数国民の状態も話します。

チェルノブイリ報告映像も上映します。

【8/22(土)木下黄太 講演会 in とやま】

13:00開場 13:30〜16:00 

富山県民共生センター「サンフォルテ」 307号室(富山市湊入船町6-7 富山駅北口より徒歩10分)
会場カンパ:1,000円(資料代込み) 
予約⇒ai0noigs@ty2.fitweb.or.jp

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東京開催は座席数は多くないため、お早めにお申込下さい。 

世田谷【9/5(土)夜 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」】

 節目である丸5年を半年前にした今秋、福島県からの報告者(県内避難者)を招き、現地でおきている状態に関して、皆さんに伝えます。 あまり語られない白血病の実態。そしてチェルノブイリなどとの比較は? 被曝による健康被害を追い続ける木下黄太のトークを交え、最新情報とのリアル・セッションで、お届けします。 

18:15開場 18:45~20:45
奥沢区民センター第一会議室(自由が丘駅徒歩9分。奥沢駅すぐ。世田谷区奥沢3-47-8)

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325194/

現地からの報告:木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

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京都【9/6(日)午前 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 】

福島県からの報告者(県内避難者)と医療系ゲストに木下黄太も交えて、最新情報とのトリプルセッションを京都で開催します。 

9:15開場 9:40~11:40
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トークゲスト 薬剤師 井上玲氏(都内公立病院で抗がん剤治療関連業務も担当、現在は関西に避難移住) 

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【「想定外」を怖れよ】桜島噴火予兆は、川内原発再稼動を肯定する人々への「祟り」と理解するべきです。

2015-08-16 01:50:10 | 福島第一原発と放射能

桜島の警戒レベルが4に上がりました。

更に警戒レベル5に上がるとも言われていて、住民を避難させるのも、実は間近な感覚だと思います。

仮に、桜島が噴火しても、噴煙が大正噴火クラスの1万メートルまでのぼっても、科学合理的に考えれば、50キロ離れている川内原発に、致命的な影響想定は難しいでしょう。

桜島に溜まっているマグマの想定も、専門家的には大正噴火まではいかないレベルというのが、通常判断。

川内原発には、一定程度の降灰などの被害は起きても、それに留まるというのが普通の感覚です。

では、本当に大丈夫なのか?

ここからは、禅問答と同じことになりますが、科学的な想定というものは、所詮は人知の中での想定となります。

そして、一度、「想定外」な福島第一原発事故が起きたのがこの日本です。

「想定外」がおきると致命傷を帯びるのが原発という存在。

それにも関わらず、わずかの年月で再稼動を進める政府や自治体、それを容認する一定の人々。

まともな思索は、この連中には全く皆無であると僕は思っています。

こうした連中の枠組みで、科学的視座で、安全を宣言することは、そのエリア内思考的には、大丈夫という結論しか出ないでしょう。

しかし、ここで、再稼動と時期を同じくして、桜島が活性化しているという状態です。

人の感覚の枠外で、あたかもシンクロするかのごとく。

このような事態が起きている場合は、この噴火そのものではなくても、何らかの「想定外」な事態が、更に続く可能性は高まっていると思います。

再稼動という現象について、まわりの自然環境が噴火という反応で、まず答えようとしているのではないかとも言えるかもしれません。

科学合理性とは関係ない話で言えば、これは最早、「祟り」の領域に入りつつある状況と思います。

川内原発を再稼動しようとした人々、それを肯定した人々への「祟り」として。

こういうシグナルを無視すると、災厄は更なる「想定外」から、拡大する形で押し寄せてくることがよくあります。

これは、歴史的によくある話でもあります。

教訓を学ばない、国家や国民には、逃れる術を知ることも無いかもしれませんが。

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だけら父の末期ガン、近所で囁かれる「放射能異変」、作者サイト⇒⇒ http://ameblo.jp/shibazakitoshie/


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8月15日は敗戦記念日と認識できない日本で、原発事故後にも続く、まやかしの構造。実の無い安倍談話。

2015-08-15 08:33:33 | 福島第一原発と放射能

 きょうは皆さん、8/15です。言うまでもなく、敗戦記念日です。

 終戦等というまやかしの言葉を使わないで下さい。

 この日までにも、日本は実質的に敗戦の状態だったことを受け入れずにいたために、広島・長崎に二度も原子爆弾を落とされました。アメリカという国が、非戦闘員を原子爆弾で大量殺戮した悪質な国家であることは、間違いありません。しかし、そのアメリカ合衆国の冷酷な原爆投下を二度も招いた根幹は、目の前にある危機を見続けようとしなかった、日本軍と日本政府、当時の政治家やマスコミ、さらに圧倒的多数の一般国民です。本来、東京大空襲がおきた時点で、降伏もやむなしと考えるのが当たり前の話です。沖縄戦での殺戮も続き、全国に空襲が相次いだのに、それでも妄想を信じ続けていた日本軍・日本政府・日本国民。これは今の日本と僕はどこが違うのかとおもいます。というか、まったく同じような人々です。

 今回の原発事故がおきてはっきりしていることは、相当な放射性物質が拡散し、それが福島は言うに及ばず、南東北と関東全域および周辺エリアの一部に相当量降下していること。放出は、大気中にも海中にも3年以上続いているという、前代未聞の事態であることです。こうした状況をごまかし続けていることが、戦前と同工異曲を奏でているだけだと僕は強く思います。この当たり前のリアルを、更に目を瞑ろうとする人々が多くなっている駄目な日本を見ていると許せない思いしかありません。

あなた個人は奮起するつもりがおありでしょうか。

 放射能メトロポリタン東京。おそらく資産下落の脅威を感じている人々は、東京周辺の不安を煽る情報を徹底的に排除し、無意識に実体のないアベノミクスやオリンピックの雰囲気で誤魔化そうとしています。実質GNPが下がっても、「大丈夫」を繰り返すだけの体制に、盲従する国民。これも戦前と同じ構造に嵌っているだけとしか見えません。
 ここに続くのは滅亡への道筋です。絆だの、がんばれ日本だの、耳ざわりの良い掛け声に騙されて、全員で脱線列車に乗り込まされている状態。日本を生き残らせるためには、こんなことではどうにもならないと強く思います。

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この文章は、実は1年前に、メールマガジンで書いた記事です。

1年が経過しても、現実が大枠で何にも変わっていないことが、よくわかると思います。

というか、川内原発再稼動にしろ、安保法制騒動にしろ、この一年間の間に、事態は、より悪化する方向に、より深刻に展開していることしかありません。

我々にとって、厳しい時間が過ぎていきます。

 

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 安倍総理の戦後談話に関しては、彼が当初思っていたよりも、踏み込めなかった内容だと思います。これは、安保法制騒動で支持率が低下していることによる懸念が大きいと思いますし、従来の政府見解をここでも大きく変えると、その一点で、内閣崩壊となる可能性が極めて高くなります。ですから、現実的に、悪い反応の出ない文言で書いたということです。実の無い話です。この点を見ても、この安倍政権というのは、自分自身の見解を、本気で貫き通すことが出来ないタイプの政権であることだけはよくわかりました。

 しかし、いまだに一定数以上の日本人は、こうした足腰のしっかりとしていない総理大臣を支持して、原発も再稼動させることを容認する人々がいるということです。

 こうした「まやかしの構造」にすがる人々が、一定数もいる日本という状態に、敗戦の日にも気分が悪くなる思いばかりです。
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【岡山市移住・お試し住宅】民間の賃貸住宅を活用、補助金最長6ヶ月、申込み期限は来週8/18(火)。

2015-08-14 13:56:36 | 福島第一原発と放射能

本日配信予定の木下黄太メールマガジン最新号 

『2015年真夏 木下黄太の大放談(4)』 
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怒涛のごとく、移住促進をすすめる岡山市ですが、今度は賃貸住宅に補助金を出して、移住に関してのお試し住宅までスタートさせるようです。使えますね。申込み期限は来週火曜日まで。

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お申し込み期間

平成27年8月3日(月曜日)から平成27年8月18日(火曜日)

募集件数

年間40件(原則)
対象者

・岡山県外から岡山市へのUIJターンを希望する成人の方で、同居する親族のいること。
・UIJターンの理由が転勤、結婚又は進学以外であること。
・国、県又は他の市町村から、住宅に係る補助金や公的扶助等を受けていないこと。
・岡山市税を滞納していないこと。
・暴力団構成員(申込者だけでなく、同居者も含む)でないこと。
※入居に関する事前審査(家主もしくは不動産仲介業者による)があります。

利用期間 最長6ヶ月(平成28年2月末日まで)

 

補助内容

(1)家賃(1ヶ月あたり)
   家賃の一部を補助(上限額33,000円、自己負担額15,000円)
   ・家賃15,000円までの物件 → 全額自己負担
   ・家賃48,000円までの物件 → 家賃から自己負担額15,000円を差し引いた残額を補助
   ・家賃48,000円以上の物件 → 上限額33,000円を補助し残額は自己負担
(2)仲介手数料
   家賃の1ヶ月分(上限額48,000円)までを補助
   ※消費税分は自己負担となります。
(3)家賃保証保険保証料(必要な場合)
   家賃の1ヶ月分(上限額48,000円)までを補助

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詳しくは⇒http://www.city.okayama.jp/kyoudou/kyoudou/kyoudou_t00006.html

また近隣の民間でも、7泊まで無料というものがあります。

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【岡山県赤磐市7泊まで無料、夏休みまだ余裕あり!】
あかいわエコメッセ短期保養&移住応援プロジェクト

☆東日本からの移住や保養など避難の方は、減免申請により7泊まで無料で利用できる。
☆『赤坂適塾』は、家族など少人数向け。
☆『布都美林間学校』は団体利用も少人数利用もできる。

■対象
・東北被災3県在住の方で、赤磐市に保養に来られる方
・東日本在住の方で、赤磐市に移住希望の方

※どの施設も公共交通機関の便が悪いため、滞在には車が必要です。

■滞在期間・費用
原則として7泊以内は無料

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詳しくは⇒http://ecomesse.blog20.fc2.com/blog-entry-73.html

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富山講演は来週です。チェルノブイリ報告映像も上映します。
【8/22(土)木下黄太 講演会 in とやま】

13:00開場 13:30〜16:00
富山県民共生センター「サンフォルテ」 307号室(富山市湊入船町6-7 富山駅北口より徒歩10分)
会場カンパ:1,000円(資料代込み)
予約⇒ai0noigs@ty2.fitweb.or.jp

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【9/5(土)夜 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 IN 世田谷】


節目である丸5年を半年前にした今秋、福島県からの報告者(県内避難者)を招き、現地でおきている状態に関して、皆さんに伝えます。 あまり語られない白血病の実態。そしてチェルノブイリなどとの比較は? 被曝による健康被害を追い続ける木下黄太のトークを交え、最新情報とのリアル・セッションで、お届けします。
18:15開場 18:45~20:45
奥沢区民センター第一会議室(自由が丘駅徒歩9分、世田谷区奥沢3-47-8)
申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325194/

現地からの報告:木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者)
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【9/6(日)午前 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 IN 京都】


福島県からの報告者(県内避難者)と医療系ゲストに木下黄太も交えて、最新情報とのトリプルセッションを京都で開催します。
9:15開場 9:40開演 11:40終了予定
ひと・まち交流館 大会議室 
申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325604/
現地からの報告 木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者)
トークゲスト 薬剤師 井上玲氏(都内公立病院で抗がん剤治療関連業務も担当、現在は関西に避難移住)
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【9/6(日)午前 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 IN 京都】申込受付開始。

2015-08-13 06:50:00 | 福島第一原発と放射能

【9/6(日)午前 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 IN 京都】


放射能による健康被害は果たして5年をすぎれば、顕在化するのか。 

節目である丸5年を半年前にした今秋、福島県からの報告者(県内避難者)を招き、現地でおきている状態に関して、皆さんに伝えます。 
あまり語られない白血病の実態。最新医療を施す現場で見るものとは。そしてチェルノブイリなどとの比較は? 

被曝による健康被害を追い続ける木下黄太のトークを交え、ゲストも交えて、最新情報とのトリプルセッションを行います。 

9/6(日)  9:15開場 9:40開演 11:40終了予定

ひと・まち交流館 大会議室 
(京都府京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1 (河原町五条下る東側))

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325604/

 

◎現地からの報告 木幡ますみ氏( 福島県民 県内避難者) 

◎トークゲスト 薬剤師 井上玲氏(都内公立病院で抗がん剤治療関連業務も担当、現在は関西に避難移住) 

◎木下黄太(きのしたこうた)氏 

徳島県生まれ。中央大学法学部卒。東海村臨界事故の際に現場に赴き実態を取材。3.11以降「福島第一原発事故を考えます」を書き続け、「放射能防御プロジェクト」を立ち上げ関東圏の土壌調査を行い、その実態を発表。放射能問題の実態を真っ向から取り上げ、健康被害や汚染状況を取材調査継続中。これからの日本での生活のあり方や放射能問題へ警鐘を鳴らし続けている。

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リアル・セッション

 【9/5(土)夜 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 IN 世田谷】

 節目である丸5年を半年前にした今秋、福島県からの報告者(県内避難者)を招き、現地でおきている状態に関して、皆さんに伝えます。 あまり語られない白血病の実態。そしてチェルノブイリなどとの比較は? 被曝による健康被害を追い続ける木下黄太のトークを交え、最新情報とのリアル・セッションで、お届けします。 

現地からの報告:木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

9月05日(開場:18時15分、開催時間:18時45分~20時45分)

奥沢区民センター 第一会議室(自由が丘駅徒歩9分、奥沢駅すぐ、世田谷区奥沢3-47-8)
定員 100人(先着順)

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325194/

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富山での僕個人講演は来週開催、チェルノブイリの映像報告も致します。

【8/22(土)木下黄太 講演会 in とやま】 

 「福島原発事故から4年5ヵ月 子どもの未来のために今、私たちができること」 

  8月22日(土) 13:00開場 13:30~16:00 

  富山県民共生センター「サンフォルテ」 307号室(富山市湊入船町6-7 富山駅北口より徒歩10分) 

  会場カンパ:1,000円(資料代込み) 

  事前申込み⇒ai0noigs@ty2.fitweb.or.jp

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【「東京にいる身近な20代前半女性が、悪性リンパ腫になりました」】

『2015年真夏 木下黄太の大放談(3)』
【 福島第一原発処理を国家管理で行う可能性 】
【 汚染企業は100年続かなくても、汚染被害は1万年続く 】

金曜夜に配信、木下黄太メールマガジン最新号内容。 

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被曝回避で母子移住した女性が、1年経過して正社員になるというシンガポール避難事情。

2015-08-12 08:57:25 | 福島第一原発と放射能

【「東京にいる身近な20代前半女性が、悪性リンパ腫になりました」】

『2015年真夏 木下黄太の大放談(3)』
【 福島第一原発処理を国家管理で行う可能性 】
【 汚染企業は100年続かなくても、汚染被害は1万年続く 】

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国外避難移住先として当初から人気が高かったのはシンガポールでした。
2011年に、まずこの地へ逃げた人は、投資家など、シンガポールの経済的なメリットを利用するタイプの方が多かった気がします。
今回は、一年前に避難移住した女性からの報告です。
被曝回避で意識が強かったのに、一定期間都内に留まられていて、一年前に決断してシンガポールに移住されました。
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こんばんは。ご無沙汰しております。
日本の情勢を見ていたら、私がこんな呑気なことを書いていいのやら?とメール出来ずにいました。
でも、先日移住先を探しているという方からTwitterでご連絡があり、知りたい方がいらっしゃるのが分かりました。
以下、まとめてみました。
 
 
SG(シンガポール)に移住し、早1年が経過しました。
SGは、日本人にとってとても生活しやすい国だと思います。
こちらでの生活について、ご報告です。
 
 SGの在留邦人は、外務省が6月22日に発表した2014年10月1日時点で3万5,982人で、前年同期比15.9%増加でした。駐在員が、大部分を占めるのは確かですが放射能が理由で移住された方もいらっしゃいます。
 
 もし、SGに母子移住を考えるのでしたら子供の学生ビザを取得出来れば、母親はガーディアンビザが貰えます。また、今は働くことも可能ですので子供が学校に行っている間にパートタイマーで働くといいと思います。
私も、去年はパートタイマーで働き、今年は正社員になりました。
 
 働いてみて分かったことは、日本には無い働きやすさがあります。
 まず、多民族、多宗教、多言語国家ですが、日本よりも男尊女卑はなくほぼ平等。
 また、MCと言って入院の必要がない場合は年間14日、入院が必要な場合は年間60日の病欠が認められています。だから、医者に行くとすぐにMCは何日必要か?と聞かれます。日本人は、いらないと言ってしまう人が多数ですがシンガポール人はこのシステムを上手く活用しお休みします。
 そして、幼児がいる人はMCとは別にチャイルドケアというお休みが認められています。
国の政策なので、誰に気兼ねする事なく働く人の権利ですからそれを上手く活用する事で仕事も円滑になるのでは思いました。
 
 ちなみに、産休は普通4か月です。
計画&無痛分娩が主流なので、体力回復が早いそうです。そして、ナニーやメイドをすぐに雇え保育園にもすぐに預けられるのがSGのいい所です。日本の様に待機児童は、聞いた事がありません。
朝、子供を預け保育園では昼食、おやつ、夕食を食べさせ、シャワーを浴びせ19時にお迎えしあとは寝かせるだけだそうです。
共働きが普通のSGですので、そういうところは行き届いています。
 
 治安についても、本当に安全で夜に子供が一人で歩いていても大丈夫です。もしかしたら日本より安全ではないかと思うくらいです。
 
 水については、WHOの基準をクリアし日本同様に水道水が飲めます。ただし、フッ素が入っているので気になる人は水を買っています。
 
 食については、スーパーで何でも手に入ります。欧米人も多いので、西洋の物から日本の食材まで普通のスーパーで手に入ります。
野菜は、中国、マレーシア、インドネシアが多いです。シンガポールは、国土が狭いので基本的に全てが輸入品になります。
 
残念なのは、放射能検査をしていなくても日本食材の輸入解禁になったことです。
私が、移住した頃は日本食材は九州のものばかりでしたが最近は関東のものも見かける様になりました。お菓子なども、沢山輸入されています。シンガポールは、情報規制をしているので福島の現状や放射能汚染については一切報道されないので皆さんご存知ありません…。
 
  居住については、本当にピンきりで住む場所、広さなどにより違いますが東京の家賃より高いです。でも、値段は下がってきています。日本で言う、マンションに当たるコンドミニアムは日本人の多い所はやはり高いです。
 
 また、室内は床やバスルームが御影石を使っているおうちが殆どです。
その為、室内の放射線量は高めではあります。自然放射線ですが、今のところ体調面で悪くなる事は一切ありません。
東京にいた頃の方が、アレルギーの悪化、喉の不調など色々ありましたがこちらに来てから誰一人として熱を出すこともなくみんな元気です。倦怠感や偏頭痛、突然の睡魔に襲われることも一切無くなりました。
 
 保育園や幼稚園、学校は、幼稚園までならローカル校にすんなり入れます。しかし、小学校からはシンガポール人が優先で空いた所にしか外人は入れませんし、もし入れたとしても学校は選べません。ですので、小学校からはインター校か日本人学校になります。
 
 うちは、予算の関係で子供達は日本人学校に通わせています。勉強のカリキュラムは、日本の学習指導要領に沿っていますが日本と違うのはイマージョン教育を実施しているところです。イマージョンは、小学校だと体育を中学部に上がると家庭科、音楽、美術もイマージョン教育になります。イマージョンは、授業の全てが完全に英語で外人の先生です。英語の授業は、少人数制で13段階にレベル分けられていて一人一人に合ったレベルで勉強が出来ます。その為、日本にいるよりも英語は身近で親しみやすいと思います。
 
小学校は、現地校と交流をしてお互いの学校を訪ねその国の遊びや文化を学んだり、お互いの家をホームステイしたりします。また、多民族国家なのであらゆるお祭りについて学び、そのイベントの飾りを作ったりもします。
 
中学部になると、交流している現地校から中国語を教えに生徒が1週間来校します。
課外授業では、1グループ4、5人ですがあるテーマについてシンガポール人に街頭インタビューをし、お昼は各自ホーカー(屋台)などで食べ2時過ぎに各グループごとに学校に戻る。その後、パワーポイントを使いまとめて発表などなど面白い事もしています。
 
 駐在員が多いですので、生徒の入れ替わりも激しいですが生徒同士は男女共に仲が良く、クラス全員で遊びに行ったりしています。
また、去年は憲法改正のニュースが流れた途端にクラスグループでは、憲法9条が改正されたら戦争になるぞ!どうするんだ!などなど子供同士でのディスカッションが数日続いたそうです。
日本にいる友達グループでは、憲法のけの字も話題にならなかったそうですが…。
まあ、シンガポールは日本軍の占領下にあった土地ですので子供達はそういう話題にも敏感なのかな?とも思いましたが。
 
移住して、心配なのは友達関係とかでしょうが何処の学校も出入りが多いのですぐに打ち解けお友達が出来るそうです。
 
海外移住は、不安がつきまとうかも知れませんが、地震は無いですし、何しろ食材の不安が無くなりストレスフリーになりました。
 
 今の日本は、不安要素が沢山ありますので海外移住も視野に入れている方がいらっしゃれば参考になると幸いです。
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彼女は都内でのバンダジェフスキー博士講演などにも手伝ってくれていた方で、そうした現実対応能力は高い方なのですが、只避難移住するだけでなく、シンガポールでもトライアルして1年で「正社員」という立場を勝ち取っている状態です。

シンガポールという経済的にまわっているエリアは、やはり避難場所としてコストが掛かっても、リターンも多く得られる構造があるということが分かります。これは個人個人の能力差が問われますが、避難移住ということは、経済的に自立可能性が自分にどうあるのかを見極めることが一番肝要ということです。これは海外ばかりでなく、国内でも同様のことが言えると思います。

おそらく最大懸念は、この国は情報統制が厳しいこと。後で、思わぬ形で引っかかることが出るのかもしれません。

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富山開催は来週、チェルノブイリの映像報告も致します。

【8/22(土)木下黄太 講演会 in とやま】 

 「福島原発事故から4年5ヵ月 子どもの未来のために今、私たちができること」 

  8月22日(土) 13:00開場 13:30~16:00 

  富山県民共生センター「サンフォルテ」 307号室(富山市湊入船町6-7 富山駅北口より徒歩10分) 

  会場カンパ:1,000円(資料代込み) 

  事前申込み⇒ai0noigs@ty2.fitweb.or.jp

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 リアル・セッション

 【9/5(土)夜 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 IN 世田谷】

 節目である丸5年を半年前にした今秋、福島県からの報告者(県内避難者)を招き、現地でおきている状態に関して、皆さんに伝えます。 あまり語られない白血病の実態。そしてチェルノブイリなどとの比較は? 被曝による健康被害を追い続ける木下黄太のトークを交え、最新情報とのリアル・セッションで、お届けします。 

現地からの報告:木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

9月05日(開場:18時15分、開催時間:18時45分~20時45分)

奥沢区民センター 第一会議室(自由が丘駅徒歩9分、奥沢駅すぐ、世田谷区奥沢3-47-8)
定員 100人(先着順)

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325194/

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きょう川内原発を再稼動して、また原発国家に後戻りすることを、3割もの国民が賛同する日本という狂気。

2015-08-11 14:19:23 | 福島第一原発と放射能

 

きょう、川内原発の再稼動に踏み切った本当の理由は、中央からも遠く、大都市圏から最も遠い原発で、なおかつ自民党支持層が圧倒的に強力な鹿児島県という状態の中で、行われているということです。

「中心より遠いところならば、反発も少ない」という政治判断しか本質はありません。

原子力規制委員会のような科学性があるかのように見せているシステムによって、安全が担保される可能性が高い原発から再稼動させているという判断がポイントではありません

政治的に再稼動させるハードルが低いところから、再稼働させていることに過ぎません。

少なくとも、原発という存在を、世界的に継続させるための、捨石が日本であり、更にその日本での捨石として、鹿児島県、その中でも薩摩川内市が選ばれたということです。

薩長土肥という明治以降の体制の中で、その中の負け組である地域の、更に辺境の地域に、こうした負荷がまずは掛かっているということです。

ここで何を言っても、事態は変わりません。

政治的に、こういう再稼動を極力しない政治体制を、国政レベルで我々が選択可能なのかということです。

その政治体制を選択するのに何が必要なのか。

この川内原発再稼動を半数以上が反対しても、まだ3割もが世論調査で賛同する狂気国家日本で、そうした政治選択は可能なのか。

福島第一原発事故がおきたことで、多くの人々に苦難が訪れても、原発再稼動を容認するという人間達が一定数いることが浮き彫りとなる、おぞましい日本と日本人。

きょう、僕は九州にいながら、そんなことを考えています。

 

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 リアル・セッション

 【9/5(土)夜 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 IN 世田谷】

 節目である丸5年を半年前にした今秋、福島県からの報告者(県内避難者)を招き、現地でおきている状態に関して、皆さんに伝えます。 あまり語られない白血病の実態。そしてチェルノブイリなどとの比較は? 被曝による健康被害を追い続ける木下黄太のトークを交え、最新情報とのリアル・セッションで、お届けします。 

現地からの報告:木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

9月05日(開場:18時15分、開催時間:18時45分~20時45分)

奥沢区民センター 第一会議室(自由が丘駅徒歩9分、奥沢駅すぐ、世田谷区奥沢3-47-8)
定員 100人(先着順)

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325194/

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「福島で白血病は本当に多発しているのか?」は、9/6(日)午前 京都でも開催いたします。申込み詳細は、一両日お待ち下さい。

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【「東京にいる身近な20代前半女性が、悪性リンパ腫になりました」】

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「最近、白血病が増えています。」品川区の友人が保険会社から言われた事。皇后陛下の胸痛もストレス原因。

2015-08-10 07:05:00 | 福島第一原発と放射能

都内で面識のある方より頂いた情報です。

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先々月の事だと記憶していますが。

友人(品川区在住)が生命保険の見直しで保険会社の人と話した時、「(福島に限らず)白血病が増えているのです。」と言われたそうです。

「今迄は年に数件程度の申請だった病気の幾つかで、生命保険を申請するケースが、最近増えている状況なのですよ。その中で、白血病は増えているという印象です。」 という事でした。

木下さんがおっしゃる様に、「福島を救え」と言っている余裕は、都民にはないと感じています。

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この話は以前から伺っていたのですが、今回、東京でトークセッションを行うのにあたって、改めて情報提供がありました。

実は、これまでも複数の保険関連情報は僕のところにも寄せられてはいます。

人の病気に関して扱う情報を、俯瞰的に見ることの出来る立ち場はそんなに多くはありません。

そうした中で、「保険」という業務では直面することも多いだろうと思います。

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 リアル・セッション

 【9/5(土)夜 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 IN 世田谷】

 節目である丸5年を半年前にした今秋、福島県からの報告者(県内避難者)を招き、現地でおきている状態に関して、皆さんに伝えます。 あまり語られない白血病の実態。そしてチェルノブイリなどとの比較は? 被曝による健康被害を追い続ける木下黄太のトークを交え、最新情報とのリアル・セッションで、お届けします。 

現地からの報告:木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

9月05日(開場:18時15分、開催時間:18時45分~20時45分)

奥沢区民センター 第一会議室(自由が丘駅徒歩9分、奥沢駅すぐ、世田谷区奥沢3-47-8)
定員 100人(先着順)

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325194/

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「福島で白血病は本当に多発しているのか?」は、9/6(日)午前 京都でも開催いたします。申込み詳細は、一両日お待ち下さい。

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皇后陛下の体調に関して、東大病院の精密検査結果で宮内庁があきらかにしたこと。

動脈硬化が原因とみられる、冠動脈に比較的軽度な狭さくが存在、しかし原因になるほどではない。

△胸の痛みは、ストレスなどの理由によって、血管が一時的に狭くなっている可能性

要は、冠動脈には精密検査でも重大な異常はみつからなかった。「心筋虚血」になっていたのは、「ストレス」などによる一時的な原因の可能性を指摘しているということです。

勿論そうしたこともありうるとは思いますが、要は「心筋虚血」とまで至っている原因が判然としなくて、冠動脈に大きな異常もないので、そこで、こういう単語が出てきているのだろうと思います。

しかし、皇后の「胸の痛み」「心筋虚血」なども「ストレス」と便利に片付けるなら、国民が胸の痛みを多く訴え始めても、「気のせい」と話して、「風評被害」とするのは、あたりまえの話かもしれませんが。。。

怖ろしい国なのだと、また痛感いたしますね。

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「福島で白血病は本当に多発しているのか?」リアル・セッションを9/5(土)東京、9/6(日)京都で開催。

2015-08-09 06:12:25 | 福島第一原発と放射能

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【本日の川内原発反対集会で海岸使用を不許可】

きょう午後に川内原発近くの久見崎海岸で開催される予定の再稼働反対集会があります。鹿児島県がこの海岸の場所の使用を不許可にしているそうです。集会は、そのまま開催予定らしく、警察の介入など、大変な事態となる可能性が想定されると思います。使用不許可にしている海岸で、勝手に集会を開くな、法的に取り締まるぞというやり方でしょう。なんというか、こんな感覚で再稼動するということで、如何に再稼動に自信がないのだろうかということを改めて思います。

 

さて、「福島で白血病が多発しているのか?」こういう疑問をネット上でよく聞きます。

疫学的データとしての確定よりも、身近に一定数はおきているのか?どうなのか?

こうした疑問に答えるための、リアル・セッションを開催することに致します。

現地からの報告があり、避難地域から、福島県内では県内相対的に低汚染地域に避難している、或る方からの話となります。

実はネット上で、「福島で白血病が多発しているのか?」という感覚で、最近取りざたされている内容は、今回招いている報告者の発言が、動画で切り取られていることも、かなり影響していると思います。

このことは、ご本人が、現状に関しての憂いが強まっていて、特に、周りで気がついている、「健康被害的な様相を呈している状態」について、具体的に言及を行う決意を、最近されているということが背景にあります。

今回、その報告者の方と協議して、テーマを「健康被害的な様相を呈している状態」に絞って話をすることに致しました。

 

その報告を受けて、僕と被曝問題に関して、徹底してトークをすることになります。

「福島を救え」というような類の集会ではありません。

あくまで具体的な健康被害に関しての、リアルなトークセッションをおこないます。

東京開催後に、そのまま移動し、翌日の午前中に京都でも開催する強行日程となります。

京都では、東京の公立総合病院で抗がん剤治療も担当していた薬剤師(現在は京都移住)の方も登壇いたします。

ご関心がある方は、是非参加下さい。

まず、東京開催は下記リンクで受付開始しています。数日内に京都開催の詳細も告知します。

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リアル・セッション

【9/5(土)夜 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 IN 世田谷】

節目である丸5年を半年前にした今秋、福島県からの報告者(県内避難者)を招き、現地でおきている状態に関して、皆さんに伝えます。 あまり語られない白血病の実態。そしてチェルノブイリなどとの比較は? 
被曝による健康被害を追い続ける木下黄太のトークを交え、最新情報とのリアル・セッションで、お届けします。 

現地からの報告:木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

2015年09月05日(開場:18時15分、開催時間:18時45分~20時45分)
奥沢区民センター 第一会議室(自由が丘駅徒歩9分、奥沢駅すぐ、世田谷区奥沢3-47-8)
定員 100人(先着順)

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325194/

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身内も「故人」という、だっげらいよん絶叫を聞け! 作者サイトはこちら⇒⇒ http://ameblo.jp/shibazakitoshie/

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富山開催は再来週、チェルノブイリの映像報告も致します。

【8/22(土)木下黄太 講演会 in とやま】 

 「福島原発事故から4年5ヵ月 子どもの未来のために今、私たちができること」 

  8月22日(土) 13:00開場 13:30~16:00 

  富山県民共生センター「サンフォルテ」 307号室(富山市湊入船町6-7 富山駅北口より徒歩10分) 

  会場カンパ:1,000円(資料代込み) 

  事前申込み⇒ai0noigs@ty2.fitweb.or.jp

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「東京の身近な20代女性が悪性リンパ腫になりました」相談者からのメール。

2015-08-08 00:00:00 | 福島第一原発と放射能


昨夜配信、最新木下黄太メルマガの内容です。

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さて、きょうは、あなたにも、ちょっとショックな話です。

・・・・ I N D E X・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【「東京にいる身近な20代前半女性が、悪性リンパ腫になりました」】
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病院やセカンドオピニオンに関しての相談メール。
相談者は若い方で、被曝を懸念して、現在は西日本に移住されています。
この方の身近な若い女性におきた疾病、タイトルの後はメールを引用します。

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【「東京にいる身近な20代前半女性が、悪性リンパ腫になりました」】
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木下黄太さんへ、京都で教授との講演会にも参加した者です。
その際は大変勉強になりました。ありがとうございます。

私は現在、首都圏から西日本に移住して仕事をしています。実家は東京です。
今回、東京西部の親族なのですが、身近な若い女性が悪性リンパ腫になった事
を知りました。
はじめは首の一部のリンパ節の腫れのみで、病院に行っても風邪か何かと診断
されていたようです。
それから数ヶ月たち、体の数ヶ所に腫れがあり、一部は大きくなってきている
状況ということです。
そして、「悪性リンパ腫」と診断されました。


続きはメルマガで確認下さい。

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本日のメルマガは「東京の身近におきた『悪性リンパ腫』」などもお伝えする予定です。

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【8/22(土)木下黄太 講演会 in とやま】 

 「福島原発事故から4年5ヵ月 子どもの未来のために今、私たちができること」 

  8月22日(土) 13:00開場 13:30~16:00 

  富山県民共生センター「サンフォルテ」 307号室(富山市湊入船町6-7 富山駅北口より徒歩10分) 

  会場カンパ:1,000円(資料代込み) 

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「悪性リンパ腫、特に非ホジキンリンパ腫と放射線被ばくとの因果関係について」2008年厚労省検討会報告書。

2015-08-07 08:36:10 | 福島第一原発と放射能

 「悪性リンパ腫」に関して、僕が最近、聞いている、東京での具体事例で気になる話があります。このことは、今夜配信予定の木下黄太メールマガジンでお伝えします。

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  その関連で「悪性リンパ腫」を更に調べていると、福島原発事故前に、厚生労働省が外部有識者による「電離放射線障害の業務上外に関する検討会」を開催しているのですが、その第5回議事に、「悪性リンパ腫と電離放射線との因果関係について」というテーマが取り上げられているのを見つけました。

 2008年10月なので、福島第一原発事故がおこる2年半前の会議ですね。

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http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/10/s1003-13.html  より引用。

電離放射線障害の業務上外に関する検討会(第5回)議事概要

1 日時 平成20年10月3日(金) 13:30~16:00

2 場所 中央合同庁舎5号館16階労働基準局第1会議室

(東京都千代田区霞が関1-2-2)

3 出席者

医学専門家 酒井邦夫、明石真言、草間朋子、別所正美

厚生労働省 絹谷國雄、山口浩幸 ほか

4 議事

(1)悪性リンパ腫と電離放射線との因果関係について

(2)その他

5 提出資料

資料1 悪性リンパ腫、特に非ホジキンリンパ腫と放射線被ばくとの因果関係について(案)

資料2 被災労働者に係る電離放射線障害の業務上外に関する検討結果報告書(案)

6 議事概要

(1)悪性リンパ腫、特に非ホジキンリンパ腫と放射線被ばくとの因果関係に関する疫学調査の概要をとりまとめた資料1により検討が行われ、報告書の最終取りまとめについては、座長一任とされた。

(2)これまでの検討結果を踏まえて資料2について検討を行った。被災労働者に発症した疾病(悪性リンパ腫)と業務との関連について結論が得られ、報告書の最終取りまとめについては、座長一任とされた。

(3)検討結果については個別事案のため非公開とするが、一般的な因果関係を検討した結果を取りまとめた結果(「悪性リンパ腫、特に非ホジキンリンパ腫と放射線被ばくとの因果関係について」)は、後日公開することとなった。

 

▽照会先

 厚生労働省労働基準局労災補償部補償課

 職業病認定対策室職業病認定業務第二係

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後日公開された、報告書は以下のリンクとなります(一部引用)。

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http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/10/s1010-3.html より

悪性リンパ腫、特に非ホジキンリンパ腫と放射線被ばくとの因果関係について

I 疫学調査の概要

放射線被ばくと悪性リンパ腫との因果関係については、これまで種々の疫学調査が実施されているところである。そこで、最新の医学的知見について、文献を系統的に検索し、検索された文献を基にして悪性リンパ腫、特に非ホジキンリンパ腫と放射線被ばくとの因果関係を判断することとした。

文献は、主として米国国立衛生研究所(the National Institutes of Health (NIH))の一部門である国立医学図書館 (the National Library of Medicine (NLM))にある文献検索システム(National Center for Biotechnology Information(NCBI))を用い、キーワードとして放射線(radiation)、リンパ腫 (lymphoma)、疫学 (epidemiology)を用いて検索した。

放射線被ばくに伴う悪性リンパ腫に関する疫学調査は、

(1) 職業被ばくを対象にした疫学調査

(2) 広島・長崎の原爆被爆者を対象にした疫学調査

(3) 放射線診療を受けた患者を対象にした疫学調査

(4) 原子力施設、核実験等の周辺住民を対象にした疫学調査

に大別される。

上記の疫学調査の結果の概要を以下に示す。

[以下、略]

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福島第一原発事故の以前から、放射能による被曝と悪性リンパ腫の因果関係に関して、厚生労働省が何かを気にしていたことが分かって、とても興味深いです。

こうしたことも踏まえて、メルマガでは記事を書こうと考えています。

金曜夜に配信する、木下黄太メールマガジン。

重要情報はメルマガでのみ配信、購読申込は⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/

本日のメルマガは「東京の身近におきた『悪性リンパ腫』」などもお伝えする予定です。

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【8/22(土)木下黄太 講演会 in とやま】 

 「福島原発事故から4年5ヵ月 子どもの未来のために今、私たちができること」 

  8月22日(土) 13:00開場 13:30〜16:00 

  富山県民共生センター「サンフォルテ」 307号室(富山市湊入船町6-7 富山駅北口より徒歩10分) 

  会場カンパ:1,000円(資料代込み) 

  事前申込み⇒ai0noigs@ty2.fitweb.or.jp 

  申込者名、連絡先電話番号、必要席数(個別のお名前は明記、小学生以下は明記)などを記載してお申込下さい。


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アメリカが原爆投下して多数が亡くなり、70年が経過しても奴隷国家を続ける日本。実験動物を続ける日本人。

2015-08-06 12:24:50 | 福島第一原発と放射能

放射能による敗戦を、日本は二度も経験したことになります。

一度目は、70年前の広島、そして長崎への原子爆弾。

そして、もう一度は、2011年3月の福島第一原発事故。

最初は、米軍による殺戮目的の原爆投下、多くの命が失われました。

次は、アメリカが推し進めさせた、平和目的という美名の旗による原発という存在が、原子爆弾被害者よりも、長い世代にわたり、更に多くの人を追い詰める可能性が出ています。

先日、毎日新聞が発掘した、当時広島などに米軍が入って土壌や作物の汚染に関して報告をまとめていたのに、そうした内容を結局は自分達の軍事的目的以外に使わなかった話なども読むと、そのころから、日本人はただの奴隷だったのだろうと、改めて思います。

国家としても、奴隷国家のまま。

実は、奴隷よりも下かもしれません。要は実験動物ですから。

今回の福島第一原発事故でも、この奴隷日本人が、そのまま実験動物として確認されている状況だろうと思います。

放射能による影響が、果たしてどう及ぶのかと。

70年前に、原子爆弾投下という、最悪の人体実験を行われた日本。

今度は放射性物質の吸気被曝、更に長期にわたる低濃度汚染物を、水や食物から摂取し続けるという実験材料になっているということです。

われわれは、アメリカから見た場合に、所詮は「黄色いサル」でしかない実験動物、奴隷が関の山という存在に過ぎないことを、またしても感じるしかありません。

現在の安倍政権は、その「黄色いサル」奴隷のボスとして、媚を売り続けている存在であることは間違いありません。

こういうものが、「保守」と言えるのか、本当に疑問に思います。

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「東京の身近におきた『悪性リンパ腫』」などもお伝えする予定です。

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【8/22(土)木下黄太 講演会 in とやま】 

「福島原発事故から4年5ヵ月 子どもの未来のために今、私たちができること」 

 8月22日(土) 13:00開場 13:30〜16:00 

 富山県民共生センター「サンフォルテ」 307号室(富山市湊入船町6-7 富山駅北口より徒歩10分) 

 会場カンパ:1,000円(資料代込み) 

 事前申込み⇒ai0noigs@ty2.fitweb.or.jp 

 申込者名、連絡先電話番号、必要席数(個別のお名前は明記、小学生以下は明記)などを記載してお申込下さい。





【文書入手】2030年代原発ゼロ等を内容とする、民主党機関紙号外を事実上お蔵入りさせようとする東電労組。

2015-08-05 07:50:55 | 福島第一原発と放射能

 

【廃炉作業どころか、さらなる大規模放射能汚染の可能性も】

【福島第一原発処理の前線基地・作業員供給源としての関東圏】

【福島では手のつけられないモンスターが未だに火を吹いている】

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これは、民主党、プレス民主(機関紙)の号外、原発などに関する政策提言を主な内容とするものです。

この内容を、まずは、確認下さい。

 

内容の細かい是非はともかくとして、2030年代に原発ゼロを目指す内容の政策が書かれています。

今は、民主党は、自民安倍政権との比較対応もあって、こうしたスタンスを強く打ち出すのは、当然のことでしょう。

僕から見たら、「まだ足りない」「30年代では遅い」という感覚はあっても、こうした方向性を明示する、機関紙の号外を出すことは評価できると思います。

さて、この内容について、次のような文書が回っているそうです。

東電労組政治連盟からの文書です。

これは、東京電力労働組合による政治団体。事実上一体化していて、東電労組OBなどを政界に送り込んでいます。勿論、民主党には影響力の強い圧力団体です。

「内容が不適切だから、このビラを使うな」と言っているように読めますね。

原発を無くそうとする、民主党の政治的な動きについて、こういうことを東電労組がおこなっているのです。

東電労組としての権益ばかりを考えて、原発事故後に、まだ原発を続けさせようとする感覚が見え隠れする内容にしか、僕には読めません。

果たして、民主党、こういう話をきちんと突っぱねられているのでしょうか?

しかし、安保法制などで、自民安倍政権が異常な状態を顕現させていて、ようやく民主党にも少しは風が吹く可能性があるのに、こうした政治状況に関して、東電労組が民主の足を引っ張ろうとしていることにしか見えません。

選挙による票を背景に、圧力団体としての力を誇示しています、悪い方向に。

いいですか、国民の大半は原発稼動など望んでいません。

こうしたことについて、東電労組が国民の感覚と噛合わない対応で、民主党に圧力をかけ、民主党が国民でなく、東電労組の方を向くと、次は民主党は完全に終了するということです。

こいつらは、そうした本質が分かっているのか?

お前たちの得手勝手な欲望で、民主が自民の対抗勢力として再浮上することを潰しているようにしか見えません。

これは、本当に、腐りきっているとしか思えません。

腹立たしい。

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【矛盾する原子力学会】「福島の年被曝量世界平均以下」⇔「放射線の影響を受けない為、免疫力を高めよ」。

2015-08-04 15:18:08 | 福島第一原発と放射能

http://www.minyu-net.com/news/news/0802/news7.htmlより。

福島、世界の水準以下 専門家が年間被ばく量を解説

日本原子力学会は1日、郡山市で、除染の現状や低線量被ばくを考えるシンポジウムを開き、専門家らが放射線の健康への影響などを解説した。
 このうちルイ・パストゥール医学研究センター(京都)の宇野賀津子インターフェロン・生体防御研究室長は放射線の健康影響について解説。宇宙や大地などから受ける自然放射線による年間被ばく量は、世界平均で2.4ミリシーベルトだが、福島市の、ある保育園での測定値から算出した年間被ばく量は、原発事故由来分を含めても世界平均の2.4ミリシーベルトと同水準か、下回っていたことを説明した。また、免疫学が専門の宇野室長は、放射線の健康影響を受けないために免疫力を高めることが重要と強調。そのためには「生きがいを持つことなどが大切」と語った。

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あまりに暑くて、僕の頭が働かなくても、この短い記事に書かれていることは、矛盾しかないとわかります。

これは、推進側のシンポジウム、原子力学会のシンポジウムらしいですから。

しかし、こんな矛盾を垂れ流す、新聞記者や新聞社デスクの感覚は理解不能です。

この記事の根幹は下記。

A 「福島では放射線による年間の被曝量は世界平均以下です」

B 「放射線の影響を受けない為に、免疫力を高めよ」

A⇔Bが、矛盾するのは、自明です。

放射線による年間被曝量が平均以下というなら、放射線の影響を考慮して話すことが、そもそもおかしいです。

シンポジウムで話す必要は、そもそもなくて、終了でしょ?

勿論、彼らの言う、外部線量評価が妥当なのか? 内部被曝の考慮は? 疑問は尽きません。 

そして被曝によって免疫が下がることは、チェルノブイリでも強く指摘されている話なのですが。。。

そこで、「放射線影響を受けない為に免疫力を高めよ」という指示をします。

なんか前後関係が矛盾しています。そして、遂に、「生きがいを持て!」と言います。

おいおい、まてまて。自己啓発セミナーか、これは?

日本原子力学会は、学会と呼ぶべきところなのか?

日本の学会とはそもそも何か?という疑問も強く思います。

なお、このルイ・パストゥール医学研究センターの別のメンバーは、ある週刊誌取材に、こう答えています。

NHKが放送したチェルノブイリ関連番組、その中で、「スウェーデンで少数民族サーメ人のがん死が34%増えた」という内容についてです。

「番組では事故後1~4年の間、がん死が増えたというが、放射線被曝でがんを発症した場合、発見できる大きさになるまで平均25年かかる。強制移住や食料制限などでストレスが増加し、免疫力が低下したため、すでに進行していたがんが急速に悪化したと考えるほうが現実的です」(週刊ポスト2012年3月9日号)

この人たちは、いろんなアクシデントがおきた場合に、固形ガンや血液疾患が実は数年で発生しているというような指摘が、アメリカでも為されていることも、認識はしていないようです。

全てをストレスと片付けます。

とにかく原発事故後に、こうした主張を繰り返されている研究所であることが、とてもよくわかります。

なんなんだ、この馬鹿馬鹿しさは。

原発事故をおこした責任があるはずの推進側。そうした中核である連中、原子力学会によるシンポジウム。

しかし、どこまでつけあがるのだろうか、この連中は。

まだ事故から、4年しか経過しないのに、原発破局の責任を、彼らが本当に感じていないことは、こんなシンポジウムを開催していることからも、本当によくわかります。

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30代の福島第一原発作業員が、突然に亡くなったそうです。

死因は不明ですが、これだけ暑く、しかも過酷な環境下では、思わぬことがおきると思います。

僕のメールマガジンでも指摘しているとおりに、福島第一原発の処理現場は、厳しい状態が続いているだけですから。これからも、そうした「思わぬ死」は、多いと思います。

そして或る意味では「想定された死」ですから。

 

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貴女がデモによって国を変えるということは、貴女は死ぬ覚悟をしているのかということ。

2015-08-03 13:50:00 | その他


僕は安保法制にも反対ですし、現行の安倍政権政策の大半に反対です。

この政権にNOを言うことを、デモという形で本当にやりたいならば、止めるつもりは全くありません。

やりたい人が、その渦を大きくしていくことは、マイナスとは思いませんから。


でも、こうしたデモの動きが、単純に、一定層の若者に広がっていることは、まわりの全体が「安倍反対、戦争反対」していたら、その流れが、かっこいいから、やっている。本質は、それだけと思います。昔の学生運動もそういう要素がありましたし。

おかしなことは何もありません。そういうことは世の常です。

放射能に関しては、周りがそうしたことを懸念しようともしないし、特に言わないから、進んでやる考えもおきないだけです。

これは、とてもよくわかる話です。

周りを気にする社会、周りを気にする人々、周りを気にする若者。

今の時代です。

そうであっても、単純に、安倍政権に反対するというスタンスを明確にしてデモで対峙することをしたら、就職にマイナスになることくらいはあるのは当たり前ということです。そのことについて、覚悟している人が本当に多数なら、あんな変な記事はないです。そういう記事を大新聞、しかも朝日が書いているおかしさをまず指摘しています。

ああしたデモを盛り上げたいから、朝日新聞はおかしな誤魔化し記事を書いたと思います。

昔、学生運動のころと似たようなスタンスの記事。しかし、そのことに本気で加担する覚悟すらない記事。こうした記事を、大新聞が出してきているということが、今回のデモが、根幹で実は脆弱ではないのかということを露呈させているだろうと僕は思うのです。

お分かりいただけていないようですが、デモは本気なら、最後は死にますから。それは根幹的な話です。

そこを誤魔化して考えている人は、参加者であれ、賞賛している側であれ、認識が間違っているということです。私は、命を賭けて、安倍政権と闘う覚悟をデモ参加者が本当にされているなら、特に申すことはありません。むしろ素晴らしいと賞賛するかもしれません。

そのぎりぎりの覚悟がないと、時の政権と本当に対峙することなどありえないということです。

その覚悟なき、或る意味では誤魔化しの反対がどういうことなのかを、過去にあった歴史的事象も紐解いて、僕は伝えようとしましたが、そういうこと書いても分からない人が多いのが、この時代ということでしょうか。

本当に見かけで期待する馬鹿が多数いるのに、ウンザリします。

そんな話に解決策はありません。

いいですか、放射能汚染ガレキ拡散の反対ですら、当局側が逮捕をちらつかせたり、実際に一般人が逮捕される事態になりました。

そんなことはあたりまえにおきるのです。

そこまでしないと、多数の地域でガレキ拡散は止まりませんでした。

きちんと反対したら、そういうことはおきます。

勿論ですが、逮捕されたら、大企業就職なんて消えますから。

安保法制も、本当に反対したら、最後はそういう事態には最低限なりますから。

そんなリアルを見せないようにして、学生のデモ参加に大新聞が誘導するのは、おかしいです。

何のお先棒を担ぐのか、どこの政治勢力の手先なのかと。

リアルを認識して、それでも行動して社会を変えるしかないと、参加者が思っているかどうかです。

そして最後は、就職先どころか、自らの命も失うという覚悟が必要なのが、このリアルですから。


[追記]

僕はこのデモに関して、発言しないように控えてきました。

安倍政権が崩壊したほうがよいと思うからです。

しかし、デモという現象に参加することに、一定の覚悟が必要という、あたりまえの話さえ、朝日新聞がウソをついて誘導していることは、朝日新聞が被曝懸念を全面否定する記事を、「国連」などを錦の御旗で作っている様子と同じことだと思います。

こういうリアルを誤魔化すことが、大新聞によって横行することで、仮に安倍政権崩壊は為しえても、全く違う更におかしな状況を招くリスクは、実はかなり大きいと思うからです。

これで、僕は体制側からも、反体制側からも、「非国民」になったということです。

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【 原発事故に関しての責任を誰も負わない組織国家「日本」、首の皮1枚で繋がった強制起訴という法的措置 】
『2015年真夏 木下黄太の大放談(2)』
【廃炉作業どころか、さらなる大規模放射能汚染の可能性も】
【福島第一原発処理の前線基地・作業員供給源としての関東圏】
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