「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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Facebook「福島第一原発を考えます」管理人・元出版編集者・ライターの岡本呻也氏が51歳で急逝という悲報。

2016-03-07 00:00:00 | 福島第一原発と放射能

昨日未明から、僕は情報確認を続けていました。

ご家族と昨日朝には連絡がつきました。

ご家族も一昨日夜に名古屋に来られて、ご心労が大変な状況と思われます。

先ほど、メッセージを頂きましたので、まずそれをお読みください。

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みなさま
初めまして。
私は岡本呻也の弟の和弘(かずひろ)と申します。
お世話になります。

現在兄の仕事の引き継ぎ管理作業を行っております。

突然の報にみなさま驚かれていると思います。
3月3日、名古屋の事務所にて倒れ、そのまま発見が遅れ亡くなりました。

みなさまにおかれましては、生前たいへんお世話になりました。
兄の輝いた人生を一緒に過ごしていただいたこと、ただただ感謝いたしております。
今はただ、家族一同悲しみの中のため、お礼もできず申し訳ありません。

3/8は兄の52歳の誕生日でした。
事業のほうもいよいよ順調で
私の思いはただただ残念で心苦しんでおります。

明日3/7名古屋にて火葬、3/9に松山に帰郷する予定です。
葬儀につきましては現在暫定で3/19~3/21のいずれかの日に松山にて執り行うよう進行しております。
決まりましたらまた、正式に連絡させていただきます。

みなさまのお気遣い感謝し、まず一報をさせていただきました。

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事実関係は上記のとおりです。

このブログをごらん頂いている皆さんは良くご存知と思いますが、

ブログ読者の連絡網的に設立されたFacebookグループ「福島第一原発を考えます」管理人として知られていた、

「岡本岡本」もしくは「Shinya Okamoto」さんです。下の有名なキューピーをアイコン代わりに使っていました。








https://www.facebook.com/shinya.okamoto.188

メールマガジン読者には、僕の大放談の「聞き手」としても御馴染みの存在。

彼は、僕が20年前くらいから知っている岡本呻也さんなのですが、数日前に突然倒れて亡くなったということです(本人画像は本人Facebookページより)。


本当に急死ということで、御理解ください。脳に異変があったと伺っています。51歳。

プレジデント社で編集者を勤め、その後独立し、ライターとしても、業界では知られた存在で、僕は昔からいろんなつながりがありました。

特に、2011年3月以降に関しては、連携をしていたことも多いです。

一例を言えば、バンダジェフスキー博士などの招聘は、彼の会社(医療関連会社を経営、こちらは弟さんが引き継がれます)が招聘元になって奔走したおかげで、無事にビザが発給され、来日できた経緯もありました。

書きたいことはいろいろとあるのですが、きょうは、ご冥福をお祈りしたいと思います。

葬儀日程などは、確定次第、こちらのブログやFacebookでもお伝えいたします。

 

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僕のメールマガジン最新号タイトルです。

聞き手であった岡本さんを失った今、この『大放談』が、二度とない貴重なものになってしまったことは間違いありません。残念です。

次号のメールマガジンは、3.11.から5年をどう考えるのかと言うことと、岡本さんに関することを書こうと考えています。

密接に連関している話なので。

 

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【 反原発・被曝回避だからネット住民に好まれる政治家が、ついにはEM礼賛まで言い出すという愚かすぎる話 】
『2016年 木下黄太の大放談(7)』
【 最近、病院で診察する人たちにおきている、気になる身体の状態について 】
【 5年という節目を迎えて、僕らはいったい何が出来るのかという問いなおし 】

 

木下黄太メールマガジン毎週金曜配信(原則月4回)。 

 

 被曝関連など重要情報はメルマガを購読して下さい⇒http://www.hoshanobogyo.com/

 

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原発事故から、まる5年が経過した日に、東京の自由が丘駅近くで、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思います。

 

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3/11(金)夜 

 

【「原発事故後、5年が経過して確認すること」木下黄太講演会IN世田谷】

 

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18:30 受付開始

 

19:00 開演〜21:00頃

奥沢区民センター第一会議室 定員100名

(世田谷区奥沢3-47-8(自由が丘駅南口徒歩9分、東急目黒線奥沢駅すぐ。 ))

詳細&予約⇒ http://kokucheese.com/event/index/377150/

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3/26(土)夜

【「原発事故後、5年が経過して確認すること」木下黄太講演会IN沖縄】

18時受付開始。 18時15分~20時半

場所 牧志駅前ほしぞら公民館  会議室(定員50名)

    沖縄県那覇市安里2丁目1番地1号  モノレール牧志駅よりすぐ

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/377656/



 





「私、放射能がキライなんですよぉ」こういう台詞をもう一度聞けなくなったという凄まじいリアル。

2016-03-06 13:30:30 | 福島第一原発と放射能

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僕のメールマガジン最新号タイトル。

この『大放談』が、二度とない貴重な放談になってしまったことは間違いありません。

残念です。

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【 反原発・被曝回避だからネット住民に好まれる政治家が、ついにはEM礼賛まで言い出すという愚かすぎる話 】
『2016年 木下黄太の大放談(7)』
【 最近、病院で診察する人たちにおきている、気になる身体の状態について 】
【 5年という節目を迎えて、僕らはいったい何が出来るのかという問いなおし 】

木下黄太メールマガジン毎週金曜配信(原則月4回)。 

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原発事故から、まる5年が経過した日に、東京の自由が丘駅近くで、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思います。

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3/11(金)夜 

【「原発事故後、5年が経過して確認すること」木下黄太講演会IN世田谷】

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18:30 受付開始

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奥沢区民センター第一会議室 定員100名

(世田谷区奥沢3-47-8(自由が丘駅南口徒歩9分、東急目黒線奥沢駅すぐ。 ))

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18時受付開始。 18時15分~20時半

場所 牧志駅前ほしぞら公民館  会議室(定員50名)

    沖縄県那覇市安里2丁目1番地1号  モノレール牧志駅よりすぐ

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/377656/


 


年配の共産党シンパ&末端であるネット住民が、あまりにも頭が悪すぎるという現実的障害について。

2016-03-05 01:10:10 | 政治

安倍政権が、いくら問題が多くて、まずいことをしていても、対抗勢力側が連携をとれないとまずは話になりません。

でも、連携をとれたから、事は解決するわけではありません。

要は、安倍氏よりも多くの人間に支持を集める可能性がある政治家が対抗勢力内に認知されないと話にもなりません。

もちろんそれが国民の支持があることも必要。

では、そんな政治家が居るのか。

少なくとも、だれも思いつかないというのが現状だと考えます。

多分、現在民主党内部、もしくは連合となりうる他党、その外にある共産党までひろげても、わかる人材は存在していないと思われるのが厳しい現実です。

民主党が一定の人材を抱えていて、その人材に期待があった状態は遠い昔にはありました。

しかし、3.11.を挟んで、そうした人々が、要職でおこなった対応への一般社会の拒絶反応はすさまじいものがあり、「そして誰もいなくなった」というのが現状です。

いいですか、この現状は、計り知れないくらい絶望感を呈しています。

こうしたときに、なにも突破口がないと、そのまま自民党が選挙で勝利すれば、まちがいなく安倍政権は改憲をすることになります。

改憲を肯定したいならよいですよ。でも、今の安倍政権のやり方が嫌で、改憲を防ぎたいなら、国民的な支持を集めそうな政治家のだれかを筆頭に立てる努力をすることが、民主を中心とした野党連合的政治勢力の唯一の突破口です。

というか、選択肢がないと、何も出来ないんです。

そして、そのためには国民に認知されやすいタイプの政治家。

テレビや国会中継など多数が確認できるところで、的確な発言が出来る政治家が台頭するしか方法はありません。

いいですか、せっぱつまっているのです。世の中は。

既に誰かいればこんなことは考えません。しかし、誰もいない。

岡田代表の不人気は明らかです。

細野氏は野田総理の収束宣言にも大きく関与したことがあきらかな存在。

旧みんな維新組なんて、一般国民は関心がありません。

そうしたときに、何か他に選択肢は無いのか?

それで、僕は思いついて簡単な見解を書きました。

「野党は連合体は選挙後と言わずに、さっさと連合体を組んで、山尾しおり議員を党首に闘ったほうがよいと思います。その方が、遥かに勝ち目があります。https://twitter.com/ShioriYamao 
僕個人はこの方を支持したいと思いませんが、ご本人に大衆的勝ち目に繋がる要素があります。安倍ちゃん相手に、まじめが取り柄な堅物党首では、有権者の触手は伸びない。旧みんな系維新なんか論外。ガレキのみならず、野田原発収束発言にも関与した細野などを立てたら、終わります。自民よりも魅力的な選択枝は不可欠です。聡明な感じがして、外見がよく、歯切れが良い女性は大衆の支持は得やすい。玉として悪くないです。日テレのアニー系というところがポイントでしょうし。今の日本的人材かと。」

僕の中で、この人材がベストと考えての話ではありません。

しかし、ダブルも含めて、衆議院解散がこの春に何時おきてもおかしくない。

そうした中で、旗になる政治家がいない状態の野党連合に勝ち目はありません。

とにかく間に合うように誰を立てるのか。

そう考えた場合に、安倍総理の反対側として、知的水準が高いようにみえて、なおかつ原発反対の感覚があり、しかも外見も好感度の高い女性は、適切な選択肢であることは間違いありません。

そういう要素がいくつか整った政治家を筆頭にしないと勝てません。

こういう懸念は連合的に協力している共産党中枢でもおそらく強く感じているでしょうし、せっかく一人区で候補をおろす意味がありません。

時間が無い中で、動きは何か起きてこないと見通しが立たないし、見通しが立たない場合は、共産党も含めた野党側が決定的に追い込まれる可能性が強くなります。

そこで書いているという立場の僕のこういう簡単な所感について、初老の共産党シンパから揶揄して攻撃する反応がすぐ沸き起こりました。

そうした内容を支持するのも、共産党の初老の地方議員。

要は、おっさんの共産党員や共産党シンパが攻撃してくる構図です。

本当に、あほすぎて話になりません。

僕が名前をあげた民主党の女性議員が、政治家としての資質が乏しいとか、具体的なこうした問題点があるという指摘なら、わかります。

そんな話ではありません。

「こういう浅はかな議論が、イケメン(ヤ●チン)宮崎のような政治家や、タレント議員の跋扈を許したのではなかろうか。
いい加減に、見た目や大衆ウケする惹句で有権者の支持を掠め取るような政治にサヨナラすべき時期ではなかろうか?」

彼女にはこういう問題点があって駄目というのでなく、僕の指摘を「浅はかな議論」とするだけです。

彼女を自民の宮崎元議員と同列に扱い(この時点で「頭は大丈夫か?」の世界)、元検事なのに「タレント議員」に入れています。そして、「見た目や大衆ウケする惹句で有権者の支持を掠め取る」と中傷します。だけど、見た目が悪い人間を支持する有権者はいません(最近の共産党は、見た目のよい女性候補擁立は方針に近い)。そもそも、外見は人の内面を顕す部分は一定以上はあります。また、大衆をひきつけられる言葉を有していない政治家は、ハードルの下にありますから。

日本の左翼は、どうして勝とうとしないのかが、僕には学生時代からずっと分からないことです。

主張が適切なら、とにかく勝ってその主張を通すことが先決。

彼等は、勝つことよりも、その前に自分たちの立場誇示(というかご本人の自己顕示)が優先され、勝つことを最後は放棄する歴史を繰り返しています。

それで、反対側に牛耳られる。さっぱり理解不能です。頭が悪すぎる。

しかし、追い詰められた状況の中で(要は戦後はじめて改憲がおこなわれてもおかしくない状態)、共産党中枢さえ勝つための転換をしている時代に、時代錯誤的感覚を主張する、こうした左翼のおっさんたちの根拠がさっぱり分かりません。

申し訳ないですが、彼等のアイドルSEALDsでは、その役目は担えるレベルでは毛頭ありません。

こんな末端の頭の悪い老人たちを数多く抱えている共産党中枢に、僕は同情すら感じています。

合掌。



僕のメールマガジン最新号タイトル。なお政治家は現職国会議員のことではありませんので、念のため。

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メールマガジン購読に関して、ブログ読者の皆さんに改めてお願いすること。

2016-03-04 05:39:35 | 福島第一原発と放射能

木下黄太メールマガジンを購読されていないブログ読者の皆さんに、改めてお伝えいたします。

僕のメールマガジンは、毎週金曜日、月四回の配信をお約束しています。

何かあれば、増刊的にも、様々なテーマで書いております。

およそ9000字数(携帯は何回かに分割して配信)の配信を目安に書いています。

 しかも、フルオープンのブログとは違って、限定された読者に対して提供できる内容を書いています。

自分の独自論評を書いているほか、分析内容や新規情報も掲載しています。

より意味の大きいものを、有料で配信されているメールマガジンのみで提供しています。

 また、ブログよりも読者が限定されるために、僕自身がいろんなことを踏み込んで書く記述は、かなり多くなっています。メールマガジンを2年間、配信してきた経験から言うと、ブログとは、明らかに違うメディアとして機能していると、僕は感じています。というか、もうブログとは別次元で書いているとお考え下さい。全く違います。

更にブログも、あと数週間で、原発関連を書き始めてから5年間が経過したことになります。

これまで毎日更新を続けていましたが、5年間が経過した時点で、そうしたブログの運用も見直すことは検討しています。

ブログを見ている人が、結局は読みたい内容しか読まなくなり、こちらが伝えたいことを無視する傾向はあきらかに強くなっていることが、傾向的にあきらかになっています。

こんな感じの読者に対して、彼等が読みたいことを書くのが僕の本旨ではありません。

ブログのようなフルオープンの発信手段の限界ということを、強く感じているのです。

それに、購読費を払う決断をされているメルマガ読者の層が一般的な意味で高かったということも、寄せられたメールの内容でも歴然と分かる状態です。

メルマガ読者対応のアドレスは別途設定しています。

寄せられるメールの内容、その後に話している中身が濃くなっていて、こうしたことだけでもメルマガを発刊してよかったと感じています。

また、メルマガ読者中心の会合も、最近は神戸などで開催し、好評だったと感じています。

現況の大手メディア状況と僕とのズレは大きいままです。僕は意固地なので、積極的に大手メディア展開をしようとはあんまり考えていない状態です。

こうした中で、僕の取材活動であれ、社会的活動であれ、まず支えていただく本質的な基盤は、このメールマガジン読者ということになります。

 是非、みなさまが一人でも多く、読んで言いただくことを切願しています。

 木下黄太メールマガジン毎週金曜配信(原則月4回)。 

 被曝関連など重要情報はメルマガを購読して下さい⇒http://www.hoshanobogyo.com/

先週配信の最新号より、内容を下記に一部転載します。ご確認ください。今は、「大放談」という年2回の恒例企画掲載中です。

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 本日は、大放談の続きと、「【復興の道標・ゆがみの構図1】被災地、
無意識に差別 生の声聞き実情知る」という新聞記事について、複数の
メルマガ読者から寄せられた感想をお伝えします。

・・・・ I N D E X・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『2016年 木下黄太の大放談(6)』
【 どうやって被曝影響を突きとめるのかということについて、本来は必
要な現場レベル医師の奮闘 】
【 放射能と健康に関する影響について、その本音を取り囲んでいる「空
気」に関する論議 】

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

=================================

『2016年 木下黄太の大放談(6)』になります。

前回は「何千人か診ましたよ。子どもにはなくても、そのお父さんお母さ
んを診て、今まで15~6人はいるんですよ、甲状腺がんが。」という三田
医師の衝撃発言がありました。
進行も早くて、転移が進んでいたケースもありました。
その続きとなります。

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【 どうやって被曝影響を突きとめるのかということについて、本来は必
要な現場レベル医師の奮闘 】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■木下 岡本さんね、ニューヨークの911の後に、結局何が起きたかって
いうことをもう一回考えるしかないですよ。
911は、放射能じゃないです。
だけど、化学物質的なものを大量に粉塵を吸い込んだ時には、実は
ちょっと性格的に(放射能と)似るんです。
僕の知り合いのヒ素の研究者は、同じような見方をしてるんです。
ヒ素で被曝するのと、放射能で被曝するのと、彼は同じだっていう概念の
中でいて、身体に与える影響は、ちょっとずつ違うけれども、
でもやっぱり悪影響を迅速に与えることがある。

■聞き手 ヒ素による被曝って言い方してますけど。

■木下 そう「ヒ素の被曝」。「被曝」で良いんです。
「曝露」だから被曝で良いんです。
そういう風な概念の中にいるとするじゃないですか。
そしたらね、実際に911に起きたことは、

続きは、購読してご確認ください。

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【世界最低】「デモ行進していたら、沿道の男性に『お前ら死んじまえ』と怒鳴られた」福島避難者の女性。

2016-03-03 11:05:00 | 福島第一原発と放射能

きょうは、女性のための雛祭りの日です。しかし、失望する話です。

僕は、長年日本人、特に男に失望していることは、そもそもかなり多いです。

日本という国で、生きている男たちのうち、ある一定部分は"世界最低の人格"であることは、昔から確信しています。

それをどうして思うのか。

経済的に逼迫している国で、ひどい言動や振る舞いをする男たちが日本よりも多く居ることはあります。

彼等もひどい連中です。

しかし、経済的に追い詰められている度合いがすさまじい人間たちが、間違った言動や振る舞いをすることを肯定はできませんが、そうしたことがおきる状態は、ある程度は理解可能です。

では、日本はどうでしょうか。

日本でも逼迫している人は居ないわけではありません。

しかし、そうした他国に比べると、本当に日本で追い詰められているレベルの人は圧倒的に少ない。

何らかの不利益は受けている可能性はあっても、それが今食べるものがなく、餓死寸前というような状態は、ほぼ想定されません(少なくとも現在は)。

そうした経済水準がある国で、通常の要求をおこなっているデモや集会的なものに罵声を浴びせる非道な男たちは、昔から一定数存在しています。

このブログが、2007年に始まった当時、ミャンマー軍に殺害された、ジャーナリストの長井健司さんについての抗議書名を街頭で僕も集めましたが、罵声を浴びせられたことを経験した署名ボランティアは、少なくありません。

なぜそういうことをするのか、正常な意識がある人間には理解できないような言動を平気でおこなう男たちが、日本国内には、前から一定数存在します。

今回の話は、福島原発事故によって、避難している人たちの権利回復を求めたデモです。

主催している団体(僕は特に関係はない団体)の政治性はあるとは思いますが、当然のことながら、その中には福島からの避難者がいます。

子どもをつれて逃げている母親たちもいます。

彼女たちに、何か罪があるわけではありません。

何か彼女たちが社会に害悪なことをしたわけでもありません。

むしろ被害者でしかありません。

そういう対象に対して、「沿道の男性から『お前ら死んじまえ』と怒鳴られた」そうです。

こうした、想定される度合いを超えた、非人道的な言動を平気でする男たちが一定数いる、そしてそういう言動を無言で支持するような連中も、その場にいる。

これが日本・東京の現実です。

よいですか。

ネオナチのような特殊な政治活動グループから攻撃をしかけられている状態ではありませんよ。

沿道にいる男から、普通に、こういう罵声を浴びせられるのです。女性たちに死ねと。

先進国の中では通常はおこりにくいはずの光景が、普通に日本の東京で展開します。

僕は前から、日本の男は「世界最低」人格の疑いを強く持っています。

福島から避難している女性に対して、デモをしているからといって(もちろんデモは当然の活動です)、「死んじまえ」と平気で罵ることが、人間としてどこまでもありえない行為です。

そうしたことが、原発事故後、わずか5年しか経過していない東京で、ふつうにおきるようなのです。

 

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2011.3.11.から五年が過ぎて、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思っています。

東京に続き、来月下旬に、沖縄・那覇で開催いたしますので、ご来場ください。定員50人。

3/26(土)夜

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18時受付開始。 18時15分~20時半

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    沖縄県那覇市安里2丁目1番地1号  モノレール牧志駅よりすぐ

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/377656/

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原発事故から、まる5年が経過した日に、東京の自由が丘駅近くで、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思います。

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3/11(金)夜 

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奥沢区民センター第一会議室 定員100名

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群馬県の原木300万本が、放射能汚染でシイタケ栽培などに使えないという記事のスタンスについて。

2016-03-02 21:21:00 | 福島第一原発と放射能

あたりまえのことをきちんと分かっていない人がいるので、よくお分かりのブログ読者には関係ないことですが、確認しておきます。

放射能汚染は、福島のみならず、関東や南東北一円が汚染されています。

数千万人は被曝しています。

僕も被曝者になります。

被曝者としての自覚を持っていない人は話になりません。

まわりの自然環境は放射能に多かれ少なかれ毀損され汚染されていますから、その環境を、汚染がほとんどない地域に広げるべきではありません。

こんなことは当たり前のはずなのですが、むしろ国は「国民総被曝」を強いる状況が続いていて、そうした流れとのせめぎあいになります。

また、汚染地を取材する記者たちは、そもそも自分が汚染地にいる自覚に圧倒的に乏しい。

こうした中で、汚染地で利用できなくなった自然物によるマイナスを嘆く声を、東京新聞が報じています。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201603/CK2016030102000197.html

これは、取材対象との距離感をきちんとあるのかということを疑う記事です。

今回、300万本の原木が放射能で使えなくなった書いている記事。その構図を疑います。

長年、テレビ局で社会部デスクしていた感覚からすると、「ああ、またか」という感じです。

相対する取材対象にのめりこんでいて、その対象が嘆くことは伝えていても、その事象の根幹がどうなのかという問題意識が、相当に希薄化しています。

それは最後の一文でクリアにわかります。

「県内では、生の原木シイタケは放射性物質による出荷自粛要請はなく、安全性が確認されている。」

こういう記事を書く記者が、結局は農業への補償という観点でしか考えておらず、実際に拡散した汚染リスクを矮小化する文言を連ねます。

300万本どころでなく、汚染されているものはそのエリアにあり続けますし、目安でしかないセシウム合算100Bq/kgを下回る汚染は、あたりまえに存在します。他の核種汚染可能性もあります。こういうことは無視です。

一般的にもメディアがこうした状況に、2011年以降ずっとあることが、僕には相当な違和感を持ち続けることになっています。

なお、この原木は何かのおがくずとして再利用されていて、安値で買い取られていることが書かれています。こうやって汚染は拡大しているのですが、記事では「助かった」的な内容になっています。

こうなると、方便はどこまで行くのかという話になると思います。

反原発の東京新聞で、こういうスタンスの記事が掲載されることは、皆さんも確認すべきと思います。

 

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2011.3.11.から五年が過ぎて、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思っています。

東京に続き、来月下旬に、沖縄・那覇で開催いたしますので、ご来場ください。定員50人。

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「変人扱いされたり嫌がられたり、自信が無くなっているお母さん達、あなたの判断は間違っていないです。」

2016-03-01 19:29:32 | 福島第一原発と放射能

原発事故から、まもなく5年が経過する、2016年3月。

岡山へ、首都圏から移住した三田医師が、首都圏のお母さん達へに書いたメッセージを紹介します。

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東京から岡山市へ移住してもうすぐ2年になります
移住して精神的にも身体的にも楽になり、ずいぶん余裕が出てきました
相変わらず首都圏に住む人達の診療を続けていますので、最近感じていることを記します

 

311後2~3年の間に、私が診ていた持病のある高齢者が複数入院したり亡くなったりしました
小さい子どもたちの血液の異常や体調の不良は目立ちますが死亡に至った例は幸いありません
ニュースでは最近40~50歳の入院や死亡が多くなってきたように思います
具合は悪いが診断がはっきりつかない、したがって治療が奏効しない、しばらくすると軽快することもあるが何故良くなったかよくわからない、という症例が多いようです
転地によって改善する例が多いのは間違いないのですが、そのように指導されることがないのが残念です

当初から言われていたような
小さい子どもほど影響が強い、という「常識」は本当なのでしょうか?
食べ物に気を付ける事で被曝は避けられるという「説」は日本の今回の事故でも通用するのでしょうか?

長期間(既に5年間)続く核事故による低線量内部被曝なんて人類史上初めての経験ですから、起きること全てが未経験の事象と認識すべきです
先入観無しで観察、解釈する必要があります
教科書はありません
チェルノブイリは参考にしつつ、しかし同じにならない可能性も高いと考えていた方が良いでしょう

病気と被曝の関連性について科学的(?)な議論を楽しんでいる人が多いようですが、結論が出るまで汚染地域で被曝し続けるつもりですか?
今は非常事態の真っ只中(5年もたってしまいましたが)です
「科学的」な意見は参考にしてもよいでしょうが、生き物としての自分の観察、判断を重視して自分をもっと信ずるべきでしょう
特に子どもの(自分も)健康に異常や心配を感じているお母さん達に伝えたい
周囲から変人扱いされたり嫌がられたりして自分に自信が無くなっているお母さん達
きっとあなたの判断は間違っていないです
他の人はあなたほど勉強していないでしょう?
非常事態下です
事態はまさに進行中です
思いきって決断すべきです

これだけお金中心の、集団重視の社会の中で、無難な立ち位置に収まってはアブナイです
私達はヒバクシャ=被害を受けた側ですから、少しワガママな位が丁度よいでしょう

相変わらず、福島の事はあまり知らず首都圏の人達を心配しています
もうすぐ5周年ですが、この1年東京のメディアからの取材は全く無くなってしまいました
私の心配が外れて、次の1年が平穏に経過すると嬉しいのですが…


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2011.3.11.から五年が過ぎて、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思っています。

東京に続き、来月下旬に、沖縄・那覇で開催いたしますので、ご来場ください。定員50人。

3/26(土)夜

【「原発事故後、5年が経過して確認すること」木下黄太講演会IN沖縄】

18時受付開始。 18時15分~20時半

場所 牧志駅前ほしぞら公民館  会議室(定員50名)

    沖縄県那覇市安里2丁目1番地1号  モノレール牧志駅よりすぐ

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/377656/

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原発事故から、まる5年が経過した日に、東京の自由が丘駅近くで、僕と貴女の立ち位置を確認したいと思います。

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3/11(金)夜 

【「原発事故後、5年が経過して確認すること」木下黄太講演会IN世田谷】

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18:30 受付開始

19:00 開演〜21:00頃

奥沢区民センター第一会議室 定員100名

(世田谷区奥沢3-47-8(自由が丘駅南口徒歩9分、東急目黒線奥沢駅すぐ。 ))

詳細&予約⇒ http://kokucheese.com/event/index/377150/

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