~ 日常 ~

春はバラ、夏は花火、秋もバラ、冬はイルミ。
年間を通じて艦船・列車に航空機などなど

風に揺れて『女郎花(おみなえし)』  ~長崎市の琴海赤水公園で・・・~

2021年09月25日 | 長崎
2021年9月19日(日曜日)

『名にめでて折れるばかりぞ女郎花
(おみなえし)我おちにきと人にか
たるな』
僧正遍照(そうじょうへんじょう)
(※2021年9月16日(木)付 
 読売新聞長谷川 櫂『四季』)

9月12日(日)付の長崎新聞に長
市琴海町の公園に咲く『オミナエ
シ』が紹介され気にかけていると
16日(木)付の読売新聞朝刊で
『女郎花』という『オミナエシ』の
漢字が目に留まりました。
名の由来が気になって調べてみると、
その昔、男性がもち米で炊く白い飯
を食べていたので『男飯』と言った
ことに対し、女性は黄色い粟のごは
ん(粟飯)を食べていたので『女飯』
と呼ばれていたそうです。
当時女性のことは『オミナ』と言い、
『女飯』の見た目と『オミナエシ』
の花が似ていることから『オミナメ
シ』⇒『オミナエシ』となったそう
です。(※諸説あるようです。)
花言葉は『約束を守る』、『美人』、
『はかない恋』、『親切』。
秋の七草に数えられる『女郎花』と
いう名の由来に古来からの日本の風
景にこの花が存在していたことへの
思いを馳せながらの観賞。



















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