日本では常用漢字を使っている。中国では簡体字を使っている。台湾と韓国では昔ながらの正漢字を使っている。わずか4つの国が3種類の字体を使っている現状を早急に改める必要があるだろう。
中国で簡体字が導入されたのは実に単純な理由からだろう。複雑な字は覚えるのも書くのも大変だからだろう。日本語にはひらかなやカタカナがあるが中国語には漢字しか無い。「薔薇」とか「憂鬱」などを漢字で書くのは大変だ。だから簡体字が導入された。
中国へ行って筆談をしていて失敗したことがある。「開業」と書いてしまった。当然「それは何か」と聞かれた。簡体字では「開」の門構えの中の「鳥居」だけで「開」になり「業」の「上の4画」だけで「業」にするような簡略化が進められている。
パソコンの普及により複雑な文字を嫌う理由は無くなった。日本の文字に合わせるなら漢字の本家・中国のプライドが許さないだろうが、本来の文字に戻すのなら文句はあるまい。中国では本来は違った字で書くべき文字を音が同じという理由で同じ簡単な文字で書いて、本来の表意文字を表音文字として使っているケースまである。こんな問題点も旧漢字に統一すれば克服できる。日本・中国・韓国・台湾の漢字が統一できればお互いに便利だし、新たに東アジア語を学ぶ人にも歓迎されるだろう。
中国で簡体字が導入されたのは実に単純な理由からだろう。複雑な字は覚えるのも書くのも大変だからだろう。日本語にはひらかなやカタカナがあるが中国語には漢字しか無い。「薔薇」とか「憂鬱」などを漢字で書くのは大変だ。だから簡体字が導入された。
中国へ行って筆談をしていて失敗したことがある。「開業」と書いてしまった。当然「それは何か」と聞かれた。簡体字では「開」の門構えの中の「鳥居」だけで「開」になり「業」の「上の4画」だけで「業」にするような簡略化が進められている。
パソコンの普及により複雑な文字を嫌う理由は無くなった。日本の文字に合わせるなら漢字の本家・中国のプライドが許さないだろうが、本来の文字に戻すのなら文句はあるまい。中国では本来は違った字で書くべき文字を音が同じという理由で同じ簡単な文字で書いて、本来の表意文字を表音文字として使っているケースまである。こんな問題点も旧漢字に統一すれば克服できる。日本・中国・韓国・台湾の漢字が統一できればお互いに便利だし、新たに東アジア語を学ぶ人にも歓迎されるだろう。