平成10年から19年まで10年連続して日本人の自殺者数が3万人を越えた。
平成18年の自殺者数32,155人を年齢別で見ると驚くべきことに気付く。高齢者ほどシェアが高いのだ。60歳以上が34.6%、50代が22.5%、40代が15.6%、30代が14.0%、20代が10.6%、19歳以下が1.9%、不明が0.8%となっている。
平成18年の時点では団塊の世代の大半が50代で、団塊二世が30代なので、この年代の人口構成比が高く、その分を修正すれば、大体10年ごとに2.5%ぐらいずつ自殺者に占めるシェアが高まるという傾向が読み取れる。
一時期、子供の自殺が騒がれたがこれは珍しいから騒がれたと理解して良かろう。
自殺の原因は複合的なものが多く特定することは困難だが、歳を取れば取るほど生きにくい、あるいは生きることが楽しくなくなる日本というシステムは大きな病根を抱えていると考えざるを得ない。
平成18年の自殺者数32,155人を年齢別で見ると驚くべきことに気付く。高齢者ほどシェアが高いのだ。60歳以上が34.6%、50代が22.5%、40代が15.6%、30代が14.0%、20代が10.6%、19歳以下が1.9%、不明が0.8%となっている。
平成18年の時点では団塊の世代の大半が50代で、団塊二世が30代なので、この年代の人口構成比が高く、その分を修正すれば、大体10年ごとに2.5%ぐらいずつ自殺者に占めるシェアが高まるという傾向が読み取れる。
一時期、子供の自殺が騒がれたがこれは珍しいから騒がれたと理解して良かろう。
自殺の原因は複合的なものが多く特定することは困難だが、歳を取れば取るほど生きにくい、あるいは生きることが楽しくなくなる日本というシステムは大きな病根を抱えていると考えざるを得ない。