賢い女性より美しい女性のほうがモテる。これは男性の能力は知性より視覚のほうが発達しているからだ。
得意なことを伸ばすべきか苦手なことを克服すべきか誰でも迷うことだろう。私は、得意なことを積極的に伸ばすべきだと強く主張したい。なぜなら私自身がその逆をやり続けて失敗したからだ。
私は本来、理科系の人間だった。ところが大学入試で1度失敗すると文科系に切り替えてしまった。そのため高校の全カリキュラムを受験レベルで履修したという珍しい経歴を持つ。
私は本来、格闘技系、それも組み技に向いた人間だった。大学で背筋力を測ったら230kgだった。これはオリンピックの重量挙げ選手並みの凄い数値だった。しかし野球やサッカーなどの球技や水泳を楽しんだ。
私は本来、学者タイプの人間だった。しかし世間の圧倒的多数がサラリーマンであるという現実からその生き方を自ら体験すべくサラリーマンの道を選んだ。
サラリーマンになってからもこの悪癖は治らなかった。本来、企画力で勝負すべき人間だったが管理的な仕事も喜んでやった。時には「嫌いな仕事をするのが大好き」というオリジナルのパラドックスを作ったり自ら「コウモリ人間」と名乗って周囲を煙に巻いた。
職場は転々とした。社内異動の多さ・多様さは多分社内一だろう。これで地位が上がればゼネラリストとして多才な人間と評価されたことだろう。しかしこの不況で事情は一変した。各ポストに最適な人材を貼り付けると、何でもできるがどれ1つとして一番でない私は居場所が無くなってしまった。非常時には専門馬鹿のほうが器用貧乏よりも役に立つからだ。
個人としては苦手を作らないという選択はそれなりに意義がある。しかし社会人としてはどこかで専門分野を作っておかないと評価されにくい。
私は本来、理科系の人間だった。ところが大学入試で1度失敗すると文科系に切り替えてしまった。そのため高校の全カリキュラムを受験レベルで履修したという珍しい経歴を持つ。
私は本来、格闘技系、それも組み技に向いた人間だった。大学で背筋力を測ったら230kgだった。これはオリンピックの重量挙げ選手並みの凄い数値だった。しかし野球やサッカーなどの球技や水泳を楽しんだ。
私は本来、学者タイプの人間だった。しかし世間の圧倒的多数がサラリーマンであるという現実からその生き方を自ら体験すべくサラリーマンの道を選んだ。
サラリーマンになってからもこの悪癖は治らなかった。本来、企画力で勝負すべき人間だったが管理的な仕事も喜んでやった。時には「嫌いな仕事をするのが大好き」というオリジナルのパラドックスを作ったり自ら「コウモリ人間」と名乗って周囲を煙に巻いた。
職場は転々とした。社内異動の多さ・多様さは多分社内一だろう。これで地位が上がればゼネラリストとして多才な人間と評価されたことだろう。しかしこの不況で事情は一変した。各ポストに最適な人材を貼り付けると、何でもできるがどれ1つとして一番でない私は居場所が無くなってしまった。非常時には専門馬鹿のほうが器用貧乏よりも役に立つからだ。
個人としては苦手を作らないという選択はそれなりに意義がある。しかし社会人としてはどこかで専門分野を作っておかないと評価されにくい。
全く自慢できる話ではないが私は眠るのが下手だ。「睡眠よりはスイミングのほうが得意」という駄ジャレを使ったことがある程下手だ。数を1,000まで数えても2,000まで数えても一向に眠くならない。
暗闇の中で意識だけが宙に浮いている状態は極めて気持ち悪い。死んで、動けず・知覚できずの状態で意識だけが残っている恐ろしい状態を想像して怖くなる。
寝つきを良くするための最良の友は酒だ。9時頃から飲み始めてジワジワと酔いを深めて意識のレベルを下げる。まるで眠るための儀式のようなものだ。
1つだけオリジナルの技術がある。「眠れなければ眠らなければ良い」と開き直ることだ。3時になろうと4時になろうと、眠くならなければ布団の中で延々と本を読み続ける。仮に眠らなくても安静にしているだけで睡眠の半分程度の効果が期待できると何かの本で読んだことがある。眠れなくても構わないと思えば眠れぬ夜もさほど怖くない。時々、殆ど徹夜状態で出勤することもあるが安静による体力回復があるので全然辛くない。眠れないことに悩むことのほうがずっと健康には悪い。
暗闇の中で意識だけが宙に浮いている状態は極めて気持ち悪い。死んで、動けず・知覚できずの状態で意識だけが残っている恐ろしい状態を想像して怖くなる。
寝つきを良くするための最良の友は酒だ。9時頃から飲み始めてジワジワと酔いを深めて意識のレベルを下げる。まるで眠るための儀式のようなものだ。
1つだけオリジナルの技術がある。「眠れなければ眠らなければ良い」と開き直ることだ。3時になろうと4時になろうと、眠くならなければ布団の中で延々と本を読み続ける。仮に眠らなくても安静にしているだけで睡眠の半分程度の効果が期待できると何かの本で読んだことがある。眠れなくても構わないと思えば眠れぬ夜もさほど怖くない。時々、殆ど徹夜状態で出勤することもあるが安静による体力回復があるので全然辛くない。眠れないことに悩むことのほうがずっと健康には悪い。
ゲロも便も汚い。しかし体の中にある間は汚くない。誰もが体内にゲロも便も隠し持っているが外に出さない限り汚くない。もしかしたら便で膨らんだ女性の下腹部を美しいと感じる男もいるかも知れない。
ゲロや便を隠し持っている人間を醜いと断罪したり、人間を巨大な糞袋として否定するつもりは全く無い。逆に、ゲロや便を持っていても人間は美しいと考える。
「アンデスの聖餐」において、人は人を食べて生き残った。極限状態において人間は通常とは全く異なった行為を選択できる。このことをもって人間の本性を「悪」だと主張することは、ゲロや便を隠し持つから人間の本質は「汚」だと主張するようなものだ。
極限状態に追い込まれない限り、人間は優しく思いやりがあり、お互いに気配りできる素晴らしい動物だ。優しさと人肉食は矛盾しない。これはゲロや便と「美」が矛盾しないのと同じことだ。隠れ潜んでいる醜い物があってもそれが「本質」という訳ではない。
ゲロや便を隠し持っている人間を醜いと断罪したり、人間を巨大な糞袋として否定するつもりは全く無い。逆に、ゲロや便を持っていても人間は美しいと考える。
「アンデスの聖餐」において、人は人を食べて生き残った。極限状態において人間は通常とは全く異なった行為を選択できる。このことをもって人間の本性を「悪」だと主張することは、ゲロや便を隠し持つから人間の本質は「汚」だと主張するようなものだ。
極限状態に追い込まれない限り、人間は優しく思いやりがあり、お互いに気配りできる素晴らしい動物だ。優しさと人肉食は矛盾しない。これはゲロや便と「美」が矛盾しないのと同じことだ。隠れ潜んでいる醜い物があってもそれが「本質」という訳ではない。