13日夜のNHKのニュースで北海道の足寄町の「オンネトー湯の滝」に熱帯魚が棲み付いていると報じていた。温泉の湯が流れ込むために一年中暖かくてグッピーやティラピアなどが棲んでいるとのことだった。微笑ましい話題なのかと思っていたら全然違った。二酸化マンガンの生成に必要な藻を彼らが食べてしまうので駆除しようと環境省が躍起になっているとのことだった。
「??」と思った。二酸化マンガンと藻がどう関係するのか分からないが、金に糸目を付けずに駆除に励んでいるようだ。川を干上げても失敗したので今度は巨大なパイプを作って湯の流れを捻じ曲げて凍え死にさせようとしているそうだ。
意図がさっぱり分からない。そんなことをすれば肝心の藻まで死んでしまうだろう。二酸化マンガン云々の話など本当はどうでも良くてただ単に外来種を駆除したいだけとしか思えない。熱帯魚ではなく在来種でも同じように、藻を食べるという理由で駆除するのだろうか。
思うに、「生態系を破壊する」といういつもの理屈が、在来種がいないために使えないから二酸化マンガンという妙ちきりんな口実を持って来たのだろう。環境省の外来種憎悪には鬼気迫るものさえ感じる。外来種撲滅が完全に自己目的化しているようだ。彼らがなぜこんなに外来種を毛嫌いするのかさっぱり理解できない。
ふとイソップ寓話を思い出した。多少アレンジして紹介する。
羊が川で水を飲んでいた。狼が下流に現れて言った「お前のせいで水が汚れる。」羊は狼が怖いので狼よりも更に下流へ行って水を飲んだ。すると狼がまた言った「お前のせいで水が汚れる。」羊が言い返した「私は下流にいるのだから水を汚しません。」すると狼は「つべこべ言うな」と言って羊を食べてしまった。
教訓:悪い奴に筋を通そうとしても無駄だ。彼らの結論は初めから決まっているからだ。
「??」と思った。二酸化マンガンと藻がどう関係するのか分からないが、金に糸目を付けずに駆除に励んでいるようだ。川を干上げても失敗したので今度は巨大なパイプを作って湯の流れを捻じ曲げて凍え死にさせようとしているそうだ。
意図がさっぱり分からない。そんなことをすれば肝心の藻まで死んでしまうだろう。二酸化マンガン云々の話など本当はどうでも良くてただ単に外来種を駆除したいだけとしか思えない。熱帯魚ではなく在来種でも同じように、藻を食べるという理由で駆除するのだろうか。
思うに、「生態系を破壊する」といういつもの理屈が、在来種がいないために使えないから二酸化マンガンという妙ちきりんな口実を持って来たのだろう。環境省の外来種憎悪には鬼気迫るものさえ感じる。外来種撲滅が完全に自己目的化しているようだ。彼らがなぜこんなに外来種を毛嫌いするのかさっぱり理解できない。
ふとイソップ寓話を思い出した。多少アレンジして紹介する。
羊が川で水を飲んでいた。狼が下流に現れて言った「お前のせいで水が汚れる。」羊は狼が怖いので狼よりも更に下流へ行って水を飲んだ。すると狼がまた言った「お前のせいで水が汚れる。」羊が言い返した「私は下流にいるのだから水を汚しません。」すると狼は「つべこべ言うな」と言って羊を食べてしまった。
教訓:悪い奴に筋を通そうとしても無駄だ。彼らの結論は初めから決まっているからだ。
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