薬が毒物であることは私の持論だ。薬学の教科書には必ず「副作用の無い薬は無い」と書かれているそうだ。その毒物の中でも最悪なのが風邪薬だ。不快な症状を緩和するだけの典型的な対症療法薬でありながらあたかも治療効果があるかのように宣伝している。治療効果も無いのに副作用だけがある薬なら薬ではなくただの毒物だろう。こんな物を売ることは犯罪的行為であり製薬会社とマスコミは共同正犯だ。
昨日(13日)の毎日新聞の朝刊にはこんな記事があった。「市販薬による副作用は毎年250症例ほど報告があり、2007年度から11年度までに24人が死亡している。最も死者が多かったのは総合感冒薬(かぜ薬)の12人だった。」こんな文面が薬のネット販売問題の記事の中にサラッと紛れ込んでいた。私は呆れることを通り越して絶望感を覚えた。
少なくとも毎日新聞はこの事実を知りながら無視していたと思える。もし新たに知ったなら大ニュースになる。総合感冒薬による死者は厚生労働省に報告があっただけでこの5年間に12人もいる。報告されなかった死者あるいは副作用ではなく風邪による死亡とされた人も含めればこの数倍か数十倍になるだろう。
マスコミは子宮頸癌ワクチンによる副作用が数百件あったと騒ぐ。しかし私が知っている範囲では死亡例は未だ無い。こんな「軽微な」副作用を騒ぎ立てるのになぜ風邪薬の薬害については沈黙を守るのだろうか。私はマスコミの良心を疑う。巨大な薬市場の中で最大のものが風邪薬市場だ。派手に宣伝をするスポンサー様のご機嫌を損なわないために報道を自粛しているのなら許されないことだ。一体どれだけ鼻薬を嗅がされているのだろうか。
製薬会社もマスコミも利益のためなら人命をも軽視する利潤至上主義の企業だ。偽装表示の飲食店よりも遥かに悪質だ。こんな連中には騙されず、風邪は安静・睡眠と栄養と体を温めることで治そう。薬は緊急時の一時凌ぎ以外においてはただの毒でしかない。
※コメント欄に毎日新聞の記事を添付しています。
昨日(13日)の毎日新聞の朝刊にはこんな記事があった。「市販薬による副作用は毎年250症例ほど報告があり、2007年度から11年度までに24人が死亡している。最も死者が多かったのは総合感冒薬(かぜ薬)の12人だった。」こんな文面が薬のネット販売問題の記事の中にサラッと紛れ込んでいた。私は呆れることを通り越して絶望感を覚えた。
少なくとも毎日新聞はこの事実を知りながら無視していたと思える。もし新たに知ったなら大ニュースになる。総合感冒薬による死者は厚生労働省に報告があっただけでこの5年間に12人もいる。報告されなかった死者あるいは副作用ではなく風邪による死亡とされた人も含めればこの数倍か数十倍になるだろう。
マスコミは子宮頸癌ワクチンによる副作用が数百件あったと騒ぐ。しかし私が知っている範囲では死亡例は未だ無い。こんな「軽微な」副作用を騒ぎ立てるのになぜ風邪薬の薬害については沈黙を守るのだろうか。私はマスコミの良心を疑う。巨大な薬市場の中で最大のものが風邪薬市場だ。派手に宣伝をするスポンサー様のご機嫌を損なわないために報道を自粛しているのなら許されないことだ。一体どれだけ鼻薬を嗅がされているのだろうか。
製薬会社もマスコミも利益のためなら人命をも軽視する利潤至上主義の企業だ。偽装表示の飲食店よりも遥かに悪質だ。こんな連中には騙されず、風邪は安静・睡眠と栄養と体を温めることで治そう。薬は緊急時の一時凌ぎ以外においてはただの毒でしかない。
※コメント欄に毎日新聞の記事を添付しています。