道端で蝶を見掛ける季節になってきた。蝶のはかなげな飛翔はなぜか人の心を優しくさせる。しかし同じ鱗翅類でありながら蛾が好きな人は、私の知る範囲では殆どいないように思える。
フランス語では蝶と蛾はどちらもpapillon(パピヨン)だ。あえて区別すれば「昼のパピヨン」と「夜のパピヨン」となるらしい。
蝶は昼間に活動するから視覚が発達して、蛾は夜に活動するから嗅覚が発達した。
異性選びにおいて視覚の発達した蝶は見かけを重視するので美に向かって進化する。一方、視覚が弱く嗅覚が発達した蛾は雌の出すフェロモンに反応するので美に向かっては進化しなかった。その結果、蝶は美しく、蛾は醜くなった。
蝶と蛾が同じ鱗翅類でありながら見掛けが大きく異なるのは種族内淘汰によるものだと断言できそうだ。
フランス語では蝶と蛾はどちらもpapillon(パピヨン)だ。あえて区別すれば「昼のパピヨン」と「夜のパピヨン」となるらしい。
蝶は昼間に活動するから視覚が発達して、蛾は夜に活動するから嗅覚が発達した。
異性選びにおいて視覚の発達した蝶は見かけを重視するので美に向かって進化する。一方、視覚が弱く嗅覚が発達した蛾は雌の出すフェロモンに反応するので美に向かっては進化しなかった。その結果、蝶は美しく、蛾は醜くなった。
蝶と蛾が同じ鱗翅類でありながら見掛けが大きく異なるのは種族内淘汰によるものだと断言できそうだ。
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