発熱した動物に解熱剤を与える動物実験があることを最近知った。悲惨な結果だ。どの動物でも解熱剤を与えられた集団のほうが死亡率が有意に高かった。対象は哺乳類(兎、豚、犬)と爬虫類(サバクイグアナ)と魚類とのことだ。
勿論、薬そのものの毒性も考慮せねばならないだろう。症状を訴えることのできない動物は抗癌剤がもたらすような副作用に苦しんで死んだとも考えることはできる。しかし多分そんな劇薬ではなく獣医が通常の治療で使っている穏やかな薬だろう。
人間の風邪も感冒薬を飲むと却って長引くことが広く知られるようになった。感冒薬には効能として「風邪の諸症状の緩和」と書かれており対症療法に過ぎないことを自ら認めている。しかもあくまで「緩和」であって「治療」とは書かれていない。
特に解熱剤は百害あって一利無しと思える。発熱は身体の防御反応だ。体温が上がれば免疫機能が活発化し同時に熱に弱い病原菌の活動を阻害する。せっかく身体の自然治癒力が働いている時にそれを解熱剤によって妨害すれば悪化するのは当然だ。
但し脳は熱に弱いので、昔ながらの氷枕や氷嚢あるいはアイスノンなどによって頭だけを冷やして安静にすることが最善の治療法と思える。昔ながらの療法は意外と理に適っている。
勿論、薬そのものの毒性も考慮せねばならないだろう。症状を訴えることのできない動物は抗癌剤がもたらすような副作用に苦しんで死んだとも考えることはできる。しかし多分そんな劇薬ではなく獣医が通常の治療で使っている穏やかな薬だろう。
人間の風邪も感冒薬を飲むと却って長引くことが広く知られるようになった。感冒薬には効能として「風邪の諸症状の緩和」と書かれており対症療法に過ぎないことを自ら認めている。しかもあくまで「緩和」であって「治療」とは書かれていない。
特に解熱剤は百害あって一利無しと思える。発熱は身体の防御反応だ。体温が上がれば免疫機能が活発化し同時に熱に弱い病原菌の活動を阻害する。せっかく身体の自然治癒力が働いている時にそれを解熱剤によって妨害すれば悪化するのは当然だ。
但し脳は熱に弱いので、昔ながらの氷枕や氷嚢あるいはアイスノンなどによって頭だけを冷やして安静にすることが最善の治療法と思える。昔ながらの療法は意外と理に適っている。
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