俗物哲学者の独白

学校に一生引きこもることを避けるためにサラリーマンになった自称俗物哲学者の随筆。

子供税

2011-02-01 15:00:21 | Weblog
 少子高齢化が社会問題として騒がれている時に奇を衒うような主張だが、日本はもっと人口を減らすべきだ。そのためには子ども手当てなどとんでもない話で子供税を課しても構わない。子供は社会の負荷だからだ。
 人類が地上に蔓延し過ぎていることは誰もが認めている。近い将来、水不足・食糧不足・エネルギー不足が訪れることは間違い無い。CO2などで騒ぐよりも人口爆発の恐怖こそ大問題として捕らえるべきだ。
 どこで人口を減らすべきか。貧しい地域と人口密度の高い地域だろう。
 子供は社会にとっては負担でしかない。生産をせずに消費だけをする。子供とは浪費そのものだ。子供を育てるために社会はどれほどのコストを支払っていることだろうか。
 子作りに励む人は決して将来の労働力にすることが目的ではない。ただ単に自分達夫婦の遺伝子を残したいだけだ。こんな利己的な理由で人口が増える。
 子供が減れば労働力が減る?とんでもない。使われていない労働力は大量にある。老人を雇用すれば良い。20年間待たねばならない子供とは違って老人は即戦力だ。老人の雇用が増えれば年金の支給額が減るから国家財政にとっても好ましいことだ。
 日本人が滅ぶ?そんな心配は無用だ。子供税を払ってでも子供を残したい人は大勢いる。私にとっては残念なことだが、仮に子供税が導入されても出産はそれほど減らないだろう。人間の再生産欲求はそれほど強い。
 子供さえ減らせば環境問題も教育問題も雇用問題も年金問題も一挙に解決する。これこそが日本を蘇らせる起死回生策だ。

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