毎日、体重を計測して記録するだけというダイエット法があるそうだ。事実を知ればそのことに対して何らかの働き掛けをしたくなるからだ。私も、ダイエットではないが、実際に何度かそんな経験をした。
私は毎日1㎞以上泳ぐことにしている。50m当たり1分20秒ぐらいのペースでゆっくり泳ぐ。これは目安に過ぎずそれより早くても遅くても構わない。ところがある日、遊泳中に壁の時計が止まってしまった。自分のペースが分からないと全然楽しくない。1㎞丁度でやめてしまった。
こんな経験もある。夕食代をビール込みで1000円ぐらいにしようと思って記録を付け始めた。1000円プラス・マイナス幾らであるかを手帳に記録した。当初の数ヶ月は毎月プラス・マイナス・ゼロ程度だった。ところがその内、マイナスにすることが目標になってしまってマイナス3000円からマイナス10,000円(1日平均700円弱)へとエスカレートした。その目標を達成するためにビールを小さいサイズに変えたり優待券や割引券を積極的に活用するようになった。
客観的な評価、特に数値データがあれば人はそれを改善したくなるものだ。それをノルマにする必要は無い。単に記録するだけで良い。記録さえあればそれは自動的に目標になる。人は向上したいという欲求を持っているから事実が把握できればその事実に基いて何らかの働き掛けを行う。
きつい目標よりも緩やかな目安のほうが有効だと思う。そのほうが自由であり能動的になれるからだ。たとえ自分で自分に課した目標であってもノルマと感じればつまらなくなる。ただ単に記録するだけのいい加減さのほうが遊び感覚でチャレンジしたくなる。人は凧のようなものだ。糸が付いて適度に緩んでいれば高く舞い上がる。糸を引き過ぎれば上がれないし、緩過ぎれば落下する。
私は毎日1㎞以上泳ぐことにしている。50m当たり1分20秒ぐらいのペースでゆっくり泳ぐ。これは目安に過ぎずそれより早くても遅くても構わない。ところがある日、遊泳中に壁の時計が止まってしまった。自分のペースが分からないと全然楽しくない。1㎞丁度でやめてしまった。
こんな経験もある。夕食代をビール込みで1000円ぐらいにしようと思って記録を付け始めた。1000円プラス・マイナス幾らであるかを手帳に記録した。当初の数ヶ月は毎月プラス・マイナス・ゼロ程度だった。ところがその内、マイナスにすることが目標になってしまってマイナス3000円からマイナス10,000円(1日平均700円弱)へとエスカレートした。その目標を達成するためにビールを小さいサイズに変えたり優待券や割引券を積極的に活用するようになった。
客観的な評価、特に数値データがあれば人はそれを改善したくなるものだ。それをノルマにする必要は無い。単に記録するだけで良い。記録さえあればそれは自動的に目標になる。人は向上したいという欲求を持っているから事実が把握できればその事実に基いて何らかの働き掛けを行う。
きつい目標よりも緩やかな目安のほうが有効だと思う。そのほうが自由であり能動的になれるからだ。たとえ自分で自分に課した目標であってもノルマと感じればつまらなくなる。ただ単に記録するだけのいい加減さのほうが遊び感覚でチャレンジしたくなる。人は凧のようなものだ。糸が付いて適度に緩んでいれば高く舞い上がる。糸を引き過ぎれば上がれないし、緩過ぎれば落下する。
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