なんか変な題になってしましました。
ご紹介する内容とは異なりますが、最近感じ始めた気持ちです。
贅沢かも知れませんが50年間働いて、4月からは自由な生活が始まると思っていました・・・。
しかし、何故か気分が晴れません。
強いて言えばコロナ禍で自粛生活を余儀なくされているせいかも知れませんが、自由な時間はたっぷりとあるのですが、目的や目標が失せている現状です。
今となったら、制約のあった不自由な生活が懐かしくも思えます。
贅沢な不自由感です。
仲間のお一方も、この5月末で退職することになりました。
私と同じ73歳です。
いろいろな気持ちが入り混じっているかと思います。
さて、晴れない気持ちを解消?するために道志に向かうことにしました。
相模湖インターを下りたところです。
そして、相模湖の橋を渡り道志方面に向かいます。
周りの山々は緑に囲まれ、自宅から1時間20分のドライブ日和なのでしょう。
道志街道に入って、超安全運転(ノロノロ)の車?のあとに付きました。
カーブごとにブレーキランプが点きます。
後ろから来るバイクもイラついているようで、私の車は追い越せと合図しました。
手をあげて通り過ぎて行きます。
道志も快晴で、何をするか迷うくらいです。
テッセンもマス、ワサビ、ラディシュや絹サヤも元気です。
地主のヒロさんがやって来ました。
家の前の木を伐り倒そうとのことです。
この木はヤニが車の屋根に落ちて取れないことから、数年前に枝を払ってもらいました。
枯れ木なりき伐り倒すのをお願いしていたところです。
大きく育った枯れ木にユンボ(重機)を横付けし、倒れる方向に押しています。
作業が始まりました。
さすが、地元の方ですのでチェンソーの使い方は見事です。
素人には出来ません。
チェンソーの刃を入れ切り出しました。
倒れる方向に三角に切れ目を入れます。
重たいチェンソーで、私には無理な作業ですね。
次に反対側から切れ目を入れます。
チェンソーも唸っています。
ある程度のところまで来たら、ユンボ(重機)で方向を見て押し倒すのです。
大きな枯れ木が倒れて来ました。
道路を塞ぐような大木です。
これを道路脇に寄せて、約1時間かからないで作業は終了しました。
しかし、東京じゃ考えられない作業です。
道志だから出来るのでしょう。
あとは私の役割です。
この丸太などを、輪切りにしたりして加工します。
また、楽しみが増えました。
その後、外の洗い場の改修です。
厚い板も朽ちて来ましたので作り変えです。
いろいろと考えて、どうやって板を使うか思案中です。
出来上がりあがりましたら、ご紹介いたします。
先日、西のほうにお住まいの方にお送りしようかと思ったトレーを焼いてみました。
収穫した絹サヤやラディッシュを乗せてパチリです。
雰囲気が良くなりました。
富士の演習場からでしょうか?ヘリが超低空で何機も通り過ぎて行きます。
そんな時に建材屋さん(ナイトー建商)の出羽さんが、顔を出しました。
Hiroさんフキいる?とのことで、山ほどの量をいただきました。
3時間かけて皮むきです。
普段なら爆睡中の9を過ぎていました。
朝の東京方面です。
静かな朝を迎えています。
何から動き出して良いのか分かりません。
コロナ禍前に働いている時は、この時間は通勤電車の中だったのでしょう(7時15分)。
道志にいても、頭のどこかで仕事のことを考えていました。
忙し合間をぬって、ダンスの練習もできました。
そう考えると不自由な時の方が、そうやって過ごすかなどいろいろと考えていたのでしょう。
贅沢な話です時間が不自由な時は、自由を求めていたのですが・・・。
まぁ~、そのうちこの生活感にも慣れることでしょう。
慣れることが一番解決策かも知れません。
そう、道志は交通不便で車しか来られません。
近くても秘境と呼ばれるくらいです。
でも、この何も無い道志で、何故か不自由さを感じません。
私にとってはかけがえのない時間と場所と空間です。
Hiro