
中から ”かんぴょう太郎“がオギャーと


道の駅では、8月頃になると
島の主婦手作りのかんぴょうが
棚に並びます。


巻き寿司に入れんのやったら、細長く切らんでも
短冊でもなんでもいいんよ。切干大根と一緒よ」


今夏 育ててみました。


夕方になると花が咲き


かんぴょうは ウリ科 ユウガオ
鑑賞花の夕顔は、 ヒルガオ科 ユウガオ
とにかく、
かんぴょうなのに、とてもきれい

夕闇の中で咲く姿は
源氏物語の夕顔を彷彿させ
楚々とした、ひっそりとした美しさです。


毎日楽しみでした

実が成り

大きくなって

あまり楽しみに待っていたので

食べる機会を逃してしまい

中が全部ワタになって 食べれんよ」

リンゴの皮のように長~く 細く切って
でも途中イヤになり・・
とにかく 短冊や半月に 切って

干して乾かして。



「すっごく 美味しい。
歯ごたえがあって、シャッキとして
干していた時は 靴ヒモみたいで、心配したけど」

軒下に干しぱなしの為
夜露に濡れて茶色くなったようです。
オマケに、洗濯ばさみの後までくっきりと

サッと水洗いして戻した干瓢
でっかい かんぴょうは
こんなに大きくなって


ほっておくと
こんなに軽くなって


残念ながら
”かんぴょう太郎” は生まれませんでした。

中からは、種とからからに渇いたほんの少しのワタだけ。
大きくなり過ぎた かんぴょうは、火鉢にできるとか
どうやって・・・
