
今年は、たくさん実をつけ始めた。

大きく育った苗やまだ小さな苗でほとんど実をつけないもの、
実が赤いもの、白っぽいもの いろいろ・・


島の人は、イチジクを唐柿(とうがき)と呼ぶ。
「唐柿は、朝早よう、カラスより、早起きして、
採らなやあ、全部鳥やコガネムシ、蟻に齧られるんよ」
とアドバイスを受け、
少し緊張していたけれど、

夫の作った防鳥網の効果か、
わが家の食べ代分は、なんとか残してくれている。




葉っぱのチクチクや、白い汁がついたらしく
「痒い、痒い」
大急ぎで、石鹸で、顔や腕を洗う。

イチジクは
完熟、それも、実が割れているのを食べるのが最高

手で割って、食べると、
ねっとりとした食感と、甘さが、生菓子のよう
冷凍すると、シャーベットのように美味しいことも発見



わが家のモットーは、無農薬ならではの、
簡単手抜き & 皮付き丸っぽ加工

サッと洗って、皮のまま、約2割の砂糖をふりかけて
砂糖が溶けるまで、しばらく放置

強火で10分ぐらい煮て

仕上げは、
レモンはまだ、青くて、小さくて、もったいなくて収穫できないので、

ここは、みかん農家の強み

摘果みかんを、レモン代わりに
このところ、わが家は、秋刀魚も摘果みかんで、代用




中から、熟し柿に似た食感の実が、舌の上で、とろける。

あま~い。次は、砂糖一割でも、よさそう。

わが家の当分のおやつは、コレ




で、今年採った テングサで、イチジクコンポート入りトコロテンも

七曜工房作みかんの木クラフトシリーズ
カトラリーセット、お月見の一輪挿し


今年3月に30本ぐらいしたけれど
生き残りは、十数本かも
芽出しの春に、幼虫に、葉を食べられたり、
このところ日照りで、息も絶え絶え
ちょっと、元気がなさそう
