七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

蟻駆除、,蟻共存 あるいは 蟻飼育なのか?

2008年08月17日 | 大三島での生活
夫が建てた木組み家に転居して、2か月余り
 ずぼらな妻であっても、掃除はしている。

そして、できることなら、新居では、
虫や小動物との同棲は避けたいと願っている。

しかし、最近、が、台所の流し台に定住し、
 リビングの床のあちらこちらに、散策をし始めた。

古家に転居当時の5年前には、
蟻が、大挙して進入するのに、びっくりして、
蟻の巣に熱湯をかけたり、床を酢で拭いたり、
トンガラシを撒いたり、巣をつぶしたり、
掃除機で吸い込んだりと、
いろいろ試したが、どれも、全く効果がなかった。



そこで、
アリの巣コロリ” なる駆除薬を購入したところ、
その効果に、夫と二人で驚愕した。

アリの巣コロリ というのは、
 蟻が持ち運びし易い大きさの毒顆粒のパック詰めで、
 蟻をおびき寄せる香りがあるらしく、
 蟻が、毒薬をエサと勘違いして、大喜びで、
 せっせっと列をなして、巣に持ち帰ることによって
 蟻の巣ごと、蟻一族を皆殺しするという、
 だまし討ちのような、アリ駆除剤であった。

しかし、やがて一つの巣を皆殺ししても、
蟻の巣は、あちらこちらに無数にあり、
また別の蟻一族が責めてくることが判明した。

蟻は、家の廻りに巣作りをするのが快適らしく、
古家の廻りは、蟻の巣だらけで、あったのである。


古家の犬走りには、ずーっと、アリの巣が一杯ある!


それに、家の中には、食べ物かすをこぼさなくても、
虫の屍骸など、蟻の大好物が一杯あるらしく、
家の中でエサを見つけては、せっせっと、戸外の巣に運んでいた。



死んだ蛾を見つけて運ぶ蟻軍団



死んだバッタを、2匹で頑張って運ぶ蟻




しかし、新居では、初めが肝心!
 なんとか、蟻との同棲を食い止めたい。

新居に散策するアリを、刑事のごとく追い詰めて、
ついに、夫は、蟻の巣の在処をつきとめた。



新居の蟻の巣1号 夫が、アリの巣を掘り起こしたので、へこんでいる。



さて、
新居に一番に侵入してきたアリ一族の抹殺方法であるが、

アリの巣コロリは、きっと一つでは足らなくて、結構高くつきそうだし、

また、毒薬をせっせっと巣に運ぶ、健気なアリの姿を見ていると
ユダヤ人を毒ガス室に収容するヒットラーになったようで、
ちょっぴり、後ろめたくなったりもする。



そこで、ケチで、動物愛護主義の夫は、
“平和的なアリ駆除方法&共存方法”を思い付いたのである。

蟻が、わざわざ新居にエサをあさりに来なくても、
すぐ巣の近くで、簡単にエサにありつけるようにと、
巣のま近に、毎日、パンクズを置き始めたのである。



夫が与えるパンクズに群がる蟻たち

その効果は絶大で、
蟻は、すぐ巣のま近で、簡単にエサにありつけるので、
家の中まで、やってくる必要がなくなった。


しかし、
これって、アリ駆除ではなく、アリ飼育ではないのか

居心地が良く、近辺の蟻が噂を聞きつけて集まり
巨大蟻王国を、新居の廻りに設立するのではないか。

果たして、
夫考案の
蟻との平和的共存?平和的蟻駆除は、
成功するでしょうか。









コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする