七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

階段を上ると貫だった! その後

2008年08月30日 | 一人で建てる木組みの家のインテリア家具編
 「階段を上ると貫だった

まったく、もう~ 
ロフトの貫は、相変わらずやっかい物である。 

まん中に2本 
ズトーンと通った太い貫が、
狭いロフトを、3分割し、使いづらいことこのうえない。 


夫は、ロフトを書庫にするつもりらしいが、
あの膨大な本を、どんな風に片付けるのか 

ロフトは、天井が低いし、貫が邪魔するし、
現在使用中の本箱を置くことができない。

おまけに、転居以来5年間ずっーと、
ダンボールに入ったまま、
古家の押入れ1間分全部を占領している本もある。


「どうせ、夜は疲れ果てて、本なんか読まへんから、
 この際、思いきって捨てたら、すっきりするで。」

と勧めるのであるが。


本を捨てることを拒否し、本に固執する夫である。


妻より、本を捨てるように強要された夫は、
窮地から逃れるべく、
なんとしてでも、沢山の本を収納する棚を考えました。

やっかいモノの貫、
どうせ邪魔しているのなら、そのまま本棚に利用してしまえ
という、
”ヤケクソ案” とでもいいましょうか。



貫を利用して、背中合わせに本を収納できる本棚を作り始めました。




こうすれば、家の構造がもっと強固になると、
「馬鹿とハサミは使いよう」とでも言いましょうか。




さらに、西妻側の3つの窓の、上にも下にも、本棚を作るつもりです。




窓下の本棚完成です。




かなりの量の本が収納できる本棚が出来上がり。








「私の小説は捨ててもいいし」と、

本廃棄論者の妻には、
本棚を使う権利がないので、


アルバムを運んでいたら、

懐かしい  ものを、見つけました。 


夫が描いた 赤ちゃんだった頃の息子の寝顔のスケッチやら 




8歳の時息子の描いた お母さんの顔やら 




子育て真っ最中の頃の様子を、夫が彫った版画やら 


額は、七曜工房作 ケヤキ材 漆塗り 



額に入れて、飾ったら、
階段ギャラリー風に。 






何でも大切に残す夫案も
まんざら 捨てたものではありません。







「なぜ、ロフトに、貫があるのか?」

その理由は、

2008年6月6日 「一人で建てる木組みの家」

2007年9月27日の「一人で建てる木組みの家をごらんください。





コメント (2)
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