島暮らしには、色々なことを教えてくれる“名人”がいます。
みかん作り、野菜作り、加工品作り、海のこと、などなど・
魚釣りの好きな夫は、
"釣り名人"を見つけては、伝授してもらおうと熱心です。
そんな中、元船乗りのAさんは、
季節毎に、なにかと声を掛けては、海遊びに夫を誘ってくれます。
「わしゃあー、船にズッーと乗っとたから、船釣りはもうええんじゃあ」 と、
海草採り、岩場のサザエ採り、魚釣りに・・・
地元民のみぞ知る、穴場へと
70歳は過ぎているAさんですが、実に活動的で、寒さ知らず
厳冬の真夜中、「今晩はサザエが一杯とれるんじゃ」
と夫を誘ってくれたこともありました。
真っ暗な中、グングンと、足場の悪い岩場を歩いていくAさん、
「あっ、危ないで」と注意する夫の方が、
岩につまづき、よろけて危なかったとか {
そんなAさんが、春頃
「もう、脚が痛いから、投網はやらんから、網をやる」と。
そして、投網の投げ方や広げ方も伝授してくれました。
モタモタしている夫より、はるかに、手際よく、パアッ~と網を広げるので、
「Aさん、まだまだやれるで。投網返そうか」と言っても
「いや、要らん。持ってたら、やりとうなるから」
と、固い決心の様子。
しかし、なぜかAさん
夏頃、真新しい投網を持って、
「投網、一緒にやろう」と誘いにきてくれました。
なんでも、遊びに来た孫が
「大きい目をした魚が食べたい」 と言ったらしく、
どうも、この魚はメバルらしいのですが、
可愛いお孫さんの願いを叶えようと、投網を再開した様子
夫が、モタモタと、1回、かろうじて丸く、網を広げる間に、
次々と、5回程も、威勢よく、大きく網を広げるAさん
夫曰く
「本当に脚が痛いのかなあ~?」
「『もう投網はヤラン』 まだまだやれるで」
10月の大潮の今、
「投網、やってくるわ。おかずは、アジフライやな」と、
張り切って、出かけた夫です。
一緒に出かけたハナも、「魚が釣れたかな」と、時々、かごを覗く。
いくら待っても、魚がかかってこないので、諦めて、ウロウロ?
せっぇいのお~ 今度こそ 」
おっ うまく、大きく広がったぞ~
かかったかも
ハナも期待して、楽しみに待つ
釣果は
ちっぽけな ちっぽけな アジが4匹
おかずは、超ベジタリアン風になり、
ナスビの煮浸し(一応アジ入り) ゴーヤチャンブル 梅干し入りヒジキご飯
常備食も、ナスビの梅漬けに、ゴーヤの佃煮
一方、Aさんは、
「ありゃあ~、かかってしもうたわ。こりゃあ、いかん」
だったそうです。
初めに1回投げただけで、沢山のアジがかかってしまい、
細かい網目に頭を突っ込んだアジをはずすのに、手間どったのです。
こうなると、もう投網をする楽しみはなくなるそうです。
オマケに、奥さんのHちゃんからは、
「こんな沢山の魚、誰がさばくの!!」と、怒られるとか
Hちゃんの作った、アジの干物、絶品です。
みかん作り、野菜作り、加工品作り、海のこと、などなど・
魚釣りの好きな夫は、
"釣り名人"を見つけては、伝授してもらおうと熱心です。
そんな中、元船乗りのAさんは、
季節毎に、なにかと声を掛けては、海遊びに夫を誘ってくれます。
「わしゃあー、船にズッーと乗っとたから、船釣りはもうええんじゃあ」 と、
海草採り、岩場のサザエ採り、魚釣りに・・・
地元民のみぞ知る、穴場へと
70歳は過ぎているAさんですが、実に活動的で、寒さ知らず
厳冬の真夜中、「今晩はサザエが一杯とれるんじゃ」
と夫を誘ってくれたこともありました。
真っ暗な中、グングンと、足場の悪い岩場を歩いていくAさん、
「あっ、危ないで」と注意する夫の方が、
岩につまづき、よろけて危なかったとか {
そんなAさんが、春頃
「もう、脚が痛いから、投網はやらんから、網をやる」と。
そして、投網の投げ方や広げ方も伝授してくれました。
モタモタしている夫より、はるかに、手際よく、パアッ~と網を広げるので、
「Aさん、まだまだやれるで。投網返そうか」と言っても
「いや、要らん。持ってたら、やりとうなるから」
と、固い決心の様子。
しかし、なぜかAさん
夏頃、真新しい投網を持って、
「投網、一緒にやろう」と誘いにきてくれました。
なんでも、遊びに来た孫が
「大きい目をした魚が食べたい」 と言ったらしく、
どうも、この魚はメバルらしいのですが、
可愛いお孫さんの願いを叶えようと、投網を再開した様子
夫が、モタモタと、1回、かろうじて丸く、網を広げる間に、
次々と、5回程も、威勢よく、大きく網を広げるAさん
夫曰く
「本当に脚が痛いのかなあ~?」
「『もう投網はヤラン』 まだまだやれるで」
10月の大潮の今、
「投網、やってくるわ。おかずは、アジフライやな」と、
張り切って、出かけた夫です。
一緒に出かけたハナも、「魚が釣れたかな」と、時々、かごを覗く。
いくら待っても、魚がかかってこないので、諦めて、ウロウロ?
せっぇいのお~ 今度こそ 」
おっ うまく、大きく広がったぞ~
かかったかも
ハナも期待して、楽しみに待つ
釣果は
ちっぽけな ちっぽけな アジが4匹
おかずは、超ベジタリアン風になり、
ナスビの煮浸し(一応アジ入り) ゴーヤチャンブル 梅干し入りヒジキご飯
常備食も、ナスビの梅漬けに、ゴーヤの佃煮
一方、Aさんは、
「ありゃあ~、かかってしもうたわ。こりゃあ、いかん」
だったそうです。
初めに1回投げただけで、沢山のアジがかかってしまい、
細かい網目に頭を突っ込んだアジをはずすのに、手間どったのです。
こうなると、もう投網をする楽しみはなくなるそうです。
オマケに、奥さんのHちゃんからは、
「こんな沢山の魚、誰がさばくの!!」と、怒られるとか
Hちゃんの作った、アジの干物、絶品です。