フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

フィリピン大学って+新しいメイド

2013年06月29日 02時08分50秒 | フィリピン生活事情




既に書きましたが、桃ちゃんは毎週火曜日、木曜日はフィリピン大学で水泳を習っています。






水泳は午後4時からで、
学校が終わるのが午後2時半なので一旦帰宅する時間はなく
直接、フィリピン大学のプールに行きます。

すると・・何故か大渋滞で、道路を歩く学生の行列!!!










フィリピン人はお祭り好きですが、フィリピン大学の人達も大騒ぎが好き(と思う)。
どうもクラブへの勧誘をしているよう。

テントでクラブ勧誘している人達はわかるんですが、
この行列はどういう事なんでしょうね。











今日の午後、アテネオ大学の前にある学生が多く集まる書店やレストランが入っているビルにある銀行に行き、
そのビルの公衆トイレに行くと

一瞬 (ここはフィリピン?) とびっくり。

トイレはきれいで、トイレットペーパーもきちんとついており、
利用している人達はアメリカン・アクセントの(全くタガログ語を交えない)英語を話す学生達。

フィリピン大学とアテネオ大学はほぼ隣接していますが、
学んでいる学生は対照的。













(帰宅後、クマとリラックスする桃ちゃん)

アテネオ大学はこういう学生を卒業させたいと言う理念がはっきりしており、
先生やガイダンスの先生もその線に沿って学生の指導をしてくれます。
学生が自分はこれで良いから放っておいて、と言っても大学は放っておきません。
特に素行、モラルはうるさいようです。

フィリピン大学は勝手にしてスタイル。
自分で決めて、自分で実行し、先生に頼りたかったら頼ればいいし、
頼らないのも良し。
ただ先生が頼られるのが好きな人なら頼るのが上手な学生は得。
と言うか、この先生はそっとして欲しいとか、そういうのを察知出来る学生が一番得。
そして国立なので話す言語はフィリピン語です。

私はフィリピン語は嫌いじゃないんですが、
今、一般の人達が話しているタガログ語は好きじゃありません。

前に主人や友達がタガログ語のみで話しているのを聞いていたんですが、
もう20年くらい前でまだ私も内容がきちんと理解出来たわけではありませんが、
会話の内容は

やってあげるのと、やらされるのと、やった振りをするのと、嫌々やるけど達成するなど結果は同じだけど、その課程が違ったら、自分にとっては何が変わってくるか・・みたいな内容でした。

フィリピン大学の学生がこう、とは人数が多いので言えませんが、
虎次郎の昔の友達などで私が英語で話してもタガログ語でしか返事をしない生徒などは
よく「パサワイ!」って言うのです。

「パサワイ」って言葉は彼らから学んだ言葉で、
うちの主人などは絶対に言わない言葉。

例えば

「課題のグループメンバーが何度言っても、自分たちの役割分の課題を提出してくれないので困るわ。」と言うと、
「Hay, pasaway!」

と答えが返ってきます。

ネットで意味を検索したら、
元々はタガログ語ではなく、ヴィサヤ地方、ネグロス島中心に話されるイロンゴ語から来ていて、
それが芸能人によく使われるようになった事からメトロマニラを中心に流行だした言葉だそうです。

意味は「頑固」「トラブルメーカー」「頭が固い人」「いたずらな人」で今は冗談や軽い受け答えの形で「気を引こうとしてるのね」「目立ちたがってるの?」という意味で使ったり、迷惑な行為をわざとしてる人の事を指して言ったりしてるようです。

ストリート言語・・つまりスラングのようなもの。

他にも「Kayalan nga(だけどね~!!)」とか、「dapat yon(当然すべき!)」
みたいな主語、述語、目的語などがあるきちんとした文章じゃなく
短い言葉で話す人が本当に多い。
先生でも使う人は使うんです。

英語でも子どもは「doomed」みたいな言い方しますよね。
でも大人になって話してたらちょっと恥ずかしい。

主人みたいにきちんとした文章でタガログ語を話しかけられると全く理解出来ないけれど、
あんなに短い言葉を並べたようなタガログ語って私には聞いてて良い響きじゃないです。











ところで新しいメイドさんを紹介所に探しに行きました。
この方は秘書の方。

本当は辞めたメイドさんの代わりを貰えるんですが、
紹介所の仕組みは1人目の紹介料が3500ペソ、3人までは替えられるんですが、2人目以降は700ペソのみの料金。
紹介所によっては交換料が無料だったりも。

そんなわけで2人目以降をメイド紹介所から紹介された事は殆どないです。
新規の雇い主の方が高く請求出来るわけですから、
よっぽど誰も貰い手が居ないとか、新規の雇い主がたまたま居ないか。












これがそのメイドさん。生まれつき斜視がありました。
4才の娘さんがおられるシングルマザー。
相手の方の妻子は彼女の事を知らないそうです。
その男性は船乗りらしく、マニラに寄港すると会うんですって。

世界中で離婚法がないのはフィリピンとバチカンだけらしいので、
今、フィリピンの多くの方が一体誰が本当に妻か混乱。

妻がわからないという意味ではなく、
最初の妻のみが本当の妻ですが、実際にはもう20年前に別れて何処にいるかも分からず、その後も別の女性と別の時期に2人同棲してたりし、子どもが居たりすると、最後に住んでた人が妻とも既に別れていたりもしますし、ややこしい。

離婚法がないので別れた相手の妻は生活費や養育費が貰えるチャンスもあまりなく(正式に裁判を起こせば可能だと思いますが)、
男性は責任取らなくていい、と思ってますます色々な女性と同棲していたりも。

また本当は結婚したいけど離婚法がないので婚姻届を出さずわざと同棲にしてる人もいます。










メイドの紹介所は2階なんですが、一回に洋服屋さんがあり、そこに猫が居ました♪
フィリピンにしては毛並みがいい。





****************************************************

<どうでもいい菜の花家の食卓>



ピナクベットとか、パックベットと言われているフィリピン料理。
海老の佃煮のようなバゴオンで炒めるんですが、
私は野菜は全部油通ししました。
そして後で絡めただけです。

ついにツールドフランスが始まりましたね~。
主人は来週だか、ツールドフランスを見にスイス近くのフランスに行く予定なので
フィリピン料理をせっせと作って食費を浮かせています。