公務員試験知能、教員採用試験数学解説

ある予備校講師が暇な時間に綴る小さなブログ

東京消防庁1類第2回no35(2016.8.28)

2016-09-24 08:03:06 | 数学
下の図において、点Oは円の中心、ABは円の接線、点Bは接点である。AB=8、AC=4のとき、BCの値として、最も妥当なのはどれか。接弦定理や、円周角の定理、三角形の相似、三平方の定理を使います。また、CD=12のところは、方べきの定理で求めることもできます。正解は肢4です。PVアクセスランキング にほんブログ村

東京消防庁1類第2回no34(2016.8.28)

2016-09-23 13:07:43 | 数学
円に内接する四角形ABCDにおいて、AB=8、BC=5、CD=5、∠ABC=60ºのとき、四角形ABCDの面積の値として、最も妥当なのはどれか。余弦定理を2回、面積公式を1回使います。よって、正解は肢2です。PVアクセスランキング にほんブログ村

東京消防庁1類第2回no33(2016.8.28)

2016-09-22 09:23:26 | 数学
解の配置というパターン問題です。その中でも、「2つの解がともにaより大きい(または小さい)」という種類です。この場合は、なぜそうなるのかは、ここでは省略しますが、次の3つのことを調べます。①判別式②軸③f(a)。(解と係数の関係を使ったやり方もありますが、どちらが速く解けるかというと、同じくらいです)高校の教科書や参考書には、上のような説明が載っていると思います。こんなに真面目にやらなくても答えは出ます。もう一度、上の説明の①をみてください。解の配置という問題では、ただ単に、「2つの実数解」と書いてあるときは、重解も含めて、D≧0とし、「異なる2つの実数解」と書いてあるときは、重解は含めずにD>0とするやくそくです。さて、①で、a<2、8<aとなった時点で、選択肢をみると、肢1か5しかない。肢1だとすると、a=1だから、これを代入して解くと、x=-3±√7で、解が2つとも2より小さくなってしまいます。



東京消防庁1類第2回no20(2016.8.28)

2016-09-20 08:44:03 | 資料解釈
下の表は、2010年から2014年までの養殖うなぎの全国生産量と、主要生産県4県とその他の都道府県の生産量占率をまとめたものである。この表から判断できることとして、最も妥当なのはどれか。①全国生産量の前年に対する最大の増減量は5000t以上ある。            ②主要生産県4県の生産量の合計は、すべての年で全国生産量の90%以上ある。                   ③主要生産県4県の生産量の順位はすべての年で変わらない。              ④静岡県と愛知県の生産量の合計は、すべての年で全国生産量の3分の1以上ある。     ⑤鹿児島県の生産量が最大であった年は、2010年である。                   ①2011~2012年の増減が1番大きいが、22028-17377=4651なので、5000トンも減っていない。②主要生産県4県が90%以上=その他が10%未満です。2010年が当てはまりません。③すべての年で、鹿児島、愛知、宮崎、静岡の順になっています。④3分の1は、33.3333…%です。例えば、2010年の場合、静岡と愛知を合わせても、33.2%しかありません。⑤2010年は、20500×0.4=8200。2011年は、22000×0.384=8448。(どちらも概数)よって、正解は③です。PVアクセスランキング にほんブログ村