古代ギリシアの都市ミレトスの南市場に設置されていたギリシャ様式の円柱とローマ皇帝時代のアーチが特徴的な「ミレトスの市場門」ミレトスの市場門の向かい側の床にはギリシア神話の吟遊詩人「オルペウス」の物語が描かれた「ミレトスのモザイクの床」・・・巨大な遺跡がそのまま展示されています。凄い!
「イシュタル門」は新バビロニア王国の首都バビロンの入口に存在していた門。青い釉薬レンガで覆われており神々の象徴動物(ムシュフシュ:胴体が鱗に覆われ、ヘビの頭、ライオンの前足、鷲の後足、サソリの尾を持つバビロニアの主神マルドゥクの霊獣、オーロックス:アラムの神アダドの随獣である牡牛)が描かれています、またイシュタル門の両側にある王の間の外壁ファサードやイシュタル門から続く「行列通り」の両壁にはイシュタル女神の象徴である獅子が描かれています・・・巨大な遺跡がそのまま展示されています。凄い!
シュプレー川の中州には、旧博物館・新博物館・旧国立美術館・ボーデ博物館・ペルガモン博物館の5つの博物館・美術館が集結し「博物館島」と呼ばれています。「ペルガモン博物館」は博物館島の中で最も新しい博物館。館名の由来にもなっている古代ギリシアのペルガモンから移築した「ゼウスの大祭壇(ペルガモンの大祭壇)」大祭壇の周囲のフリーズにはギリシア神話にもとづきゼウスと神々が巨人族と戦い勝利するまでの様子が描かれています・・・「ゼウス群像」「アテナ群像」・・・巨大な遺跡がそのまま展示されています。凄い!
世界最大級の美術館で世界遺産「パリのセーヌ河岸」の構成要素のひとつとなっています。映画「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台にもなったパリのルーブル美術館。エントランスの巨大なガラスのピラミッドが有名ですがピラミッド下の通路を奥に進むとシャンデリアのように美しい逆さのガラスピラミッドが地下に突き刺さっています・・・映画のラストシーンでは逆ピラミッドは女性のシンボルである聖杯を意味しマグダラのマリアが眠るとされた場所・・・巨大な美術館なので見たいテーマを決めてゆっくりと回りたいですね。
「バチカン市国」ローマ教皇が統治する世界最小国家でバチカンの国土全域がユネスコの世界遺産に登録されています。「バチカン美術館」とはバチカン宮殿内にある数多くの美術館の総称です。まるで迷路のような建物は数々の礼拝堂とギャラリーを併せ持つ世界最大級の美術館(昼間は混雑しますのでナイトツアーがおススメです)なかでも有名なのはミケランジェロのフレスコ画があるシスティーナ礼拝堂。ルネサンスの至宝とも称えられていますが残念ながら撮影禁止でした・・・でも大塚国際美術館では陶板でシスティーナ礼拝堂の天井画と祭壇画を完全再現!全てレプリカですがとにかく凄い!
「バチカン市国」ローマ教皇が統治する世界最小国家でバチカンの国土全域がユネスコの世界遺産に登録されています。「サン・ピエトロ広場」はサン・ピエトロ大聖堂の正面にある楕円形の大きな広場。広場の中央にはオベリスクと2つの噴水があり4列のドーリア式円柱(284本)が広場を囲むようにして列柱廊を作り出しています。また中央のオベリスクと噴水の間の「ベルニーニポイント」からは4列の柱が1列に重なって見えますよ・・・映画「天使と悪魔」の舞台にもなったサン・ピエトロ広場・・・天使の吐く息の方向が次の殺害現場を示すとされた「ウエスト・ポネンテ」のレリーフもお探し下さい。
「バチカン市国」ローマ教皇が統治する世界最小国家でバチカンの国土全域がユネスコの世界遺産に登録されています。「サン・ピエトロ大聖堂」はカトリックの総本山。バチカン市国の玄関口であるサンピエトロ広場の西側に面して建つキリスト教最大の建造物です。ベルニーニが手がけた中央の大天蓋(パルダッキーノ)を囲む様にクーポラを支える4本の角柱がそびえ立ち、天井の高さ・装飾の美しさ・・・美術館と間違えるほど素晴らしい建物ですね・・・二重構造になっているクーポラは眺めるだけでなく内側と外側の回廊を歩いて見学する事もできますよ!
古代エジプトでは、青はナイルの象徴・天空・水・生命の色であり、青いカバは復活再生(新しい生命の誕生)の象徴と言われ副葬品として埋葬されました。写真の青いカバは、それぞれ想い出の場所、ルーブル美術館(フランス)+バチカン美術館(バチカン市国)+ローマ・ゲルマン博物館(ドイツ)+新博物館(ドイツ)で購入し4匹となりました。想い出と共に家族が増えていくようです・・・幸せを呼ぶと言われているエジプシャンブルーが美しい青いカバ(お土産)のお話でした。
バイエルン王ルードヴィヒ1世から寄贈された5枚のステンドグラス(【洗礼者ヨハネ】荒野で悔い改めるよう説教しているヨハネ/【東方三博士】生まれたばかりのキリストを東方3博士が礼拝する場面/【十字架降架】イエス・キリストが十字架から降ろされ聖母マリアが我が子の遺体を膝の上にのせてその死を悲しむ場面/【聖霊降臨】すべての人に救いの手を差し伸べようと神が降りて来る聖霊降臨の場面/【聖ステファノの殉教】聖ステファノがキリスト教を信仰したという理由で石打ちの刑にされた場面)それぞれの中程にキリスト教の始まりの時代をテーマとした絵が描かれています・・・ひときわ鮮やかな色彩のステンドグラスです!
チェコを代表する芸術家アルフォンス・マリア・ミュシャが手がけた作品「聖キリルと聖メトディウス」絵画のように美しいミュシャのステンドグラス・・・中央の赤い服を着た少年の姿で描かれているチェコの守護聖人・聖ヴァーツラフに自然と注目が集まるよう中心部は暖色、周りは寒色を使用・・・この神秘的で絶妙な色彩のステンドグラスはただ美しいだけではなく祖国チェコのルーツを描いている作品にもなっているそうです。