ニラのような匂いがあることから、ハナニラと呼ばれていますが、春に星型の薄い水色の花をつけることから、英語では、スプリング・スターフラワーという名がつけられています。青みを帯びた白い花色が物悲しい印象を与えることにちなみ「悲しい別れ、耐える愛、愛しい人、恨み、卑劣」の花言葉が付いたと言われています。少しネガティブな花言葉ですが、毎年、お彼岸には見かける花で、これから暖かくなる春の希望の花でもあります。どこか憂いを帯びていて、儚げに映り、まるで夢の中で咲いているようです。「スプリング・スターフラワー」・・・悲しい別れではなく、大切な想い出として「愛しい人」がピッタリですね!
昔から安産の神とし「はら帯天神」「わら天神」で愛されている神社ですが、正式には敷地神社と言います。祭神のコノハナサクヤヒメは北山天神丘に古代から祭られていましたが、金閣寺造営のために今の土地に移されました。御祭主神の木華開耶姫命が安産だったために、安産祈願・授子祈願の神社として知られ多くの参拝者が訪れています。安産祈願のお守りの中に入っている、藁でできた護符に節があれば男の子、なければ女の子という言い伝えがあります。