一週間目の夜(その3) 2007-06-05 22:39:07 | 1.一週間目の夜 「服を脱ぎなさいって言ってるんだよ」 あまりにも唐突で耳を疑っている僕に、Y美はもう一度、浴びせた。ほんとに僕が反省しているのなら、態度で示せというわけだ。定規で自分の手のひらを叩きながら、Y美はじっと僕を見つめている。うなだれて動かない僕は、そこに居るだけで苛立ちを覚えさせる不快な物体なのかもしれなかった。 「早く服を脱いでパンツ一枚になりなさい」 何度か押し問答をした挙句、僕はシャツを脱い . . . 本文を読む