奈良散策 第21弾
27日の午後、大和郡山市の西側にある矢田寺に行ってみました。佐保川や畑の鳥見に飽きて、ちょっと林を探してみようと思ったからです。でも、この日は時間がそれほどなかったので、単に偵察のつもりで行きました。


車で行くと、駐車場があり、その先はこんなに細い道で通行止めになっていました。駐車場で車を置き、後は歩いていきました。歩くとすぐに山門が見えてきました。


山門を越えると、階段が続き、それを登ると本堂が見えてきました。


本堂でお参りをしました。矢田寺はあじさい寺とも呼ばれ、アジサイの花が咲くころは人出が多いのですが、今頃はほとんど参拝客はいません。

本堂の裏山をめぐる霊場巡りというのがあるようです。それで、山の方に行ってみました。



しばらくは車が通ることのできる道を歩いていくと、霊場巡りの看板の上でルリビタキが止まっていました。羽に青い部分があるので、たぶん、若い雄でしょう。かなり人懐っこくて、近づいても逃げません。



看板から降りてきたので、じっくり写真を撮りました。ルリビも久しぶりです。


こちらは御影堂です。


ここからは「へんろみち」と書かれた標識に従っていくのですが、こんな山道になります。

これは不動明王。

しばらく登ると見晴らし台に着きました。ここからは大和郡山市が一望に眺められます。

これは平安初期にこの寺にいた満米上人を祭ったものだそうです。


お遍路の道の終わりはこんな柵になっていました。実は入り口にも柵があったのですが、これはお遍路の道をイノシシから守るために作られているものだとばかり思っていました。でも、どうやらお遍路の道は柵の外側にあったようです。お遍路の道を歩いている間、参拝客には一人も出会えませんでした。あまり鳥の声は聴かれなかったのですが、途中でヤマドリらしい2羽がいました。今度はじっくり撮影に行きたいと思います。