奈良散策 第217弾
9月16日朝の散歩のときに撮った写真を出す前に、9月13日マンションの廊下で見つけたサシガメから出すことにします。
初め、ヨコヅナサシガメかなと思ったのですが、どうも感じが違います。後で「日本原色カメムシ図鑑」を見たのですが、出ていません。仕方なく、ネットで探してみたら、似たような種が見つかりました。どうやら中国で記載されたYolinus albopustulatus China, 1940のようで、和名はアトジロサシガメとなったようです。カメムシ研究会のページにも載っていました。石川忠ほか、「日本で発見されたアトジロサシガメ(新称)」、Rostria : Transactions of the Hemipterological Society of Japan (59), 63 (2016)に詳細が載っているようですが、残念ながらダウンロードできないので、よく分かりません。たぶん、外来種だと思われます。
ここからは9月16日朝の散歩のときに撮った写真です。これはイチモンジセセリ。
それからハグロトンボ。
長細い感じがするのですが、ワレモコウなのかなぁ。
翅がだいぶ傷んだショウジョウトンボ。
田んぼの脇に生えていました。葉の縁が白く縁取られるというところから、タイヌビエかなと思ったのですが、どうだか分かりません。
最近、モズがうるさく鳴くようになりました。「モズの高鳴き75日 」といって、高鳴きから75日したら霜が降りると言われています。そういえば、あれだけたくさんいたコフキトンボの姿をほとんど見なくなりました。
養魚池に生えていたヒシにやっと花が咲き始めました。と思って喜んでいたら、次に行ったときには養魚池の清掃でヒシは全部取り除かれていました。
これはママコノシリヌグイ。この日もNIKON P950という高倍率ズームを持っていたのですが、それに1mのクローズアップレンズを取り付け、最大0.5倍の接写にして撮った写真です。まあまあ撮れます。
この日は虫が結構いました。これはキマダラセセリ。
ヒガンバナがいっぱい咲き始めました。
これはカナムグラ。朝早かったからか、花はほとんど開いていませんでした。
最後はイチモンジセセリ。もう少し写真を撮ったのですが、くたびれたので次回に回します。