奈良散策 第1198弾
前回の続きで、4月29日に金魚池周辺で撮った植物と虫です。

これはミズハコベ。


これはヒエガエリかなぁ。


それに、ハリコウガイゼキショウ。


これはコメツブツメクサではなく、コメツブウマゴヤシの方だと思います。


これはセイタカハハコグサ。

ノボロギク。


これはナギナタガヤっぽいのですが、違うのかな。

そこにヒメジュウジナガカメムシがいました。


畑にはジャガイモの花が咲いていました。


これはGoogleレンズで調べました。トリトニアという候補名が出ていました。調べてみると、アヤメ科のヒメトウショウブ属 Tritoniaということみたいです。



さて、問題のギシギシです。ギシギシか、ナガバギシギシかでいつも迷ってしまいます。

この日は花被内片を撮ってきて、実体顕微鏡で調べてみました。長田武正著、「日本帰化植物図鑑」によると、花被内片が三角状卵形で、先がやや尖り、ヘリに浅い鋸歯があるのがギシギシ、ほぼ円形、先が丸く、ヘリに鋸歯がないのがナガバギシギシだそうです。また、ナガバギシギシは茎や菓穂が紅染することが多いとのことです。これはおそらく、ナガバギシギシの方だと思われます。


これはオオジシバリ。

それに、また、ヒメジュウジナガカメムシでした。