奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

大和郡山の植物と虫7

2024-07-01 20:29:17 | 奈良散策
奈良散策 第1198弾


前回の続きで、4月29日に金魚池周辺で撮った植物と虫です。



これはミズハコベ





これはヒエガエリかなぁ。





それに、ハリコウガイゼキショウ





これはコメツブツメクサではなく、コメツブウマゴヤシの方だと思います。





これはセイタカハハコグサ



ノボロギク





これはナギナタガヤっぽいのですが、違うのかな。



そこにヒメジュウジナガカメムシがいました。





畑にはジャガイモの花が咲いていました。





これはGoogleレンズで調べました。トリトニアという候補名が出ていました。調べてみると、アヤメ科のヒメトウショウブ属 Tritoniaということみたいです。







さて、問題のギシギシです。ギシギシか、ナガバギシギシかでいつも迷ってしまいます。



この日は花被内片を撮ってきて、実体顕微鏡で調べてみました。長田武正著、「日本帰化植物図鑑」によると、花被内片が三角状卵形で、先がやや尖り、ヘリに浅い鋸歯があるのがギシギシ、ほぼ円形、先が丸く、ヘリに鋸歯がないのがナガバギシギシだそうです。また、ナガバギシギシは茎や菓穂が紅染することが多いとのことです。これはおそらく、ナガバギシギシの方だと思われます。





これはオオジシバリ



それに、また、ヒメジュウジナガカメムシでした。

大和郡山の植物と虫6

2024-07-01 19:37:53 | 奈良散策
奈良散策 第1197弾


4月中旬から家の周りを中心に大和郡山市の植物調べを始めました。歩きながら、気の付いた植物の名前を書いていくだけなのですが、写真もいっぱい撮るので、いつものブログに出す写真とは別に保存していました。でも、何をいつ撮ったのかさっぱり分からなくなってしまいました。それで、だいぶ前の写真になるのですが、植物の写真も、また、そのときに撮った虫の写真もブログに出しておくことにします。今日は4月29日に金魚池周辺で撮った写真です。



最初は羽化したてのシオカラトンボです。





これはおそらくイモカタバミという園芸種が逸出したものでしょう。



これもシオカラトンボ



若いつぼみは細長いのですが、花後はつぼ型になっているので、アレチノギクではないかと思います。







これはスイカズラ。つぼみも撮っておきました。



チョウを捕獲しているクモはオニグモかなと思いました。





ミカン類は種類が多いので、どうやって見分けたらよいのかよく分かりません。



これはオオジシバリ





そして、ニガイチゴ



植物を撮っていると、虫もよく目につきますね。これはホソヘリカメムシ





オオジシバリは結構いっぱい咲いていました。



これはムラサキツユクサ





それにマツバゼリ





これはシュロガヤツリ。これもおそらく栽培種が逸出したものでしょう。





最後はノボロギク。続きは次に回します。