奈良散策 第1204弾
6月22日の早朝散歩は佐保川近くの田んぼの周りで植物探しをしました。ついでに虫や鳥も撮りました。
出かけてすぐにゴイサギを見つけました。たぶん、金魚を狙っているのでしょう。最近、よく見かけますね。
アズマツメクサだと思っている植物ですが、最近の雨ですっかり水に浸かっています。
これはコニシキソウ。
最近、セリがあちこちに咲いています。採取したらよいのですが、間違っていたら怖いので、まだ食べていません。
これはたぶん、アレチギシギシだと思います。
葉の底部がかなり広がっているのもありますが、葉の表面に短毛が生えているので、たぶん、ノチドメだと思います。
果柄がかなり長いので、迷ったのですが、ほかに該当するものがないので、たぶん、イヌガラシだと思います。
これはアオモンイトトンボ。
それから、シオカラトンボ。
この花はヤブマメだと思われます。
朝早いとベニシジミはみなこんな格好で止まっています。
これはたぶん、クサネム。
大きな毛虫がいました。Googleレンズで調べると、ヤガ科のホソバセダカモクメが候補に出てきました。以前に撮った写真や「蛾類幼虫図鑑」を見てみたのですが、間違いなさそうです。図鑑によると、食草はノゲシ、アキノノゲシ、チシャだそうです。この写真の植物はたぶん、アキノノゲシかな。
これは間違いなくスカシタゴボウですね。
変わった形の葉があったので写真を撮りました。これもGoogleレンズで調べると、スズメウリのようです。
最後はクルマバザクロソウだろうと思います。まだ、続きがあるのですが、次回に回します。
雑談1)大和郡山市で植物を調べ始めたのですが、6月7日現在で421種になりました。これまでは野草を中心にして、それに、栽培種が逸出したものや植栽を記録していたのですが、歩いていてこの植物は何だろうと思ったときに、それが載っているリストなり図鑑なりであった方がよいなと思って、街路樹や目についた栽培種、作物なども入れようか思っています。そうすると種類数はもう少し増えるだろうと思います。これから、イネ科、カヤツリグサ科、シダを頑張っても、最後はコケ、キノコ、地衣類あたりが残ってくると思います。これがどこまでできるかが今後の課題です。
雑談2)植物調べと並行して、奈良市にある率川神社、率川阿波神社、漢國神社について書かれた古文書を調べていたのですが、奈良時代から現代まで120本の書物や論文を集めることができました。これらを活字化しようと頑張ってきました。活字化すると一括して検索ができるので、ちょっとした解析ができるようになります。活字化した資料にコメントを入れ、さらに、解析をした結果と私なりの考えを入れた資料集のようなものがだいたいできあがりました。これから製本してみようと思っていますが、A5版で全部で430頁にもなりました。