奈良散策 第1222弾
7月15日は大和郡山市にある郡山八幡神社に加えて、近くの薬園八幡神社でも夕方から夏祭りが開かれます。ただ、この日は夕方以降、雨の予報でした。それで、雨で行けないかもしれないというので、午前中に下見に行って、夏祭り気分を味わうことにしました。
薬園八幡神社の入り口です。夏祭りの準備で提灯が飾られていました。
夏祭りは午後7時からで、氏子・崇敬者の方には御神楽を奉納し、撤饌が授与されると書かれています。
境内にはテントが張られ、準備がされていました。ここで夜店が開かれるようです。
薬園八幡神社は奈良時代に東大寺の守護神として手向山八幡宮に、宇佐八幡宮から八幡大神を勧請したときに、途中の薬草園で分霊したことに由来する古い神社です。境内には薬草園があるので見ていきました。これはヤブミョウガ。
これはキキョウ。
もう花がほとんど終わっていますが、オーストラリアンローズマリーです。
これはハッカです。長田武正著、「日本帰化植物圖鑑」に載っている検索表で調べてみると、花輪が離れていないこと、全体に毛が密生していることなどから、ナガバハッカではないかと思いました。
これはアゼナかな。
拝殿の横にはお守りなどを売るところが設けられていました。
こちらは拝殿。
その前には神楽所がありました。夏祭りではここで御神楽の奉納があります。
境内にある太い木はイチョウです。その横にある細い木がカリンです。
カリンには実がいっぱいなっていました。