奈良散策 第1211弾
7月7日、カサブランカを見に、大和郡山市にある松尾寺に行きました。そのときに撮った写真の続きです。
カサブランカにもいろいろな品種があるみたいです。ラベルが置かれているので、調べてみると5種類ほどありました。これはレッドカサブランカ。
境内にギボウシがあって、以前から気になっていたのですが、この日は花が咲いていました。「図説 植物検索ハンドブック」を見ると、葉の基部が心形になるのはオオバギボウシだそうです。従って、これはオオバギボウシということになります。花を見ないでもよかったのですね。
ギボウシの隣にありました。これはコマツナギ。
これはハシゴシダか、コハシゴシダかというところですが、羽片の最初の上向き裂片が完全に切れているとコハシゴシダ、深裂だとハシゴシダのようです。本当は最下羽片を見ないといけなかったのですが、この写真でもかなり切れているので、おそらくコハシゴシダだと思います。
もう一度、カサブランカを撮ってみました。これはスーパーレッドカサブランカ。
そして、アプリコットカサブランカ。
これはピンクカサブランカ。
境内に大きな木が生えていたので撮ったのですが、葉だけだと名前は分かりませんでした。
そろそろ帰ろうと思って、本堂の前を通りました。
今年は辰年だからか、絵馬には立派な龍の姿が描かれていました。
階段を下りる途中で撮りました。これはミツバの花。
この変わった形の葉をもった植物はムラサキニガナです。
翅の基部が黒いので、おそらくオオシオカラトンボだと思います。
胞子嚢群(ソーラス)がこんな形なので、おそらくシケシダだと思います。
これもオオシオカラトンボ。
葉に変わった模様があったので撮ったのですが、図鑑を見ても出ていません。羽片の形からフモトシダではないかと思いました。
これはスジアカハシリグモ。
そして、最後はコチャバネセセリでした。