水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

たまきちのアーサー王

2016-11-09 | 月組
たまきち(珠城りょう)のプレお披露目「アーサー王伝説」行ってきました。
今日大楽でしたね、おめでとうございます。

面白い作品でしたし、曲も良かったし、たまきち以下、月組生はすっごい頑張ってて良かったんですが
石田っち~の脚本・演出は気に入りませんでした
元のフランス版の脚本を踏襲しただけかもしれませんけど


立場が人を作る、とは良く言ったもので、たまきちがすごく成長したな、と思いました(何様
整ってはいるけど、ちょっと地味な顔立ち(失礼
まさおくん(龍真咲)のようなキラキラ感も無いし、正直あまり魅力を感じたことは無かったのですが(重ね重ね失礼
カッコ良くなったなと思います。痩せたのか、お化粧が少し変わったのかわかりませんが。
「グランドホテル」のポスターを見た時、そう思いました(娘には不評でしたけど
大劇場のポスター撮りの時って、メイクさんが付くみたいですから、参考になることがあったのかもしれませんね。

ちょっとね、みっちゃん(北翔海莉)を思い出しました
だって、みっちゃんも別に不細工ってわけじゃなくて、土台はイイと思うんですよ(すみませ~ん
みっちゃんに限らず、タカラジェンヌは基本的には美人。
ただ下級生の時は男役も娘役も、みんなお化粧が下手
なので特に超下級生で抜擢されることも多い娘役は、“ブス!”って叩かれることも多いですよね
けれどそこから、どんどん腕を上げて、洗練されていって綺麗になっていくわけです。
そしてそれは男役も同じじゃないでしょうか。

しーらん(壱城あずさ)が「スカイ・ステージ・トーク Dream Time」の中で話してました。
研2くらいの時、カッコイイ上級生に、なにもかもかなわないけど、お化粧だったら練習すれば、
すぐ上手くなるんじゃないかと思って研究した、と。

それに対して、以前みっちゃんがどこかで話してたことがありました。宝塚で嫌いなことは“お化粧だ”って
もうみっちゃ~ん、てばって思いましたよ~
みっちゃんに足りないのは、それだけだからお願いだからお化粧頑張って、って


たまきちに話を戻すと、歌も凄く良くなったと思います。
前は下手ではないし声量もあるけど、声にツヤがなくて、つまらん歌だなって思ってたんですよね
でも、今回はツヤのあるイイ歌声になってきたな、って思いました。
フレンチ・ミュージカルで、難しい曲も多かったみたいですから、相当頑張って努力したんでしょうね。

アーサー王は若者の成長物語で、たまきちにリンクする役だったところも良かったと思います。
それほど繊細なお芝居は求められない役でしたし
次のお披露目公演「グランドホテル」で、どんなお芝居を見せてくれるか、期待したいですね
コメント
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