水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

「ひかりふる路/SUPER VOYAGER!」

2017-11-15 | 雪組
雪組公演行ってきました

「ひかりふる路」
これ、チョー寝不足で観たらアカンやつでした
もう1回観たら、しっくり腑に落ちるのかしらね~、お芝居自体もこなれて落ち着いてくるでしょうし。
ワイルドホーン氏の音楽が素晴らしくて、セットや衣装も凝ってて凄く良かったので
それに引っ張られて全体が盛り上がってる感じなので、決して駄作では無く見応え聴きごたえがあります
次に観たら、脚本のアラが見えてくるのかもしれませんけど

ただ観てるこちらの、知識も理解力も全然足りてない、ってことに気付かされました
フランス革命は「ベルばら」「スカピン」「1789」初め、度々取り上げられてる題材ですが、
知っているのはごく一部、穴とか、抜けとかが沢山あります。そう言えば、星の「ナポレオン」は見てなかったし

で、はっちさん(夏美よう)タレーランの台詞にハッとさせられました。だいぶあやふやですが
“(これでフランスは)全ヨーロッパを敵に回した”“(彼らには)現実が見えていない”“(革命を)どう終わらせるかが難しい”みたいな。

日本は島国で、他国に侵略された歴史がほとんど無く、第二次大戦で敗けて米国に一時占領された以外は
植民地になったこともないので、そこまで頭がまわらなかったんですが、ヨーロッパは地続きなんですよね
隣国で内乱や革命が起きたら、自国への波及も心配するでしょうが、あわよくば切り取って併合してやろうと考えるのは当然ですよね。
王室同士の遠戚関係も多いですし。

革命も戦争も始めるのは簡単、でも終わらせるのが難しい。
いかに終わらせるかのプランが描けない人間が、国の中心にいると国民は不幸ですね


次回は来月なので、しばらく空きます。お芝居がどう進化しているか、楽しみにしています



ショーは文句なく、楽しいです
野口くん、いろいろぶっ込んで来たわ~
だいもん(望海風斗)初め雪組生に対する愛が溢れてて、感謝です
プロローグの衣装も素敵だったし

幕開きの衣装って、大事ですよね。そのショー全体の印象を左右しかねない。
宙組の「クラシカルビジュー」は、凄く好きなショーでしたが、幕開きの娘役さんの衣装だけ、イマイチ気に入らなくて
なんかミツバチが花粉団子をくっつけてるのを思い出してしまって一度そう思うと頭から離れないんですよね

あと、チギ太くん(早霧せいな)のお披露目のショーは、プロローグの衣装がホントに残念すぎで
素敵で好きな場面も沢山あったのに、なんだかパッとしないイメージが残ってしまって残念でした。
力入ってるのかもしれませんが、ヘンチクリンな衣装にするくないなら、綺麗系の無難な衣装の方がマシかな~
コメント
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